トップ交代が下手な日本 長期投資の妨げにも マーケット反射鏡 前田 昌孝 コラム 編集委員 株式 2月17日 出番は月1~2回にもかかわらず、年俸1000万円超えも多い社外取締役に、もし報酬額にふさわしい役割があるとすれば、企業の潜在力を生かせる次のトップを全世界から発掘することではないか。最近話題の「組織委員会」に限らず、日本はトップ交代が下手だ。カリスマ経営者のたぐいまれな指導力でぐんぐん成長している一握りの日本企業も、いずれ来るトップ交代がギクシャクするかもしれないと考えると、長期投資をためらって トップ交代が下手な日本 長期投資の妨げにも
サムスン、革新を渇望 「愛憎半ば」Appleの背中遠く アジアBiz サムスンの暗闘 朝鮮半島 エレクトロニクス 2月10日更新 巨星落つ。2020年10月25日、韓国サムスン電子の中興の祖、李健熙(イ・ゴンヒ)会長が78歳で死去した。入院していたソウルサムスン病院の葬儀会場には政財界の大物が次々と弔問に訪れた。 会場に届けられた弔意を示す数百の白い花輪。ハングル文字の寄贈主の中に英語名があった。「Apple Tim Cook」。米アップルの最高経営責任者(CEO)が李健熙氏の死を悼んで花輪を送らせたのだ。 11年にアップ サムスン、革新を渇望 「愛憎半ば」Appleの背中遠く
驚きなしのベゾス氏退任 ゲイツ流の院政踏襲か(FT) FT FT commentators 2月10日 米アマゾン・ドット・コムは2日、創業者のジェフ・ベゾス氏が9月までに最高経営責任者(CEO)を退任して取締役会長に就任すると発表した。同氏は宇宙開発や気候変動対策などに、より多くの時間を振り向けるという。このニュースは何の前触れもない突然の発表と考えられがちだが、ベゾス氏を日ごろから追っているアマゾンウオッチャーたちの間に驚きはほとんどなかった。 反応しなかった市場 米テック業界では、同時代で大 [FT]驚きなしのベゾス氏退任 アマゾン、ゲイツ流の院政踏襲か
アマゾン新CEOを待ち受ける大仕事 (FT・Lex) 北米 小売り・外食 FT ネット・IT 2月5日 米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が退任を決めた。これで、米グーグルのラリー・ペイジ氏、米マイクロソフトのビル・ゲイツ氏、米アップルのスティーブ・ジョブズ氏など、大手IT(情報技術)企業の創業者/CEOのほとんどが交代することになる。これまでのケースでは、いずれも後継者が時価総額を新たな頂に引き上げた。ベゾス氏の後任のアンディ・ジャシー氏も同様の実績を上げる可能性が [FT・Lex]アマゾン新CEOを待ち受ける大仕事
巨大IT、難局下の脱カリスマ AmazonベゾスCEO退任へ 逆境の巨大IT Think! 北米 ネット・IT 2月3日更新 米アマゾン・ドット・コムが初のトップ交代に踏み切る。創業者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が9月までに退任すると2日発表した。急成長により年間売上高が40兆円を超す一方、独占・寡占への監視や社員からの突き上げが激しさを増す。米IT(情報技術)大手が「内憂外患」の様相を深めるなか、脱カリスマで難局打破を目指す。 ベゾス氏がオンライン書店の構想を思いついたのは米ニューヨークのヘッジファンドに 巨大IT、難局下の脱カリスマ AmazonベゾスCEO退任へ
世界を変えた米アップルの次なる挑戦(佐々木明子) 日経マネー 日経マネー連載 学ぶ 1月31日 国内外の経済の動きを毎朝いち早く伝えるテレビ東京「Newsモーニングサテライト」。そのメインキャスターを務める佐々木明子さんが、金融・経済の最前線の動きや番組制作の裏話などをつづる。 スマホがひらいた個人が輝く時代 アナウンサーとして初めての仕事は「提供読み」だった。「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りしました」という6~7秒ほどのコメント録りなのだが緊張して声が出ず、10回近く録り直しに 世界を変えた米アップルの次なる挑戦(佐々木明子)
企業幹部コーチが説く コロナ禍を生き抜く「話し方」 1月29日 ビジネス街の書店をめぐりながら、その時々のその街の売れ筋本をウオッチしていくシリーズ。今回は2~3カ月に1度訪れる準定点観測書店の三省堂書店有楽町店だ。緊急事態宣言が出たあとも土曜日に来店が集中する傾向が続いている。在庫確認をして来店するなど、短時間で書籍購入を済ませる客も増えている。そんな中、2020年11月からランキング上位で売れ続けているのは、エグゼクティブ向けの話し方コーチとして豊富な実 企業幹部コーチが説く コロナ禍を生き抜く「話し方」
「判子はいらない」マネーフォワード社長、起業の原点 日経産業新聞 コラム スタートアップ ネット・IT 1月29日 家計簿アプリやクラウド会計ソフトのマネーフォワード。最高経営責任者(CEO)の辻庸介は2012年の設立当時から、「お金の課題をテクノロジーで解決する」との理念をぶれずに掲げている。創業の原点はソニーの経理部で書類作業に苦労した経験だ。起業してからもたびたび挫折を経験したが、失敗や逆風から柔軟に学ぶ姿勢を貫き、新型コロナウイルス禍の荒波を乗り越えようとしている。 ■ソニー経理部の「暗い時代」 「 「判子はいらない」マネーフォワード社長、起業の原点
スマホは脳を弱くする 連続クリックで衰える集中力 1月28日 1歳半の息子にiPadでユーチューブを見せたところ、瞬く間にとりことなった。取り上げようものなら泣き叫び、のたうち回って抵抗する。スティーブ・ジョブズは、子どもがiPadを使う時間を厳しく制限していたという。ビル・ゲイツも子どもが14歳になるまでスマホを持たせなかったそうだ。スマホやタブレット端末の利便性は疑いようもないが、いかなる弊害をもたらすものか、私たちは認識できているのだろうか。 本書『スマ スマホは脳を弱くする 連続クリックで衰える集中力
ドラッカーの警告、正しくやるから日本は変革できない 日経ビジネス コラム 1月25日 「ダイナミック・ケイパビリティ」の生みの親、米カリフォルニア大学バークレー校のデビッド・ティース教授のインタビューをお届けする。 ◇ ◇ ◇ ――ティース教授が提唱された「ダイナミック・ケイパビリティ」への関心が高まっています。ダイナミック・ケイパビリティは、直訳すれば「動く能力」となりますが、論文などを拝見すると、「組織が変化する能力」と言い換えられそうです。 「私が提唱するのは、単な ドラッカーの警告、正しくやるから日本は変革できない