柔道・井上オール1本の金 2000年シドニー五輪 Tokyoオリパラ プレーバック 2月27日 五輪で39個の金メダルをもたらしてきた日本柔道界でも華やかさで白眉といえるのがシドニー男子100キロ級の井上康生だろう。前年の世界選手権を制し本命として上がった畳。決勝は2分9秒、代名詞の内股でニコラス・ギル(カナダ)を跳ね上げる。海外勢のマークも関係なし、駆け引きなしのオール一本で頂点に駆け上がった。 表彰台では前年に急死した母、かず子さんの遺影を抱いた。亡くなった当時、スランプに陥っていた井 柔道・井上オール1本の金 2000年シドニー五輪