Facebook、電子財布の名称を「Novi」に 事前登録開始 フェイスブック リブラ ネット・IT 北米 5月27日 【シリコンバレー=奥平和行】米フェイスブックは26日、デジタル通貨「リブラ」を活用した送金・資金管理サービスの名称を「Novi(ノビ)」に変えたと発表した。従来は「カリブラ」とする予定だった。同日に開いたホームページを通じて利用希望者の事前登録の受け付けを始め、サービス開始に向けた取り組みを加速する。 同社は2019年6月にリブラの構想と、リブラに対応した電子財布としてカリブラを提供する方針を発 Facebook、電子財布の名称を「Novi」に 事前登録開始
フェイスブック、デジタル通貨構想を衣替え (FT・Lex) FT 4月22日 関係者の離反や嘲笑、仏頂面の規制当局によって、米フェイスブックはついに、デジタル通貨「リブラ」が次のグローバル通貨にはなれないことを受け入れたようだ。同社は体面を取り繕うために、リブラを電子決済大手のペイパルのような決済サービスにすることにした。同社の過去の実績では、信頼を勝ち取ることはできなかった。 だが、この計画の改定は理にかなっている。大企業を集めて通貨のバスケットを裏付けにした「ステーブ [FT・Lex]フェイスブック、デジタル通貨構想を衣替え
米フェイスブック幹部、「リブラ」の早期開始に自信 ダボス会議 フェイスブック ネット・IT ヨーロッパ 北米 1月24日 【ダボス(スイス東部)=奥平和行】米フェイスブックでデジタル通貨「リブラ」の事業責任者を務めるデビッド・マーカス氏は23日、早期の事業開始について「楽観している」と述べた。同社は2019年6月にリブラの構想を発表したが、各国の金融当局などからマネーロンダリング(資金洗浄)などの恐れがあるとの指摘を受けて計画を延期していた。 世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)でデジタル通貨をテー 米フェイスブック幹部、「リブラ」の早期開始に自信
デジタル通貨、「ドル防衛」へFRBも独自研究 リブラ 経済 ヨーロッパ 北米 1月22日 【ダボス(スイス東部)=河浪武史】日欧中央銀行がデジタル通貨の発行を視野に共同研究に乗り出す。中国も「デジタル人民元」で基軸通貨ドルに揺さぶりをかける。フェイスブックの「リブラ」は、官民の枠を超えてデジタル通貨の覇権争いに火をつけた。サイバー攻撃を懸念して「現状維持が最善」としていた米連邦準備理事会(FRB)も外堀を埋められ、独自研究に乗り出す。 「中央銀行デジタル通貨(CBDC)の知見を共有す デジタル通貨、「ドル防衛」へFRBも独自研究
デジタル通貨、描けぬ未来像 リブラに拒絶反応 経済 北米 10月21日 【ワシントン=河浪武史】日米欧や中国など20カ国・地域(G20)が米フェイスブックのデジタル通貨「リブラ」の事業開始を当面認めない方針を打ち出したのに対し、同社のリブラ担当幹部は20日「金融に劇的な変化をもたらす」などと改めて参入の意義を訴えた。中央銀行や民間銀行には通貨発行益や送金・決済ビジネスが損なわれるとの危機意識がある。既存勢力とデジタル通貨が並び立つ未来像は描けないままだ。 G20や国 デジタル通貨、描けぬ未来像 リブラに拒絶反応
リブラ、多難な船出 開始前に4分の1が離脱 ネット・IT ヨーロッパ 北米 フィンテック 10月15日 【シリコンバレー=奥平和行】米フェイスブックが主導するデジタル通貨「リブラ」の運営団体が14日、正式発足した。リブラには利便性向上やコスト低減といった期待がある一方、世界の金融当局が懸念を示していることもあり、参画した企業・団体数は当初計画の4分の3にとどまった。23日には米議会の公聴会も予定されており、多難な船出となる。 「リブラ協会の設立総会を開き、素晴らしい1日だった」。フェイスブックのリ リブラ、多難な船出 開始前に4分の1が離脱
リブラ設立総会、21社・団体が参画 ビザなど不参加 ヨーロッパ 北米 10月15日 【ジュネーブ=細川倫太郎】米フェイスブックが主導するデジタル通貨を運営する「リブラ協会」は14日、スイス・ジュネーブで設立総会を開いた。創立メンバーとして21の企業・団体が参画することに署名した。ただ、米決済サービス大手のビザや米ネット通販大手のイーベイなど有力企業の撤退で当初予定よりは少なく、2020年を目指す発行計画には不透明感が増している。 リブラの責任者、デビッド・マーカス氏は総会後、「 リブラ設立総会、21社・団体が参画 ビザなど不参加
フェイスブック、「リブラ」に暗雲 ペイパルが撤退 仮想通貨 ネット・IT 北米 10月5日 【シリコンバレー=奥平和行】米フェイスブックが主導するデジタル通貨「リブラ」の先行きに暗雲が垂れ込めてきた。電子決済大手の米ペイパル・ホールディングスがリブラ運営団体への加盟を見送ると表明し、ほかの企業の脱退観測もくすぶる。各国の金融当局は強い懸念を示しており、利便性向上と収益の多角化を狙う戦略が試練を迎えている。 ペイパルは4日、「現時点では(運営団体の)リブラ協会への参画を見送る」との声明を フェイスブック、「リブラ」に暗雲 ペイパルが撤退
米ペイパル、「リブラ」参加見送り 当局規制に懸念か フェイスブック リブラ 金融機関 ネット・IT 北米 10月5日 【ニューヨーク=宮本岳則】電子決済大手の米ペイパル・ホールディングスは4日、米フェイスブックが主導するデジタル通貨「リブラ」の運営団体への加盟を見送ることを明らかにした。世界各国の金融当局が通貨システムへの影響を懸念しており、規制や監督の強化を警戒したとみられる。参加表明を撤回する動きが他にも広がれば、2020年を想定していたサービス開始時期がさらに遠のきそうだ。 ペイパルは4日の声明で「(運営 米ペイパル、「リブラ」参加見送り 当局規制に懸念か
リブラが開いた「パンドラの箱」 西村 博之 Global Economics Trends 9月22日 米フェイスブックがデジタル通貨「リブラ」の発行計画を発表して3カ月。その影響や是非をめぐる議論は引きも切らない。 計画への風当たりは強い。発表直後には規制当局が、既存の金融秩序を崩すことへの危険性に警鐘を鳴らし、規制のあり方を巡る議論が始まった。一方、少数派ながら過剰反応すべきでないとの意見や、仮想通貨がもたらす利益に目を向けるべきだとの声も出てきた。さらにリブラ計画をきっかけに技術革新と通貨の リブラが開いた「パンドラの箱」