中国地方の出生率、4県で低下 鳥取は上昇、全国3位に 中国 鳥取 岡山 島根 広島 6月2日 厚生労働省が2日発表した2022年の人口動態統計によると、中国5県の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数)は鳥取を除きすべて低下した。5県とも過去最低となった全国の1.26は上回った。 鳥取は1.60と前年から0.09ポイント上昇し、沖縄、宮崎につづき全国3位となった。「10年に『子育て王国建国』を掲げて以降、小児医療費助成の対象拡大や中山間地域を対象とした保育料無償化モデル事業など 中国地方の出生率、4県で低下 鳥取は上昇、全国3位に
中国地方で中元商戦 シェフ来場や広島サミット商品PR 中国 広島 岡山 島根 鳥取 6月2日 中国地方の百貨店で中元商戦が始まった。今年は新型コロナウイルスの5類移行に伴い、ギフトを手掛けたシェフが特設会場に自ら足を運んで商品をPRするなどの新たな試みも登場した。広島県の百貨店は主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)ゆかりの商品PRに力を入れる。 「自分がどんな思いで作ったのか伝えたい。文章で説明を読んでもらうのとは違う」。天満屋の岡山本店(岡山市)が1日に立ち上げた特設会場で、ホテルリ 中国地方で中元商戦 シェフ来場や広島サミット商品PR
「九州MaaS」24年夏に開始へ 九州地域戦略会議 九州・沖縄 沖縄 福岡 5月31日 九州地方知事会と経済団体でつくる九州地域戦略会議は31日に沖縄県名護市内で会合を開き、「観光・デジタル共創KYUSHU宣言」を発表した。デジタル化と観光戦略を官民一体で進めるほか、県境を越えて鉄道やバスなどを組み合わせて交通利便性向上を図る「九州MaaS」について、2024年夏のサービス開始を目指して検討を進めることで合意した。 同会議終了後の記者会見で、九州経済連合会の会長も務める倉富純男・共 「九州MaaS」24年夏に開始へ 九州地域戦略会議
中国地方の4月求人倍率1.52倍 4カ月連続低下 中国 広島 岡山 鳥取 島根 5月30日 厚生労働省が30日発表した4月の中国地方の有効求人倍率(季節調整値)は1.52倍と前月比0.03ポイント低下した。広島が1.55倍で前月比横ばいだったほかは、残り4県はすべて低下した。低下は4カ月連続。 最も下落幅が大きかったのは岡山で、0.06ポイント低下の1.51倍。有効求人数(季節調整値)は2.9%減少した。新規求人数(原数値)が前年同月比で5.8%減と2カ月連続で前年を割り込んだ。建設業 中国地方の4月求人倍率1.52倍 4カ月連続低下
星野リゾート参加の観光活性化計画 山口県下関市で始動 新型コロナ インバウンド 長野 中国 サービス・食品 5月30日 山口県下関市や星野リゾート(長野県軽井沢町)など、官民が観光を軸にして取り組む同市沿岸部「あるかぽーと・唐戸エリア」の活性化推進へ向けた体制が固まった。同市は同エリアのマスタープランに関する推進会議の初会合を開催し、企画提案を担当する組織を発足させることが決まった。推進会議には前田晋太郎市長のほか、元のプランを提案した星野リゾートの星野佳路代表も参加している。 「あるかぽーと・唐戸エリアマスター 星野リゾート参加の観光活性化計画 山口県下関市で始動
4歳児、12階から転落死か 山口県防府市のマンション 5月26日 26日午後5時半ごろ、山口県防府市八王子1の13階建てマンションの12階部分から男児(4)が転落したと母親が119番した。県警防府署や市消防本部によると、男児は1階部分の受水槽の中で沈んでいるのが見つかり、意識がない状態で病院に搬送されたが、午後7時過ぎに死亡が確認された。 受水槽は、ほぼ満水の状態で水深が3メートルほどあり、上部に穴が開いていた。署は、男児が転落した際に突き破ったとみて経緯や原 4歳児、12階から転落死か 山口県防府市のマンション
中四国に子育て支援の波 徳島大正銀行、男性育休で加点 データで読む地域再生 徳島 岡山 愛媛 広島 鳥取 島根 香川 高知 四国 中国 5月26日 従業員の子育てを積極的に後押しする企業の動きは、中四国地域でも広がっている。子育て支援が手厚い企業を厚生労働省が認定する「くるみん」の取得率では、徳島県が全国でトップ。企業の幹部自らが育休制度を周知するなど社内での育児への理解を深め、自治体も独自の認証制度などで支える。人口減が進む中四国では人材不足が課題で、子育て世代への支援に力を入れて優秀な人材の獲得をめざす。 従業員の子育て支援で先行するの 中四国に子育て支援の波 徳島大正銀行、男性育休で加点
中国地方ビアガーデン、脱コロナへ座席増 3年ぶり営業も 新型コロナ 岡山 広島 中国 サービス・食品 小売り・外食 5月26日 夏の風物詩、ビアガーデンが中国地方のホテルや百貨店で始まった。各会場では久しぶりに営業をしたり、前年より席数を増やしたりと、新型コロナウイルス対策を緩和する動きが目立つ。天満屋の本店(岡山市)では26日のオープン初日に200席の予約が入るなど、にぎわいが戻ってきた。 「コロナ禍が明けて待っていたのでうれしい。大勢で集まれずにさみしかった」。天満屋本店を初日に訪れた男性客は笑顔を見せた。市内のIT 中国地方ビアガーデン、脱コロナへ座席増 3年ぶり営業も
今治造船檜垣社長「価格転嫁が不十分」 国際海事展開幕 愛媛 四国 自動車・機械 5月25日 造船や海運などの海事関連企業が参加する国際海事展「バリシップ2023」が25日、愛媛県今治市で開幕した。今治国際ホテル(同市)で開かれた造船5社のトップによる討論会で、造船国内最大手、今治造船の檜垣幸人社長は「船価は上昇しているが、鋼材高や人手不足に対して価格転嫁が十分にできていない」と話し、インフレに伴う持続的な船価上昇の必要性を訴えた。 参加したのは今治造船、新来島どっく(今治市)、山中造船 今治造船檜垣社長「価格転嫁が不十分」 国際海事展開幕
錦帯橋、海渡った技の源 中国〜長崎ルート探る カバーストーリー 5月25日 山口県岩国市にある国指定名勝「錦帯橋」は今年、1673年(延宝元年)の創建から350年を迎える。創建翌年に流失、再建されてからは1950年のキジア台風で流されるまで280年近く不落を誇った。この技術はどこから来たのだろうか。市立博物館の岩国徴古館で学芸員や館長を務めた私は、技の「源流」を調べてきた。 錦帯橋は統治の必要性から構想された。中下級武士が住む地区と岩国藩の政治の中心である地区が幅200 錦帯橋、海渡った技の源 中国〜長崎ルート探る