韓国、コロナワクチン全国民分確保へ 新型コロナ 朝鮮半島 12月28日 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国政府が全国民分の新型コロナウイルスワクチンを確保できる見通しになった。徹底した防疫で感染拡大を食い止める「K防疫」を過信するあまり、ワクチンの手配が後手に回ったと批判されていたが、追加調達のめどをつけたという。2021年2月に接種を始める予定だ。 韓国大統領府の盧英敏(ノ・ヨンミン)秘書室長は27日、政府・与党との会議で「国民を守るための十分なワクチン量を確保した」と語 韓国、コロナワクチン全国民分確保へ
コロナワクチン接種はいつ? 確保遅れで文政権に逆風 朝鮮半島ファイル 朝鮮半島 12月25日 世界で新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。そこで浮き彫りになったのが韓国のワクチン確保の遅れだ。徹底した防疫でコロナの感染拡大を食い止める「K防疫」を過信するあまり、ワクチンの手配が後手に回ったとの批判が強まっている。コロナの感染拡大に歯止めがかからず、ワクチン接種も遅れることになれば、コロナ防疫で支持率を維持してきた文在寅(ムン・ジェイン)政権の基盤が揺らぎかねない。 全国民に行き渡ら コロナワクチン接種はいつ? 確保遅れで文政権に逆風
韓国、コロナ拡散防止へ厳戒 年末年始のスキー場閉鎖 新型コロナ 朝鮮半島 12月22日 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大の阻止を目指す「年末年始防疫強化特別対策」を発表した。24日から2021年1月3日まで全国のスキー場や有名観光地を閉鎖するほか、飲食店での5人以上の会食を禁止する。厳戒態勢を整えることで、感染拡大が深刻な首都圏から地方への人の移動を防ぐ狙いだ。 スキー場、スケート場など冬季スポーツ施設、初日の出を見ようと多くの人が集まる有名観光 韓国、コロナ拡散防止へ厳戒 年末年始のスキー場閉鎖
韓国株22日 3日ぶり反落、1.6%安 国内外のコロナ規制強化が重荷 アジア株概況 海外 12月22日 【NQN香港=安部健太郎】22日の韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)は3営業日ぶりに反落した。終値は前日と比べ44.97ポイント(1.61%)安の2733.68と、8日以来の安値だった。韓国の丁世均首相が22日、新型コロナウイルスの感染再拡大に対応して24日から5人以上が集まることを全土で禁じる措置を発表した。英国では感染力を増したコロナの変異型が拡大しており、国内外で経済活動が滞ること 韓国株22日 3日ぶり反落、1.6%安 国内外のコロナ規制強化が重荷
韓国検察総長が職務復帰 裁判所が訴え認める 朝鮮半島 12月1日更新 【ソウル=恩地洋介】韓国の秋美愛(チュ・ミエ)法相が尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長を職務停止とした問題で、ソウル行政裁判所は1日、措置の停止を求めた尹氏の仮処分申請を認める判断を出した。尹氏は職務に復帰したが、法務省は近く懲戒委員会を開く予定で、解任などの処分を決める可能性がある。 文在寅(ムン・ジェイン)政権の重要政策である検察改革を推進する秋氏は11月24日、改革を巡って対立する尹氏の職務 韓国検察総長が職務復帰 裁判所が訴え認める
サムスンの李在鎔体制、脱トップダウン アジアBiz エレクトロニクス 朝鮮半島 10月27日更新 韓国サムスン電子の中興の祖、李健熙(イ・ゴンヒ)会長が死去し、長男の李在鎔(イ・ジェヨン)氏が名実ともに巨大財閥のトップとなる。在鎔氏は「優秀な人材が私より重要な地位でサムスンの事業を導く仕組みを築く」と明言し、創業家以外への分権を進める。その体制でも、強みだった素早い経営判断ができるのか。サムスンの針路を探る。 健熙氏の死去から一夜明けた26日、弔問会場となったソウル市内のサムスン病院には丁世 李在鎔体制、脱トップダウン 部門長に権限委譲進める
保守復活に水差す「過激」牧師 韓国野党支持再び低下 朝鮮半島ファイル 新型コロナ 朝鮮半島 9月4日 朴槿恵(パク・クネ)前政権の与党だった保守系野党「国民の力」(未来統合党から2日に改称)の支持率が再び低下している。一時は与党「共に民主党」を追い抜いたが、過激な言動で知られる保守派の牧師とその信徒が反政府集会に参加し、新型コロナウイルスの拡散に輪をかけたことが響いている。 ■反政府集会でコロナ拡大 日本の植民地支配からの解放を祝う8月15日の光復節。ソウル市中心部の光化門に5万人の人々が集まった 保守復活に水差す「過激」牧師 韓国野党支持再び低下
韓国、コロナ防疫に試練 文在寅政権に強まる逆風 新型コロナ 朝鮮半島 8月20日 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国の新型コロナウイルスの防疫体制が試練に直面している。ソウルなど首都圏で集団感染が多発し、1日あたり新規感染者は20日で7日続けて100人を超えた。韓国はコロナ対策を比較的うまく進めてきたが、感染が広がり続けると文在寅(ムン・ジェイン)政権への逆風が強まりかねない。 「現段階で統制できなければ全国的な大流行に拡散する重大な岐路だ」。丁世均(チョン・セギュン)首相は18日、 韓国、コロナ防疫に試練 文在寅政権に強まる逆風
韓国、首都圏で大規模行事を禁止 新型コロナ再拡大で 新型コロナ 朝鮮半島 8月18日 【ソウル=鈴木壮太郎】韓国政府は18日、首都圏で大規模な行事の開催を19日から禁止すると発表した。ソウルなど首都圏で新型コロナウイルスによるクラスター感染が多発し、新規感染者が5日連続で100人を超えたことを受けた措置。ただ、警戒レベルの最高段階である「レベル3」への引き上げは見送った。 「全国的な大流行に急速に拡散する重大な岐路に立たされている」。コロナ対策強化を発表した丁世均(チョン・セギュ 韓国、首都圏で大規模行事を禁止 新型コロナ再拡大で
ソウルの不動産、止まらぬ高騰 文在寅政権の火種に 朝鮮半島ファイル 不動産 住まい 経済 朝鮮半島 7月10日 韓国の首都ソウルで不動産の高騰が止まらない。文在寅(ムン・ジェイン)政権の発足から3年でマンション価格は5割も上昇。マイホームを諦める人が増えている。その陰で政府高官や与党議員が複数の住宅を所有し、資産を増やしている実態が明らかになり、国民が不信感を募らせている。不動産問題が、残り2年を切った文政権の最大の内政課題になるのは確実だ。 ■大統領府高官が「炎上」 「大統領府の秘書官級以上は住宅をひとつ ソウルの不動産、止まらぬ高騰 文在寅政権の火種に