米上院共和党トップ、トランプ氏の訴訟継続を支持 米大統領選 北米 11月10日 【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領が3日の大統領選での敗北を認めず法廷闘争を続けていることに関し、与党・共和党上院トップのマコネル院内総務は9日、トランプ氏を支持する考えを示した。当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領に祝意を伝えた共和党の上院議員は53人のうち4人だ。 マコネル氏は議会で、得票の再集計が複数の州で行われる可能性があり、全米各州も集計結果を正式に認証していないと指摘。「( 米上院共和党トップ、トランプ氏の訴訟継続を支持
米共和党、上院過半数へ綱渡り 政策実現に影響 米大統領選 北米 11月3日更新 【ワシントン=中村亮】米大統領選と同時に実施した連邦議会選では、共和党が上院で過半数の議席を維持できるか綱渡りの情勢が続く。上院には政府高官や条約の承認権限があり、次期政権の政策実現に大きな影響力を持つ。下院では民主党が過半数を維持するとの見方が広がっている。 上院(定数100)の現有議席は共和党が53、民主党が47(無所属含む)で、今回は35が改選になる。米政治サイトのリアル・クリア・ポリティ 米共和党、上院過半数へ綱渡り 政策実現に影響
米共和党「最後の穏健派」、上院選で苦しい戦い (FT) 北米 FT 9月25日 ルース・ベイダー・ギンズバーグ米最高裁判所判事の死去を受けて、共和党が後任の指名と承認を強行しようとするなか、政治家としてとりわけ注目されているのがスーザン・コリンズ上院議員(メーン州選出)だ。 下院も含めてニューイングランド(北東部6州)選出の唯一の共和党議員で、党内に残る数少ない穏健派の1人でもあるコリンズ氏はすでに、再選を目指す11月の上院選で初当選以来最大の苦戦を強いられていた。原因の一 [FT]米共和党「最後の穏健派」、上院選で苦しい戦い
トランプ氏、26日に最高裁判事指名へ 「若手が候補」 トランプ政権 米大統領選 北米 9月22日更新 【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は22日、連邦最高裁判所判事を26日に指名するとツイッターで明らかにした。21日の米FOXニュースのインタビューでは候補を5人に絞り「多くが若い人だ」と述べた。判事は終身制のため若手の保守派を起用し、長年にわたり最高裁の保守支配を固めたい思惑が透ける。 トランプ氏はすでに女性の指名を明言している。判事は大統領が指名し、議会上院の過半数の賛成が得られると承認さ トランプ氏、26日に最高裁判事指名へ 「若手が候補」
トランプ氏、最高裁判事に女性指名へ 大統領選にらむ トランプ政権 米大統領選 北米 9月20日 【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は19日、亡くなった連邦最高裁判所のルース・ギンズバーグ判事の後任について「来週指名する。女性になる」と明言した。11月の大統領選で女性票の取り込みを狙う。与党・共和党内には大統領選前に後任を承認すべきでないとの見方があり、具体的な段取りを調整する。 南部ノースカロライナ州で開いた支持者集会で表明した。トランプ氏は「合衆国憲法は大統領が最高裁の席を埋めると規 トランプ氏、最高裁判事に女性指名へ 大統領選にらむ
米次期最高裁判事「女性が適切」 トランプ氏が言及 トランプ政権 米大統領選 北米 9月20日更新 【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は19日、連邦最高裁判所判事で18日に亡くなったギンズバーグ氏の後任について「女性を選ぶということが適切だ」と述べた。「後任指名は来週だ」とも表明した。与党・共和党内に11月の大統領選前に後任を任命すべきではないとの見方があり、段取りの調整を急ぐ。 ホワイトハウスで記者団に語った。最高裁判事は大統領が指名し、議会上院(定数100)で過半数の賛成を得られると承 米次期最高裁判事「女性が適切」 トランプ氏が言及
トランプ氏、政権監視の妨害一段と 監察官を解任・交代 トランプ政権 北米 5月19日 【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領が政権監視の妨害を加速させている。ポンペオ国務長官の調査に着手した国務省監察官を解任し、後任にペンス副大統領の元側近を起用。新型コロナウイルス対策での医療物資の不足を指摘した厚生省監察官も交代させる。政権運営にマイナスとなる内部調査への報復人事とみられ、与野党からトランプ氏の強権的な政権運営に懸念の声が相次ぐ。 ポンペオ国務長官は18日、米メディアのインタビ トランプ氏、政権監視の妨害一段と 監察官を解任・交代
トランプ米大統領、強まる専横 共和・政権幹部に懸念 トランプ政権 北米 2月14日 【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領の強権的な言動に、議会共和党や政権内で懸念が強まってきた。米上院でイランに対する大統領の軍事行動の権限を制限する決議案が共和党議員の造反で可決し、トランプ氏の独断行動への警戒感が浮き彫りになった。元側近の量刑軽減を求めたことには、近い関係にあった司法長官からも批判が出た。トランプ氏は上院の弾劾裁判で無罪評決を受けた後、専横的な言動が目立っており、「身内」の反 トランプ米大統領、強まる専横 共和・政権幹部に懸念
トランプ氏弾劾、無罪濃厚に ボルトン氏招致せず トランプ政権 北米 2月1日更新 【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領の罷免を争う米議会上院の弾劾裁判は31日、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)ら新たな証人の招致を求める動議を与党・共和党の反対多数で否決した。トランプ氏は無罪評決へ大きく前進する一方、ウクライナ疑惑の議会での全容解明も遠のいた。週明けから本格化する米大統領選をにらみ、与野党は非難合戦を繰り広げている。 賛成49票、反対51票――。31日の動議採決で共 トランプ氏弾劾、無罪濃厚に ボルトン氏招致せず
ボルトン氏、弾劾裁判招致せず 米共和反対多数で否決 トランプ政権 北米 2月1日更新 【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領の罷免を争う議会上院の弾劾裁判は31日、新たな証人の招致を求める動議を与党・共和党の反対多数で否決した。暴露本で「ウクライナ疑惑」の真相を明らかにすると報じられたボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の招致は実現しなかった。上院は2月5日にトランプ氏の評決を下す決議も可決した。 証人招致を巡る約4時間の審理を踏まえて実施した採決は賛成49、反対51の僅差 ボルトン氏、弾劾裁判招致せず 米共和反対多数で否決