チャーチルに習う 胸ポケットのハンカチは手拭き用 10月19日 19世紀の英国からフランスへと広がったダンディズムとは、表面的なおしゃれとは異なる、洗練された身だしなみや教養、生活様式へのこだわりを表します。服飾評論家、出石尚三氏が、著名人の奥深いダンディズムについて考察します。 ■チャーチルのルーツは「大貴族」 私たちがその名に親しむ英国の元首相、ウィンストン・チャーチルは大貴族を先祖に持ちます。「マールバラ公爵家」がそれです。 1700年代初頭にスペインの王位継 チャーチルに習う 胸ポケットのハンカチは手拭き用
あの偉人までも BLM運動で高まる英雄像撤去の声 7月24日 米国で、かつて英雄とされた人物の銅像の撤去が相次いでいる。 バージニア州は、19世紀の南北戦争で奴隷制度を支持する南部の州として戦った。その州都リッチモンドに、モニュメント・アベニューと呼ばれる大通りがある。ここにはかつての南部軍人の像が立ち並んでいるが、今、それらが次々に倒され、撤去されている。州知事は、南軍司令官だったロバート・E・リー将軍の像の撤去を正式に発表した。 奴隷制度を支えた歴史的人 あの偉人までも BLM運動で高まる英雄像撤去の声
向かい風でこそ凧は高く上がる(一目均衡) 藤田 和明 新型コロナ 6月15日 「向かい風のときこそ、凧(たこ)は最も高くあがる」。英国の政治家、ウィンストン・チャーチルのことばだ。コロナ禍で吹き荒れる向かい風の中で市場の評価を高める企業はある。東証マザーズ上場の新興IT(情報技術)企業、HENNGE(へんげ)もその一つだ。 コロナ禍は時間や場所に縛られず働けるクラウドサービスの活用を企業に促す契機になった。しかし社員ごとに増え続けるIDの管理は深い悩みだ。これをへんげが担 向かい風でこそ凧は高く上がる(一目均衡)
危機の指導者と後継者 新型コロナ Deep Insight コラム(政治) 3月28日 「政界、一寸先は闇」は自民党の川島正次郎元副総裁の言葉とされ、小泉純一郎元首相も好んで使った。 一体、だれが今年初めに今の政治状況を予想しただろう。日本の政界どころか、世界が新型コロナウイルスの危機にさらされている。各国首脳からは「これは戦争だ」との言葉が相次ぎ、ドナルド・トランプ米大統領は自らを「戦時下の大統領」と称し、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は「第2次世界大戦以来、最大の挑戦」と呼んだ 危機の指導者と後継者
007の外しの美学 ボンド、英国紳士の装いに「遊び」 3月9日 19世紀の英国からフランスへと広がったダンディズムとは、表面的なおしゃれとは異なる、洗練された身だしなみや教養、生活様式へのこだわりを表します。服飾評論家、出石尚三氏が、著名人の奥深いダンディズムについて考察します。 映画「007」シリーズ25作目「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が11月にも公開予定です。これまでジェームズ・ボンド役を演じた俳優はショーン・コネリーからダニエル・クレイグまで数えて6人。そ 007の外しの美学 ボンド、英国紳士の装いに「遊び」
カズ・ヒロさん2度目のオスカー、世界的名匠の証し カバーストーリー 文化往来 2月10日 カズ・ヒロさんが再びオスカーを手にした。日本出身スタッフの過去の受賞者には衣装デザイン賞のワダエミ氏、石岡瑛子氏、作曲賞の坂本龍一氏らがいるが、2度目の受賞は初。真の世界的名匠と認められた証しだ。 受賞作「スキャンダル」は米国のニュース放送局、フォックスニュースで2016年に露呈したセクハラ事件の実話に基づく。人気キャスターのメーガン・ケリー氏、最高経営責任者(CEO)ロジャー・エイルズ氏、CE カズ・ヒロさん2度目のオスカー、世界的名匠の証し
カズ・ヒロさん2度目受賞 アカデミー賞のメーク部門 サービス・食品 北米 生活 2月10日 【ロサンゼルス=佐藤浩実】米映画界の祭典、第92回アカデミー賞の授賞式が9日(日本時間10日)に米ハリウッドで開かれ、メーキャップ&ヘアスタイリング賞に京都市出身のカズ・ヒロさん(50、辻一弘から改名)が選ばれた。米テレビ局で実際にあったセクハラ問題を描いた「スキャンダル(原題はBombshell)」でのメークが評価され、2度目の受賞を果たした。 カズ・ヒロさんは米国在住で、実在の人物そっくりに カズ・ヒロさん2度目受賞 アカデミー賞のメーク部門
カズ・ヒロさんが候補に 米アカデミーのメーク賞 北米 1月14日 【ロサンゼルス=共同】米映画芸術科学アカデミーは13日、第92回アカデミー賞の各賞候補を発表し、メーキャップ&ヘアスタイリング賞で映画「スキャンダル」のカズ・ヒロ(辻一弘から改名、米国在住)さん(50)が候補入りした。4回目のノミネートで、2018年には「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」で同賞を受賞している。 韓国のポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」が全編韓国語 カズ・ヒロさんが候補に 米アカデミーのメーク賞
白洲次郎 ジーンズ姿に「米国、何するものぞ」の気概 11月13日 19世紀の英国からフランスへと広がったダンディズムとは、表面的なおしゃれとは異なる、洗練された身だしなみや教養、生活様式へのこだわりを表します。服飾評論家、出石尚三氏が、著名人の奥深いダンディズムについて考察します。 英国仕込みのダンディズムを貫いた男の代表格といえば、実業家の白洲次郎が真っ先に頭に浮かびます。日本人としては珍しく、キングス・イングリッシュに巧みだったのは、よく知られているところでし 白洲次郎 ジーンズ姿に「米国、何するものぞ」の気概
「利下げ不要」 米カリスマ投資家のクーパーマン氏 北米 10月23日 米連邦公開市場委員会(FOMC)が今月末に開催される。市場では再利下げが予想されているが、米ヘッジファンド業界でカリスマ投資家と称されているレオン・クーパーマン氏は、利下げの必要はないと言い切る。同時にウォーレン上院議員など民主党の大統領選候補が唱える社会主義的な政策には強い警戒感を示した。 ――現在の米経済と市場をどう見ますか。 米経済は労働市場や消費が堅調で全般に着実に拡大している。企業業 「利下げ不要」 米カリスマ投資家のクーパーマン氏