英金融監督トップにラティ氏 ロンドン証取CEO 金融最前線 英EU離脱 ヨーロッパ 6月23日 【ロンドン=篠崎健太】英財務省は22日、金融監督当局である金融行為監督機構(FCA)の長官に、英ロンドン証券取引所のニキル・ラティ最高経営責任者(CEO、40)を充てる人事を発表した。2020年秋に就任する予定だ。新型コロナウイルスや、欧州連合(EU)離脱の「移行期間」終了に向けた対応が当面の課題になる。 FCAは金融規制や金融機関の監督などを担う。3月にアンドリュー・ベイリー前長官(61)がイ 英金融監督トップにラティ氏 ロンドン証取CEO
英中銀次期総裁、新型コロナ「差し迫った課題」 新型コロナ ヨーロッパ 3月5日 【ロンドン=篠崎健太】英イングランド銀行(中央銀行)の総裁に16日に就くアンドリュー・ベイリー氏が4日、英下院財務委員会の公聴会に出席した。新型コロナウイルスの感染拡大について「最初の最も差し迫った課題になる」と語り、対応に万全を期す構えを示した。「非常に迅速な対応が必要になる」と強調し、景気の下支えへ早期の利下げを排除しない姿勢をにじませた。 金融政策に関して公の場で発言するのは、2019年1 英中銀次期総裁、新型コロナ「差し迫った課題」
ロンドン外為9時半 ユーロが横ばい圏 1.11ドル台前半 12月20日 【NQNロンドン=椎名遥香】20日午前のロンドン外国為替市場でユーロ相場は対ドルで横ばいとなっている。英国時間9時30分時点は1ユーロ=1.1110~20ドルと前日16時時点と同じだった。クリスマス休暇を控えている投資家が多く、積極的な売買は見送られている。 英ポンドは対ドルで小幅な上昇に転じている。英国時間9時30分時点は1ポンド=1 ロンドン外為9時半 ユーロが横ばい圏 1.11ドル台前半
英中銀次期総裁にベイリー氏 20年3月就任 金融最前線 英EU離脱 ヨーロッパ 12月20日 【ロンドン=篠崎健太】英政府は20日、英イングランド銀行(中央銀行)の次期総裁に、元副総裁で金融行為監督機構(FCA)長官のアンドリュー・ベイリー氏(60)を選んだと発表した。2020年3月16日に就任し、カーニー総裁(54)から金融政策のかじ取りを引き継ぐ。1月末に見込まれる英国の欧州連合(EU)離脱直後のトップ交代となり、離脱対応が最大の課題となる。 次期総裁の任期は8年間で、政府の助言に基 英中銀次期総裁にベイリー氏 20年3月就任
EU離脱どこ吹く風?盤石のロンドン為替市場 (FT) 英EU離脱 ヨーロッパ FT 9月18日 ロンドンは巨大な外国為替市場やデリバティブ(金融派生商品)市場の世界的な中心地としての役割を強め、二番手のニューヨークとの差を広げている。英国の欧州連合(EU)離脱でこれまでの圧倒的な地位が危うくなるとの懸念を打ち消す格好だ。 国際決済銀行(BIS)が3年ごとに実施している調査の最新結果で、為替と金利スワップの取引は前回調査時点から大幅に増加した。 為替取引額は1日平均で6兆6000億ドル(約7 [FT]EU離脱どこ吹く風?盤石のロンドン為替市場
FBデジタル通貨、さらに2つの規制当局が「待った」 (FT) 仮想通貨 FT 6月26日 新しいデジタル通貨を導入する米フェイスブックの計画がさらに打撃に見舞われている。25日、さらに2つの金融規制当局が同社の計画を注視していると述べたためだ。 主要国の金融当局でつくる金融安定理事会(FSB)と英国の金融行為監督機構(FCA)が、厳重な審査がない限り、フェイスブックが計画中のデジタル通貨を導入することは認めないと述べた。 フェイスブックは、瞬時かつほぼ無料での送金ができるとしている新 [FT]FBデジタル通貨、さらに2規制当局が「待った」
英中銀総裁、退任延期に前向き 「円滑なEU離脱支える」 Brexit 金融機関 ヨーロッパ 9月4日 【ロンドン=篠崎健太】英中央銀行イングランド銀行のカーニー総裁は4日の英下院財務委員会で、2019年6月末に予定する退任の先送りを前向きに検討する考えを示唆した。19年3月に控える英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり「円滑な離脱を支えるためにできることは何でもするつもりだ」と表明した。退任の延期についてハモンド財務相と協議していることも明らかにした。 インフレ報告のため出席した委員会の冒頭、退任延 英中銀総裁、退任延期に前向き 「円滑なEU離脱支える」
英中銀総裁に退任延期打診の報道 財務省は否定 Brexit ヨーロッパ 8月29日 【ロンドン=篠崎健太】28日付の英夕刊紙イブニング・スタンダードは、英政府が中央銀行イングランド銀行のカーニー総裁に対し、退任の1年延期を水面下で打診したと報じた。カーニー氏は2019年6月末で退く予定だが、同年3月末の英国の欧州連合(EU)離脱に当面対応してもらうためという。ただ人事を所管する財務省は報道を否定している。 カーニー氏はカナダ出身。カナダ中銀総裁を経て、外国籍を持つ初の総裁として 英中銀総裁に退任延期打診の報道 財務省は否定
LIBOR脱却へ半歩 代替指標が始動、浸透が課題 主要金融ニュース ヨーロッパ 北米 5月21日 【ロンドン=篠崎健太】不正操作問題に揺れたロンドン銀行間取引金利(LIBOR)からの脱却に向け、新たな指標が動き始めた。英国では4月、代替指標と目される金利の運営を中央銀行が引き継いだ。米国でも新しい金利の公表が始まった。今後はLIBORを使う膨大な取引を置き換えていく必要がある。改革には幅広い市場参加者への浸透が課題になる。 LIBORは社債や住宅ローンから金融派生商品(デリバティブ)まで、様 LIBOR脱却へ半歩 代替指標が始動、浸透が課題
サウジアラムコ上場誘致巡り事前接触 英金融当局 ヨーロッパ 中東・アフリカ 10月14日 【ロンドン=篠崎健太】世界最大の石油会社、サウジアラムコの上場誘致をめぐり、英国の金融規制を担う金融行為監督機構(FCA)が今年初めにアラムコ側と対話していたことが13日、明らかになった。FCAはロンドン証券取引所への誘致をにらみ、特別な上場区分の新設を検討すると7月に発表した。優遇措置には批判も出ており、事前接触の事実は論議を呼ぶ可能性がある。 同日公表された英下院議員宛の書簡で、FCAのアン サウジアラムコ上場誘致巡り事前接触 英金融当局