アルゼンチン、9度目のデフォルト避けられるか (FT) 中南米 FT 2月3日 アルベルト・フェルナンデス氏が大統領に就任してから2カ月近くたった。そうしたなかアルゼンチンの民間債権者は、多額の債務を抱えた同国の最も差し迫った問題が解決へ向けて進展していないことに不安を募らせている。アルゼンチンは同国として9回目となる国債デフォルト(債務不履行)を避けられるのだろうか。 不満は、債券利回りの上昇と、公式為替相場と闇取引の非公式相場の格差拡大に反映されてきた。今後数日以内に州 [FT]アルゼンチン、9度目のデフォルト避けられるか
アルゼンチン、左派政権誕生でシェール開発に「暗雲」 日経産業新聞 コラム(ビジネス) 環境エネ・素材 中南米 1月14日 南米アルゼンチンでシェールガスやシェールオイル開発が政治に揺れている。開放経済への政策転換を主導したマクリ大統領が2019年10月の選挙で敗れ、左派のフェルナンデス政権が同12月に発足したことで、保護主義への回帰が懸念されるためだ。同国が誇る世界最大級の埋蔵量を持つシェール鉱区の開発は今後の経済運営に不可欠だが、歴代左派政権は資源を政治の道具に使ってきた歴史があり、業界の不信感は強い。 アルゼン アルゼンチン、左派政権誕生でシェール開発に「暗雲」
ボリビア大統領、親中戦略の頓挫で失脚 中南米 11月11日 【サンタクルス(ボリビア中部)=外山尚之】南米ボリビアで10日、反米左派のモラレス大統領が辞任に追い込まれた。大統領選を巡る不正疑惑で軍から退陣を促されたのがきっかけだが、13年を超える長期政権下で進めた親中国の政策が行き詰まった結果ともいえる。アルゼンチンでは10月の大統領選で親中の左派が親米の現職に勝利しており、南米の政界を舞台にした米中の覇権争いは激しさを増している。 モラレス氏は2006 ボリビア大統領、親中戦略の頓挫で失脚
[社説]アルゼンチン次期政権に難題 コラム(国際) 中南米 社説 10月29日 アルゼンチンの大統領選挙で、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相が中道右派の現職、マウリシオ・マクリ大統領らを破って当選した。親米のマクリ政権は自由主義的な経済改革に取り組んだが、通貨ペソの下落やインフレの高進、貧困率の上昇などで有権者の信頼を失ったといえる。 一方で金融市場では、次期政権が持続可能性を欠いたばらまき的な経済運営に踏み出すことへの不安が強い。2001年のように債務不履行(デフォ [社説]アルゼンチン次期政権に難題
アルゼンチン、与野党が政権移行で協力 株価は下落 中南米 10月29日 【ブエノスアイレス=外山尚之】アルゼンチンのマクリ大統領は28日、大統領府にフェルナンデス次期大統領を招き、政権移行で協力することで合意した。フェルナンデス氏はマクリ氏との対話を拒んできたが、27日投票の大統領選で勝利を決めたことで、柔軟な姿勢を示して市場の動揺を抑える方針に転換した。しかし、株価が大きく下落するなど市場は不安定な状況が続いている。 28日朝、両氏は約1時間会談した。マクリ氏は「 アルゼンチン、与野党が政権移行で協力 株価は下落
アルゼンチン大統領選、左派野党候補が勝利 市場警戒 中南米 10月28日更新 【ブエノスアイレス=外山尚之】アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選が実施され、左派の野党候補、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)が当選した。2015年に就任した中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)は改革路線の継続を訴えたが、及ばなかった。4年ぶりに左派が政権に復帰する。財政規律が緩い大衆迎合的な政策への移行に金融市場は警戒している。 選挙管理当局によると、開票率96%の時点で アルゼンチン大統領選、左派野党候補が勝利 市場警戒
アルゼンチン大統領選、投票始まる 中南米 10月28日 【ブエノスアイレス=外山尚之】アルゼンチンで27日午前(日本時間同日夜)、マウリシオ・マクリ大統領(60)の任期満了に伴う大統領選の投票が始まった。即日開票し、同日夜(同28日午前)に大勢が判明する見通し。直前の世論調査では左派の野党候補、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)が首位となっており、マクリ氏が追う展開となっている。 再選を狙うマクリ氏は経済改革路線の継続をアピールするが、 アルゼンチン大統領選、投票始まる
アルゼンチン、大統領選前に市民がドルに殺到 中南米 10月27日 【ブエノスアイレス=外山尚之】27日に大統領選を控えるアルゼンチンで、市民が現地通貨をドルに交換する動きが広がっている。世論調査で左派の野党候補、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)が現職で中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)を大幅にリードしており、政権交代で通貨安が加速するとの懸念があるためだ。闇市場での取引も活発化しており、為替相場は不安定な状況が続いている。 「もうドルがないから アルゼンチン、大統領選前に市民がドルに殺到
もう「リーマン後」ではない アルゼンチン危機の警鐘 Deep Insight 10月24日 アルゼンチン経済が破綻の瀬戸際に立たされている。2018年に対ドルで半値に下落した通貨ペソは8月に再び急落。10月27日に迫る大統領選挙を優勢に進めている左派の野党候補、アルベルト・フェルナンデス元首相は現職のマウリシオ・マクリ大統領の失政と糾弾している。改革を旗印に15年ぶりに国際資本市場への復帰を果たしてから3年あまり。どこで歯車が狂ったのか。 「死者に(借金の)支払いはできない。アルゼンチ もう「リーマン後」ではない アルゼンチン危機の警鐘
IMF、アルゼンチン債務問題の結論先送り 選挙後に 中南米 10月18日 【サンパウロ=外山尚之】国際通貨基金(IMF)のクリスタリナ・ゲオルギエバ専務理事は17日、アルゼンチンの債務問題に対し「我々はどのような政策の枠組みができるか興味を持っている」と述べ、現在凍結状態の融資の再開は27日の大統領選以降になるとの見方を示した。世論調査ではIMFに敵対的な野党の左派候補がリードしており、IMFの対応が注目を集めていた。 ゲオルギエバ氏は記者会見で「IMFはアルゼンチン IMF、アルゼンチン債務問題の結論先送り 選挙後に