米大統領選後に浮上する韓国、北朝鮮とのシナリオ 朝鮮半島ファイル 米大統領選 峯岸 博 朝鮮半島 編集委員 11月6日 米大統領選では共和党の現職、ドナルド・トランプ大統領と民主党候補のジョー・バイデン前副大統領が大接戦を繰り広げた。「『トランプ再選』なら米朝首脳会談、『バイデン勝利』なら(北朝鮮が)大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射」――。選挙後の北朝鮮を巡るシナリオとして、専門家の間ではこんな見立てが広がっていた。 米朝の両首脳が初めて相まみえた2018年以降、会談はすでに3度を数えた。北朝鮮が核を手放さず、 米大統領選後に浮上する韓国、北朝鮮とのシナリオ
北朝鮮優先の文政権が受け継ぐ「NL系」学生運動の系譜 朝鮮半島ファイル 峯岸 博 コラム(国際) 朝鮮半島 編集委員 10月9日更新 「国民感情に火をつける『金正恩擁護』」(中央日報)、「国民の生命より北朝鮮をかばった」(韓国経済新聞)――。北朝鮮軍が黄海で韓国人を射殺した事件から約3週間がたつ。北朝鮮に対する文在寅(ムン・ジェイン)政権の煮え切らない態度に保守陣営の怒りが収まらない。 潮目が変わったのは1枚の通知文だった。 事件発生の3日後、朝鮮労働党が韓国に送った通知文を通して金正恩(キム・ジョンウン)委員長は「文大統領と 北朝鮮優先の文政権が受け継ぐ「NL系」学生運動の系譜
文政権の革新カラーが「日米韓」を塗りつぶす日 朝鮮半島ファイル 日韓対立 峯岸 博 朝鮮半島 7月3日更新 「南北先行」に流れやすい韓国政権の重しとなってきたのが米国だ。2万8500人規模の在韓米軍を抜きに韓国の安全保障は成り立たないからだ。それでも文在寅(ムン・ジェイン)政権が従来の一線を越えるかもしれないとの懸念は国内外から消えない。韓国で強まる革新カラーに「日米韓」が塗りつぶされる日は来るか。 南北関係の悪化で引責辞任した韓国統一相の後任人事が注目されている。 複数の韓国メディアは革新系与党「共 文政権の革新カラーが「日米韓」を塗りつぶす日