聴力・歯の維持、老後にコスト 助成金や控除忘れず 医療費 老後資金 社会保険 税金 5月28日 東京都に住む58歳の男性Aさんは先日、18万円の補聴器を購入した。マスク越しの同僚の声が聞こえにくいので検査をしたところ、中等度の難聴と判明したためだ。使い始めると同僚や取引先との会話がスムーズになり、仕事も進む。ただし耐用年数は5年。「数年おきに買い替えるとなるとお金の用意が必要かな」とつぶやく。 難聴「認知症の危険因子」 年をとれば、体に様々な不具合が生じ治療を受ける。聴力や視力、歯の衰えは 聴力・歯の維持、老後にコスト 助成金や控除忘れず
社会保険、定年後も加入継続 年金の受給額増やす 人生100年の羅針盤 年金 ライフプラン 社会保険 医療費 5月27日 60歳の定年を機に仕事を辞める人は少数派になり、働き続ける人が増えた。長く働くなら厚生年金や健康保険などの社会保険に加入して働くと有利だ。保険料の支払いは発生するが、年金の受取額が増えたり、少ない負担で医療サービスを受けたりできる。ただ、制度によっては加入年齢が決まっているものもある。上限を知って働けば、その後の資金計画や家計運営に役立つ。 厚生年金は70歳まで可能 「正社員から嘱託に変わったの 社会保険、定年後も加入継続 年金の受給額増やす
マンション修繕、攻略の合鍵は 夏工事や駐車場リストラ 住まい 不動産 5月27日 東京都内の分譲マンションに住み、管理組合の役員を務めるAさん(57)は今後予定する大規模修繕工事について悩んでいる。マンションは築27年で、14年前に1回目の大規模修繕工事を実施済み。そろそろ2回目の大規模修繕が必要な時期で、費用を見積もったところ修繕積立金会計の残高を1000万円ほど上回った。「50戸余りの組合員に追加負担を求めると1戸当たり約20万円になる。理解を得られるのか」という。 分譲 マンション修繕、攻略の合鍵は 夏工事や駐車場リストラ
実家の相続、共有避ける 協議難航なら訴訟も考慮 相続 老後資金 住まい 5月21日 埼玉県在住の男性会社員Aさん(57)は現在、家の相続を巡ってきょうだいと対立している。同居していた母が2022年12月に亡くなり、家と約600万円の預金が残された。相続人はAさん、妹、弟の3人。預金は3分の1ずつ分けることで合意したが、妹と弟は家を売って代金を分けるよう求めてきた。 3年前に父が他界した際は母が預金すべてを相続した。父名義だった家はきょうだいが共有で引き継ぎ、持ち分はAさんが2分 実家の相続、共有避ける 協議難航なら訴訟も考慮
金融リテラシー、「自信過剰」こそリスク 人生100年こわくない ライフプラン 日経ヴェリタス 5月19日 今年、金融業界では金融リテラシーの向上が大きなテーマになりそうです。昨年、私も議論に参加させていただいた金融審議会の「顧客本位タスクフォース」ではいくつかのテーマが議論されましたが、そのなかには中立的アドバイザーの定義や金融教育を推進する組織の必要性などが含まれていました。今年はそうした議論を踏まえて、具体的な仕組みや組織を準備する年になるでしょう。 資産形成とトラブル回避 ところでそもそも何の 金融リテラシー、「自信過剰」こそリスク
結婚相談所・アプリ… シニアの婚活、費用を知る 家計 ライフプラン 5月14日 「離婚して10年以上たち、やはりパートナーがそばにいてくれたら身の回りの不安が減ると思いました」。東京都に住む男性会社員Aさん(64)は3月、中高年向けの結婚相談所「茜会」に入会した。新型コロナウイルスの流行でいったん婚活をストップしていたが本気で再婚を目指すという。 婚活サービス多彩に 中高年の婚活が活発になっている。結婚していない「おひとり様」の増加に加え、コロナ下で人と関わる機会が減った不 結婚相談所・アプリ… シニアの婚活、費用を知る
働く女性、がんに備え 治療費50万円超と生活費を貯蓄 医療費 生・損保 社会保険 5月12日 東京都内に住む女性会社員のAさん(40)は昨年受けた人間ドックで精密検査が必要といわれ、病院を受診したところ「乳がん」と診断された。医師から切除手術と抗がん剤治療を勧められた。近く手術を受ける予定だが、一人暮らしのAさんは「貯金が少なく、十分な備えがない」。医療費の負担や仕事への影響を気にしている。 女性が約6割 国立がん研究センターの統計では、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男性が6 働く女性、がんに備え 治療費50万円超と生活費を貯蓄
おひとり様、家を買うなら 頭金・余裕資金を厚めに確保 家計 生・損保 住宅ローン Think! 5月8日 結婚していない「おひとり様」の間で自宅を購入するケースが広がっている。老後も一人で暮らすことを想定し、家を資産として持つことで家計の安定につながるとみているためだ。ただ単身者は配偶者がいる場合に比べ収入面の余力が限られることが多い。購入する際は余裕のある資金計画を立てるとともに、病気などで働けなくなったときの備えも欠かせない。 東京都内の女性会社員Aさん(30代)は3LDKのマンションに一人で住 おひとり様、家を買うなら 頭金・余裕資金を厚めに確保
デジタル化が進む 損保各社の火災保険金請求 生・損保 5月4日 火災保険金請求のデジタル化が進んでいます。被災後に損保会社に電話連絡、損害確認や書類のやり取りを経て、請求まで2〜3週間かかっていたものが、現在は電話連絡不要、損害確認はウェブやスマートフォンを経由して写真や必要書類をアップロード、即日請求も可能というスピード感です。 自然災害の発災後は、事故連絡が損保会社に殺到するため、電話がつながりにくいもの。しかしデジタル化により、多数世帯が被災する広域災 デジタル化が進む 損保各社の火災保険金請求
退職金、4つの使い道 運用「優遇プラン」は慎重に 老後資金 投資信託 預貯金 住宅ローン Think! 4月28日 東京都に住む男性のAさん(61)は昨年、37年間勤めた会社を定年退職した。退職金のうち一部を年金の形で、残りの1000万円あまりを一時金として受け取ることにした。一時金は全額を銀行口座に振り込んでもらったところ「銀行から資産運用を熱心に勧められて、少々閉口した」と話す。 用途に応じて検討 フィデリティ投信が65〜79歳の男女を対象に実施した調査(2019年)によると、退職金の主な使い道として最も 退職金、4つの使い道 運用「優遇プラン」は慎重に