メルカリ、「ポストにポン」で狙う発送の新常識 コラム ネット・IT 12月20日 フリマアプリのメルカリが2020年11月4日、日本郵便と連携して新サービス「ゆうパケットポスト」を始めた。郵便ポストに投函(とうかん)するだけの「ポストにポン」で発送の常識を塗り替える。 全国15万カ所のポストが発送拠点に ゆうパケットポストは伝票を書かなくていいだけではない。伝票を貼る必要すらない──。メルカリで売れた商品を専用の箱に入れ、アプリで箱の上のQRコードを撮影。あとは近くの郵便ポス メルカリ、「ポストにポン」で狙う発送の新常識
日本ジャズの底力 ジャズ・ピアニスト 山下洋輔 エッセー 12月19日 その男のことはずっと「カイブツ」と呼んでいた。随分昔に流行(はや)った漫画・アニメに「怪物くん」というのがあって、その主人公によく似ていたから皆がそう呼んでいたのだ。長い間、新宿のジャズクラブ「ピットイン」の店長をやっていた名物男で、純粋な気持ちからか、演奏後のミュージシャンとよく議論になっていた。ある時は酒も入ってつかみ合いになり、階段をともに転げ落ちたなどという逸話もあるほどだ。 そのカイブ 日本ジャズの底力 ジャズ・ピアニスト 山下洋輔
師走だなぁ マンガ家 とり・みき エッセー 12月8日 コロナ禍中の断捨離から始まった模写やモノマネの話が思いもよらず長引いて気がつくと12月になってしまっている。 「師走だなあ。僕は12月になるといつも師走なんだ」と言ったのはタモリであったが、これもまた81年に発売後すぐに回収、廃盤になってしまった「タモリ3/戦後日本歌謡史」という傑作パロディアルバムの中のセリフだった。発売中止になったものの放送はなぜかOKということで、タモリさんが「元ネタの人は 師走だなぁ マンガ家 とり・みき
「世の中と足並みがそろわない」ふかわりょうさん 読書 12月5日 お笑い芸人、情報番組のMC、DJなど多彩な顔を持つ。8年ぶりの書籍となる本書では、自身と世の中とのズレをエッセーにつづった。 「どうしてぼくが関心を寄せることが、みんなに『どうでもいい』と思われるのか。そこで笑いが生まれておいしいときもあるが、そろそろ聞いてほしいんだけど」。地名を略すことへの抵抗感。食べ放題やサブスクリプションに感じる憂鬱。積もり積もったフラストレーションをユーモアたっぷりに描 「世の中と足並みがそろわない」ふかわりょうさん
パロディの時代 マンガ家 とり・みき エッセー 11月24日 前回はマンガやマンガ家に限っての話だったが、70年代後半という同じ時期には、他の分野でもパロディやパスティーシュということを強く意識した人物や作品が登場し、私はこれらに強い影響を受けた。 まずは先述のタモリ。モノマネ対象の人物が話題にしそうもない案件について、その人物の思考法でアドリブ的に語る、という「思想模写」を開拓し従来の「声帯模写」とは一線を画した。イラストレーターの和田誠が著した「倫敦巴 パロディの時代 マンガ家 とり・みき
中坊のパスティーシュ マンガ家 とり・みき エッセー 11月10日 前回いきなり声帯模写やらモノマネの話題になったが、こういうことを考えたきっかけは、やはりコロナ禍中の断捨離にあった。話は実はゆるやかに続いていたのである。 この夏、部屋を整理していると古い一冊のノートが出てきた。もうずいぶん前に実家で発見したものだが、そこからもだいぶ時間が経(た)っており、東京に持ち帰っていたことすらすっかり忘れていた。 ノートにはマンガ……のようなものが鉛筆で描かれていた。タ 中坊のパスティーシュ マンガ家 とり・みき
CM・主題歌が殺到、chelmico 「嘘つけないもんね」 11月10日 アーティスト然とせず、いつも楽しみながら歌う姿が印象的な2人組のガールズラップユニットchelmico(チェルミコ)。CMや主題歌といった数多くのタイアップの話が舞い込んでくるのは、2人の自然体の魅力によるものが大きい。彼女たちに結成までのストーリーから、リリック(歌詞)のつづり方まで聞いた。 タイアップは2020年に入った今も、多くの人に名前を知ってもらう起爆剤として、有効な手立てだ。chel CM・主題歌が殺到、chelmico 「嘘つけないもんね」
好きなMC さんま圧倒的1位、安住紳一郎アナが2位 10月26日 番組の顔として、重要な役割を果たしているMC。SNSの普及などにより、彼らの言動はますます注目されるようになった。そこで日経エンタテインメント!は「1番好きなMC」「この1年で最もブレイクしたと思うMC」について、全国1000人の男女を対象にアンケートを実施。「好きなMC」では明石家さんまがダントツの1位。TBSアナウンサーの安住紳一郎が女性からの高い支持で2位。3位タモリという結果となった。 好きなMC さんま圧倒的1位、安住紳一郎アナが2位
劇団ひとり 好きな芸人3位「不祥事がないからかな」 10月4日 日経エンタテインメント!によるお笑い芸人人気調査の「好きな芸人」で、2019年の20位圏外から20年は3位に急浮上し、タモリと並んだ劇団ひとり。25~34歳女性のカテゴリーではサンドウィッチマンと同率1位に。この1年に一体何が起きた? 結果を本人にぶつけてみた。 「いや~、この1年を振り返って、目立つような活躍をした実感がひとかけらもないのでびっくりしてます。ロト6くらいの確率で、うまい具合に『 劇団ひとり 好きな芸人3位「不祥事がないからかな」
好きな芸人、サンドウィッチマン3連覇 3位劇団ひとり 10月2日 日経エンタテインメント!による毎年恒例のお笑い芸人人気調査。全国1000人の男女を対象に、「1番好きな芸人」「1番嫌いな芸人」「この1年で最もブレイクしたと思う芸人」「これから1年で消えると思う芸人」の4項目についてアンケートを行った。「好きな芸人」はサンドウィッチマンがV3を達成。2位明石家さんま、3位タモリと上位常連が並ぶなか、今年は同率3位で劇団ひとりが入るという異変があった。また、3月に 好きな芸人、サンドウィッチマン3連覇 3位劇団ひとり