オブジェ火災禁錮刑求める 5歳児死亡、元学生2人に 3月2日 東京・明治神宮外苑のイベント会場で2016年、木製オブジェが燃え、中で遊んでいた幼稚園の男児(当時5)が死亡した火災で、重過失致死傷罪に問われた建設業の男(23)と大学院生の男(23)の公判が2日、東京地裁(下津健司裁判長)で開かれた。検察側は「火が燃え広がることは容易に想像できた」と指摘し、それぞれ禁錮1年を求刑した。 2人はいずれも当時未成年で オブジェ火災禁錮刑求める 5歳児死亡、元学生2人に
「実行止めたかった」 日産の外国人幹部が証言 ゴーン元会長逃亡 1月27日更新 日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(66)の報酬過少記載事件の公判で、検察と司法取引したハリ・ナダ専務執行役員(56)の証人尋問が27日、東京地裁(下津健司裁判長)であった。元会長を巡る社内調査に協力した理由について「(未払い報酬の支払いの)実行を止めないといけないと思った」と証言した。 日産の社内調査で判明した疑惑は、東京地検特捜部の捜査の端緒となった。法廷証言によると、ナダ専務執行役員は 「実行止めたかった」 日産の外国人幹部が証言
元役員、開示回避なら「刑務所でも」 日産元幹部が証言 ゴーン元会長逃亡 12月25日 日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(66)の報酬過少記載事件の公判で、役員報酬の個別開示制度が導入された当時の元法務室長の証人尋問が25日、東京地裁(下津健司裁判長)であった。元室長は、元代表取締役、グレッグ・ケリー被告(64)が「開示を避けられるなら、自分は刑務所に入ってもいい」と語っていたと証言した。 元室長は、2007年4月から11年6月に法務室長を務め、その後は関係会社に出向した。証 元役員、開示回避なら「刑務所でも」 日産元幹部が証言
池袋暴走、元院長が無罪主張 「車に異常」地裁初公判 10月8日更新 東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走して母子が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)の初公判が8日、東京地裁であった。飯塚被告は起訴内容を否認し、無罪を主張した。 この事故などを契機に、自動ブレーキなどを備えた「安全運転サポート車」に限り運転を認める限定免許や高齢者への実車試験の導入が決まった。審理では事故原因の解明が 池袋暴走、元院長が無罪主張 「車に異常」地裁初公判
未払い報酬「開示回避で検討」、日産元秘書室長が証言 ゴーン元会長逃亡 9月29日更新 日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(66)の報酬過少記載事件の公判で、元会長の指示で報酬隠しに関わったとされる大沼敏明・同社元秘書室長(61)の証人尋問が29日、東京地裁(下津健司裁判長)で始まった。元室長は「報酬に未払いのものがあり、開示を避けて支払うことを検討した」と述べた。 公判は3回目で、元会長の共犯とされる元代表取締役、グレッグ・ケリー被告(64)と法人としての日産が金融商品取引法 未払い報酬「開示回避で検討」、日産元秘書室長が証言
「開示制度の趣旨に反する」と認識 日産元COO供述 9月16日 日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(66)の報酬過少記載事件で、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)罪に問われた元代表取締役、グレッグ・ケリー被告(64)と法人としての日産の第2回公判が16日、東京地裁(下津健司裁判長)で開かれた。 ゴーン元会長への退任後の報酬支払いを提案した一人とされる志賀俊之・元最高執行責任者(COO)が「(報酬総額1億円以上の役員を開示する)制度の趣旨に反す 「開示制度の趣旨に反する」と認識 日産元COO供述
オブジェ火災、元学生2人が無罪主張 5歳児死亡 8月19日更新 東京・明治神宮外苑のイベント会場で2016年、木製オブジェが燃え、中で遊んでいた幼稚園の男児(当時5)が死亡した火災で、重過失致死傷罪に問われた建設業の男(22)と大学院生の男(23)は19日、東京地裁(下津健司裁判長)の初公判で「発火するとは考えられなかった」と述べ、無罪を主張した。 2人はいずれも当時未成年で、オブジェを展示した日本工業大(埼玉県)の学生だった。 検察側は冒頭陳述で「2人は点 オブジェ火災、元学生2人が無罪主張 5歳児死亡
ゴーン元会長海外逃亡、弘中弁護士が辞任届 ゴーン元会長逃亡 1月16日 日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(65)が海外逃亡した事件に絡み、元会長の弁護団のうち弘中惇一郎弁護士と高野隆弁護士が弁護人を辞任したことが16日、分かった。主任だった河津博史弁護士は引き続き担当する。 弘中弁護士は「東京地裁に対し、カルロス・ゴーン氏の全ての事件について、弁護士法人法律事務所ヒロナカに所属する弁護士全員の辞任届を提出した。本件に関し、記者会見は行わない」とするコメントを出 ゴーン元会長海外逃亡、弘中弁護士が辞任届
公判分離協議か ゴーン事件 きょう公判前手続き 1月16日 日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(65)の海外逃亡が発覚してから初めて、起訴された事件の審理計画を話し合う公判前整理手続きが16日、東京地裁(下津健司裁判長)で開かれる。金融商品取引法違反事件については公判を分離し、同社元代表取締役のグレッグ・ケリー被告(63)と法人としての日産の審理を予定通り進める方針を協議するもようだ。 関係者によると、ゴーン元会長の弁護人も出席するという。元会長の弁 公判分離協議か ゴーン事件 きょう公判前手続き
ゴーン元会長、20年3月にも初公判 地裁が意向 9月5日 日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(65)を巡る一連の事件で、争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが5日、東京地裁(下津健司裁判長)で開かれた。複数の関係者によると、地裁は2020年3~4月に初公判の期日を設定したい意向を示した。地裁は元会長などの弁護側、検察側の検討結果を聞いた上で詳しい時期を決めるとみられる。 関係者によると、公判は、ゴーン元会長と元代表取締役のグレッグ・ケリー ゴーン元会長、20年3月にも初公判 地裁が意向