年齢はジョークみたいなもの 今を楽しむ秋吉久美子氏 10月3日 チャーミングな表情と、奔放で挑発的な語り口なのに巧みな言葉選び。女優の秋吉久美子さんは相手に自分の考えを伝える術(すべ)に長(た)けている。原点は膨大な書物を読破した早熟な少女時代。好奇心のおもむくままに吸収した知識が教養へと熟成し、立ち居振る舞いにも芯を通したようだ。意表を突く言動で「元祖プッツン」といわれたのも、他人におもねらないがゆえ。新刊の「調書」(筑摩書房)では、映画監督・樋口尚文さん 年齢はジョークみたいなもの 今を楽しむ秋吉久美子氏
小麦畑に咲く小さな矢車草 経営者ブログ コラム(ビジネス) 5月26日 例年なら、5月の末になると、株主総会後に行く海外の投資家とのミーティングの日程調整、投資家を回った後、イタリアのラヴェンナ音楽祭でお目にかかるリッカルド・ムーティさんとの時間調整、バイロイト音楽祭やベルリンフィルのオープニングなど、時間を探し出しては、音楽祭や音楽家との時間調整に追われる。しかし、今年は、夏の予定すべてがキャンセルになる。一方、私と違って、欧州の人々のバカンスに対する執着は強く、 小麦畑に咲く小さな矢車草
ロシア人歌手ヴィタリ 東京に住んで日本の歌を熱唱 10月6日 東京在住のロシア人歌手ヴィタリ・ユシュマノフ氏(36)が日本の歌に取り組んでいる。9月に日本名歌集のCDを出し、10月には日本歌曲を含む公演も開く。ロシアの名門オペラハウス、マリインスキー劇場の一員として2008年に初来日した彼が、移住してまで日本に入れ込む理由を探った。 厚みのある低いバリトンの歌声が部屋中の床や壁を震わせる。オペラで鍛え抜かれた圧倒的な声量で彼が朗々と歌い上げたのは土井晩翠作 ロシア人歌手ヴィタリ 東京に住んで日本の歌を熱唱
シャルル・アズナブールさんが死去 仏シャンソン歌手 ヨーロッパ 10月1日 【パリ=白石透冴】フランスの国民的なシャンソン歌手、シャルル・アズナブールさんが10月1日、死去した。94歳だった。同国のメディアが一斉に伝えた。 代表作に「帰り来ぬ青春」「ラ・ボエーム」「8月のパリ」など。生涯現役を貫き、今年9月にも日本でコンサートを開いていた。 シャルル・アズナブールさんが死去 仏シャンソン歌手
よみがえるモーリス・ベジャールの世界 11月17日 革新的な振り付けで世界に名を知られるモーリス・ベジャール氏。没後10年にあたる今年、その名を冠した名門バレエ団が3年ぶりの来日公演を行う。公演は11月17日の「魔笛」を皮切りに7日間で8公演。命日にあたる11月22日にはベジャール氏の名作と振り付けをえりすぐって構成した舞台も披露される。「バレエ界の革命児」「20世紀最大の巨匠」と呼ばれたベジャール氏の志を受け継ぎながら、後継者はモーリス・ベジャ よみがえるモーリス・ベジャールの世界
カウンターテナー藤木大地 美しい「裏声」の世界戦略 9月2日 女声に相当する高音域を歌うカウンターテナーの藤木大地さん(37)が4月、オーストリアのウィーン国立歌劇場にデビューした。カウンターテナーのソロとしては日本人初の快挙だ。同時に初のCDアルバムも出した。歌に新たな命を吹き込む美しい裏声の世界戦略を聞いた。 まずは今回の映像で藤木さんの声を聴いてほしい。「裏声です。ファルセットです」。地声が意外に低いのを指摘すると、彼は歌声としての自らの裏声を説明し カウンターテナー藤木大地 美しい「裏声」の世界戦略
中村あんり フレンチオーボエCDデビュー 7月1日 オーボエ奏者の中村あんりさんが初のCDを出した。国際コンクール優勝の元サクソフォン奏者で、パリ留学中にオーボエに転向した異色の経歴を持つ。正統なフランス派奏法を継承するオーボエ奏者として注目が集まっている。 12歳からサクソフォンを習い、高校卒業とともにフランスに渡った中村さん。ベラン国際コンクールをはじめ、出場した国際コンクールのすべてで優勝するなど、若手サクソフォン奏者として将来を嘱望されて 中村あんり フレンチオーボエCDデビュー
加藤登紀子、シャンソンの女王ピアフに挑む 7月22日 シャンソンの女王、エディット・ピアフの生誕100年を記念して、シンガー・ソングライターの加藤登紀子がコンサート「ピアフ物語」を開いた。東京大学在学中の1965年、第2回日本アマチュアシャンソンコンクールの優勝を機にデビューした加藤が1人で語り、歌うモノオペラ風のステージだ。全曲の訳詞、脚本、演出、歌唱まで、すべて自ら手がけ、周到に構成された見ごたえのあるコンサートだった。 サブタイトルは「ディー 加藤登紀子、シャンソンの女王ピアフに挑む
没後50年、仏でエディット・ピアフがブームに 10月9日 「愛の賛歌」「バラ色の人生」など日本でも多くの歌手がカバーした名曲を残したフランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフが死去してから10日で50年。フランスでは今年10冊以上の伝記や関連本が出版され、追悼コンサートや演劇も相次ぐなどブームが巻き起こり、日本にも波及している。 ピアフは1915年、パリ東部の貧しい家庭で生まれた。恵まれない少女時代を過ごし、路上やナイトクラブで歌うことから始め、徐々 没後50年、仏でエディット・ピアフがブームに
ジョルジュ・ムスタキ氏が死去 フランスのシャンソン歌手 5月23日 ジョルジュ・ムスタキ氏(フランスのシャンソン歌手)フランスメディアによると、23日、フランス南部ニースで死去、79歳。死因は不明だが呼吸器系の疾患があった。 1934年、エジプトのアレクサンドリア生まれ。幼少期はギリシャで過ごした。1 ジョルジュ・ムスタキ氏が死去 フランスのシャンソン歌手