日米外交、ボトムアップへ回帰 オバマ時代の知日派基盤 米大統領選 北米 政治 1月20日 米国で民主党のバイデン前副大統領が20日、第46代大統領に就任する。外交や安全保障を担う幹部にオバマ政権を支えたスタッフを多く起用した。日米の外交は首脳会談で方針を決するトップダウン型から事務レベルや担当閣僚が議論を積み上げるボトムアップ型に回帰する。 茂木敏充外相はバイデン新政権の顔ぶれについて「これまで政権内で具体的に仕事をしてきた方が多い。日本政府との関係が深い方々が含まれている」と語る。 日米外交、ボトムアップへ回帰 オバマ時代の知日派基盤
バイデン氏は初志を貫け まともな米国、世界の支柱に トランプ政権 菅野 幹雄 米大統領選 北米 Deep Insight 本社コメンテーター 11月12日 決戦の後も「2つの米国」は不変だ。米大統領選挙で当選を確実にしたバイデン前副大統領を英国やドイツ、フランスの首脳が電話で祝福した10日。トランプ大統領の腹心であるポンペオ国務長官は「政権2期目へ円滑に移行する」と素っ気なく話した。公正な選挙を世界に呼び掛ける「米国の顔」の信じられない言葉だった。 トランプ氏が4年前に勝利したペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州を奪還し、民主党のカラーに バイデン氏は初志を貫け まともな米国、世界の支柱に
コロナ禍で一帯一路に黄信号、遠ざかる「中国の夢」 習政権 新型コロナ 日経ビジネス コラム(ビジネス) 中国・台湾 7月20日 いち早く新型コロナウイルスの感染拡大の第1波を乗り越えた中国社会は平穏な日常を取り戻しつつある。一方で中国国外に目を転じると、広域経済圏構想「一帯一路」などを足がかりに「中華民族の偉大な復興」を成し遂げるという「中国の夢」の実現に黄信号が灯っている。高揚する国内のナショナリズムに後押しされた中国の居丈高な外交路線が、世界中から反感を買う。その強硬な姿勢は「マスク外交」を通じて各国に医療支援している コロナ禍で一帯一路に黄信号、遠ざかる「中国の夢」
コロナ危機 かすむ「中国の夢」 ダニエル・ラッセル氏 グローバルオピニオン 3月12日 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、中国共産党が宣伝してきた「強い指導力」と現実に大きなギャップがあることがあらわになった。中国の官製メディアは、習近平(シー・ジンピン)国家主席が1月7日から事態を掌握していたかのように伝えたが、初動の遅れは隠しようがない。都合の悪いことは中央に上げないという、行き過ぎた強権体制の弱さが明らかになった。 全体主義国では平時に権力者への批判は表に出ないが、国民に不 コロナ危機 かすむ「中国の夢」 ダニエル・ラッセル氏
米朝首脳会談 識者に聞く 米朝首脳会談 朝鮮半島 6月13日 シンガポールで開かれた史上初の米朝首脳会談をどう評価したのか。内外の識者に聞いた。 国際的検証がカギ ダニエル・ラッセル元米国務次官補(東アジア・太平洋担当) 会談は北朝鮮の金正恩委員長にとって大きな成功だった。トランプ米大統領も短期では成功と判断するだろう。しかし、共同声明の内容は過去の文書に比べて曖昧だ。「新たな米朝関係の構築」「朝鮮半島の平和構築」は北朝鮮の要求だろう。「板門店宣言の再確認」 米朝首脳会談 識者に聞く
米元国務次官補、対北朝鮮「制裁は事実上緩んだ」 トランプ政権 朝鮮半島 北米 4月28日 朝鮮半島の「完全な非核化」を実現することなどで合意した27日の南北首脳会談について、米国の元国務次官補(東アジア・太平洋担当)のダニエル・ラッセル氏に聞いた。 ――南北首脳が「完全な非核化」をめざす板門店宣言に署名しました。 「非核化については明確ではない。北朝鮮は過去にはもっと明快に核放棄を約束していた。例えば(核兵器の生産、使用などの禁止を盛った)1992年の南北非核化共同宣言がそうだ。(す 対北制裁の緩み懸念 南北会談、米元国務次官補に聞く
ラッセル米国務次官補が辞任 シンクタンクへ転出 3月3日 【ワシントン=共同】米国務省は2日、日本を含め東アジア・太平洋担当の国務次官補を3年半にわたって務めたダニエル・ラッセル氏が8日付で辞任し、ニューヨーク拠点の米シンクタンクに転出すると発表した。スーザン・ソーントン筆頭副次官補が代行を務める。 ラッセル ラッセル米国務次官補が辞任 シンクタンクへ転出