脱炭素やコロナを議論 ダボス、25日からオンラインで ヨーロッパ 1月25日 【パリ=白石透冴】世界経済フォーラム(WEF)は25~29日、オンライン形式の会議「ダボス・アジェンダ」を開く。新型コロナウイルスの影響で年次総会を5月に延期しており、今回は議題を詰めるための準備会合と位置づける。各国首脳が脱炭素への取り組みやコロナ対策などを語る予定で、発足したばかりのバイデン米政権に対する発言も注目される。 中国の習近平国家主席が25日、ドイツのメルケル首相、フランスのマクロ 脱炭素やコロナを議論 ダボス、25日からオンラインで
2021年の市場、ESGの奔流は止まらない 小平 龍四郎 SDGs 株式投資 マネー底流潮流 編集委員 11月23日 ESG。2020年の株式市場でこの言葉を聞かない日は、ほとんどなかったのではないか。環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの単語の頭文字からとった造語が、マネーの世界を駆け巡った年だった。ブームの過熱を指摘する声はあるものの、おそらく21年はESGの奔流がさらに勢いを増す。今から1年後には、当たり前になりすぎて言葉としては徐々に消え始める可能 2021年、ESGの奔流は止まらない
ダボス会議が問うコロナ後 未来に向けたリセットとは 10月31日 新型コロナがもたらした世界的な危機を人類はどう乗り越えていけばよいのか――。今回紹介する『グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界』(藤田正美、チャールズ清水、安納令奈訳/前濱暁子監訳)は、スピード感をもってこの問題の本質を捉えようと試みた一冊だ。世界経済フォーラムの創設者が、国際的に評価の高いメディア運営者と共同で執筆。今年7月に緊急出版し、このほど日本でもその翻訳が出版さ ダボス会議が問うコロナ後 未来に向けたリセットとは
「ウェルビーイング」の重要性(やさしい経済学) やさしい経済学 10月29日 2021年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)のテーマは「グレート・リセット」です。その意味するところについて創設者であるクラウス・シュワブ会長は「世界の社会経済システムを考え直さねばならない。第2次世界大戦後から続くシステムは環境破壊を引き起こし、持続性に乏しく、もはや時代遅れだ。人々の幸福を中心とした経済に考え直すべきだ」と述べています。 ここで、「幸福」と訳した英語は「happine 幸せ中心社会への転換(1) 「ウェルビーイング」の重要性
首相、WEF会長とテレビ会議 日本の規制改革説明 経済 政治 10月14日 菅義偉首相は14日、首相官邸で世界経済フォーラム(WEF)のクラウス・シュワブ会長らとのテレビ会議に出席した。日本の規制改革や行政の 首相、WEF会長とテレビ会議 日本の規制改革説明
資本主義の「リセット」議論を WEFシュワブ氏 ダボス会議 逆境の資本主義 6月3日 世界経済フォーラム(WEF)は3日、2021年1月に開催する年次総会(ダボス会議)のテーマを「グレート・リセット」にすると発表した。世界的な新型コロナウイルスの感染が広がるなか、資本主義を軸とする既存の体制には不備も目立つ。どんなふうに立て直していけばいいのか。WEFを創設したクラウス・シュワブ会長に聞いた。 ――「グレート・リセット」とは何を意味しますか。 「世界の社会経済システムを考え直さな 資本主義の「リセット」議論を WEFシュワブ氏
企業は社会と生きる存在 クラウス・シュワブ氏 逆境の資本主義 5月3日 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、企業と社会の関わり方が改めて問われている。企業が社会を含めた幅広い利害関係者に対して責任を持つ「ステークホルダー資本主義」にシフトすべきだ――。「ダボス会議」を開催する世界経済フォーラム(WEF)はこう訴えている。その創設者であるクラウス・シュワブ会長に聞いた。 ――4月初めにWEFは「コロナ時代のステークホルダー方針」という声明を公表しました。 「企業は社会 企業は社会と生きる存在 クラウス・シュワブ氏
ステークホルダー主義の浸透を クラウス・シュワブ氏 私見卓見 4月8日 1月に開いた世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)のテーマは、「ステークホルダー(利害関係者)がつくる持続可能で結束した世界」だった。私はかねて、経営者がまず株主と顧客、従業員に利益をもたらし、地域社会にも貢献することを提唱してきた。 新型コロナウイルスの感染拡大により、わずか数カ月の間に何が起きたのだろう。世界的な衛生上の緊急事態に伴い、企業活動をはじめ経済への悪影響も拡大してい ステークホルダー主義の浸透を クラウス・シュワブ氏
脱・株主第一主義の行方(創論) 藤田 和明 時論・創論・複眼 3月12日 米国企業の間で株主最優先の経営方針を改める動きが出てきた。行き過ぎた利益重視を反省し、従業員などの利害関係者や環境・社会問題に目配りしようとしている。バンク・オブ・アメリカのブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)に米国企業の変化を問い、池尾和人立正大教授と日本企業の未来図を考えた。 ◇ ◇ ◇ ■公益軽視なら経営者退任 バンク・オブ・アメリカCEO ブライアン・モイニハン氏 経営者が集まるふ 脱・株主第一主義の行方(創論)
「未来世代」は視野にあるか ステークホルダー資本主義 隆盛 コラム(ビジネス) 2月3日 今年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が24日に4日間の日程を終えた。トランプ米大統領の「米国は誰も予測だにしなかった好況のただ中にあり、世界中に米国より良き場所などない」という実績誇示のスピーチが際立って報道されたきらいがある。一方で、50回を迎えた同会議が今年「ステークホルダーがつくる、持続可能で結束した世界」というテーマを掲げた点が注目された。 世界経済フォーラムの創設者クラウス・ 「未来世代」は視野にあるか ステークホルダー資本主義 隆盛