スパイス香る古書の街 神田(東京・千代田) ひと・まち探訪 コラム(社会・くらし) 生活 11月14日 東京メトロ神保町駅からJR御茶ノ水駅まで散歩をしながら、古書店の前の台車に無造作に積まれた本の山を眺めていると、風に運ばれたスパイスの香りが鼻腔(びくう)を刺激してくる。見渡すと、書店に交じって目に付くのがカレー店の看板。洋風、和風、インド、東南アジアなど各地の人気店がひしめく全国有数の激戦区だ。神田や周辺エリアで400店を超えるという。 「30年ぐらい前はカレー店は数えるほどしかなかった」と話 スパイス香る古書の街 神田(東京・千代田)