NHK経営委員長「議事録の全面開示検討」かんぽ報道問題 2月9日 かんぽ生命保険の不正販売を報じた番組をめぐりNHK経営委員会が2018年、当時会長だった上田良一氏を厳重注意した問題について、NHKの森下俊三経営委員長は9日の定例会見で「(当時の議事録の全面開示を)これから検討していく」と話した。現在は当時の議論の要約が公開されており、NHKの情報公開の審議委員会は議論の経緯が分かる議事録を全面的に開示すべきだと答申していた。 一連の問題では18年4月、NHK NHK経営委員長「議事録の全面開示検討」かんぽ報道問題
スマホもパソコンも禁止 名門ラ・サールの「寮生活」 4月5日 東京大学の合格者数ランキングで2010年ごろまでトップ10の常連だった名門、ラ・サール高等学校・中学校(鹿児島市)。近年は最難関とされる国公立大学医学部への進学実績を積み上げている。同校の大きな特徴が「ラ・サール学園寮」で全国から生徒を受け入れていること。規律を重んじ、スマートフォン、パソコン、ゲーム機も禁止という寮で生徒はどう育つのか。教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が訪ねた。 (中)論破は スマホもパソコンも禁止 名門ラ・サールの「寮生活」
NHK森下委員長「放送法違反ない」 かんぽ番組で ネット・IT 3月10日 NHKの森下俊三・経営委員長は10日、報道陣の取材に応じ、かんぽ生命保険の不正販売に関するNHKの番組に関連し、自身の発言が番組内容への介入にあたるとの指摘を受けたことについて、一連の発言は放送法違反に当たらないとの考えを示した。この問題では高市早苗総務相が「誤解されるような発言は望ましくない」と述べている。森下氏は3月下旬をめどに問題の発言があった2018年秋の議論の経緯を説明する資料を公表す NHK森下委員長「放送法違反ない」 かんぽ番組で
NHK前田会長が就任 「不断の改革進める」 1月27日 NHKの新会長に25日付で就いた元みずほフィナンシャルグループ社長の前田晃伸氏が27日、就任後初の記者会見をした。総務省から求められている三位一体の改革について「不断に取り組まなければいけない。先頭に立って進めていきたい」と語った。ただ、子会社統合やさらなる受信料引き下げなどの具体策については言及を避けた。 三位一体の改革は既存業務の見直しと受信料引き下げ、企業統治(ガバナンス)強化を指す。 N NHK前田会長が就任 「不断の改革進める」
NHKがネット同時配信、コンテンツ大競争時代に ネット・IT 1月17日 NHKが4月からテレビ放送をインターネットで同時に配信するサービス「NHKプラス」を始める。総務省の要請で配信時間は1日18時間に縮小するが、大半の番組が対象となる。放送と通信の垣根が低くなり、米ネットフリックスなどと余暇時間の奪い合いが激化する。規制と税制の両面で優遇されたNHKの肥大化懸念を抱えながら、民放やネット新興勢も交えてコンテンツ競争は大きく変わりそうだ。 「NHKが公共メディアとし NHKがネット同時配信、コンテンツ大競争時代に
NHK、20年度の事業収入0.6%減 予算案 ネット・IT 1月15日 NHKは15日、2020年度の予算と事業計画を発表した。一般企業の売上高にあたる事業収入は19年度予算比0.6%減の7204億円を見込む。値下げの影響で受信料収入が減る。4月から本格的に始めるテレビ番組のネット同時配信などネット関連費用は約170億円。東京五輪・パラリンピック関連を除くと受信料収入の2.4%で、19年度と同水準だ。 受信料収入は6974億円と0.8%減る見通し。受信料の支払率は1 NHK、20年度の事業収入0.6%減 予算案
NHKのネット実施基準認可、放送・通信の融合本格化 ネット・IT 1月14日 総務省は14日、NHKが提出したテレビ番組のインターネット同時配信に関する実施基準案を認可した。NHKは4月から番組の同時配信を始める予定で、放送と通信の融合が本格化する。ただ税制と規制面で優遇されたNHKの肥大化を懸念する声はなお根強い。 認可の条件としてネット業務の費用が膨らまないようにする具体策の導入や既存のネット業務をどう効率化するか明示するよう要求。ネット業務に関する民放との協議の場の NHKのネット実施基準認可、放送・通信の融合本格化
NHK会長、最後の定例会見 「放送法改正にかけた3年間」 1月9日 NHKの上田良一会長は9日、任期中最後の定例記者会見を開き「(ネットとの)常時同時配信と見逃し番組配信のサービスが不可欠だと考え、放送法改正にかけた3年間だった」と振り返った。NHKを巡ってはかんぽ生命保険の不正販売問題では報道を巡る疑念も浮上。総務省からはガバナンス(企業統治)強化など三位一体の改革が不十分だと指摘されるなど、課題も多く残った。 上田会長は「放送と通信の融合時代にふさわしい公共 NHK会長、最後の定例会見 「放送法改正にかけた3年間」
NHK経営委員長に森下氏 業務見直し、独立性が課題に ネット・IT 12月24日 NHKの経営委員会は24日、委員長に元NTT西日本社長の森下俊三氏(74)を選出した。NHKの経営トップである経営委員長は、業務の監督や執行部トップの会長の選任で主導的な役割を果たす。森下氏は2015年から経営委員を務めており、NHKの経営状況に詳しいことや、通信業界での経営経験などが評価された。NHKはインターネット配信などの業務の見直しやガバナンス(企業統治)強化が求められており、森下氏の手 NHK経営委員長に森下氏 業務見直し、独立性が課題に
NHK仙台職員が着服 約54万円、懲戒免職 12月23日更新 NHK仙台放送局の経理担当の男性職員(43)が不正経理で約54万円を着服していたとして、NHKは23日、職員を30日付で懲戒免職処分とすると発表した。 NHKによると、職員は今年5~12月、外部業者などへの架空の支払いデータを入力して13件の不正経理をし、自分の口座に振り込ませて54万750円を着服した。 着服した金はパチンコなどによる借金の返済や生活費に充てていた。職員 NHK仙台職員が着服 約54万円、懲戒免職