人権侵害制裁法の整備を 超党派議連、ウイグル念頭 菅内閣 米中衝突 香港デモ 中国・台湾 政治 4月6日 人権侵害に関与した外国の当局者へ制裁を科す議員立法制定を検討する超党派の議員連盟が6日、国会内で設立総会を開いた。米欧の主要国は制裁するための法的な枠組みをもつ。日本も中国のウイグル族の人権問題で対中制裁に踏み切った米欧に足並みをそろえるよう促す。 3月の設立準備会合に参加しなかった公明党の議員も加わった。議連は「人権侵害制裁法案の成立に向けて検討する」との決議を採択した。具体的な法案の内容を詰 人権侵害制裁法の整備を 超党派議連、ウイグル念頭
女性議員増加の切り札 クオータ制導入の課題は ダイバーシティ 政治 3月29日 今年は衆院選が行われる。日本では衆院の女性議員の割合は1割に満たない。政治の場に女性をもっと増やすための議論でテーマとなるのが、議席や候補の一定比率以上を女性に割り振る「クオータ制」だ。海外では導入によって女性を増やした国が多い。日本で導入する場合は何が課題となるか。 約130カ国・地域で導入進む クオータ制はどちらかの性別が一定比率を下回らないように決める。手法は女性に①議席の一定数を割り当て 女性議員増加の切り札 クオータ制導入の課題は
「民主化踏みにじる暴挙」 ミャンマー巡り議連会長 東南アジア 政治 3月4日 ミャンマーの民主化を支援する超党派議員連盟の中川正春会長(立憲民主党)は4日、ビルマ語を学ぶ東京外国語大の学生有志と国会内で面会し、ミャンマー 「民主化踏みにじる暴挙」 ミャンマー巡り議連会長
与党、罰則軽減に柔軟姿勢 特措法など改正案 政治 1月22日 与野党は新型コロナウイルス対策の特別措置法などの改正案を巡り、来週から修正協議に入る。野党は入院を拒んだ感染者に懲役刑や罰金を科す感染症法改正案の規定などに反対している。与党は対策の実効性を高めるため早期の成立を目指しており、修正に柔軟に応じる姿勢で臨む。 政府は22日に改正案を閣議決定し、国会に提出した。同日、国会内で開いた与野党との連絡協議会で法案内容を説明した。法案を審議する内閣委員会の与 与党、罰則軽減に柔軟姿勢 特措法など改正案
憲法改正の転機 安倍流迷走の本質と議論の作法 政治アカデメイア 清水 真人 菅内閣発足 編集委員 コラム(政治) 政治 11月24日 衆院憲法審査会で19日、今国会で初めて自由討議があった。首相は理念型の安倍晋三から実務型の菅義偉に代わった。野党陣営は再編途上で隊列が乱れがち。憲法改正の潮目も変わるかもしれない。ただ、「安倍1強」の下で改憲論議が迷走に終わったのはなぜだったのか。特に推進側の自民党にここで議論の作法の検証と新たな工夫がなければ、空回りが続きかねない。 ■改憲が自己目的化しがちな自民 19日の衆院憲法審。自民党と最 憲法改正の転機 安倍流迷走の本質と議論の作法
仕切り直しの憲法改正 カギ握る「中山ルール」 政治アカデメイア 憲法改正 清水 真人 編集委員 コラム(政治) 政治 10月8日 臨時国会の焦点である憲法改正論議。参院で自民党、公明党、日本維新の会などの「改憲勢力」が国会発議に必要な3分の2を割ったため、仕切り直しの空気が漂う。与野党の駆け引きの深層に目を凝らすと、改憲論議のカギが見えてくる。それは21世紀初頭に衆院憲法調査会をけん引した元会長の中山太郎らが知恵を絞った「中山ルール」と呼ばれる議事運営の慣行だ。 ■表現の自由や同性婚巡り火花 10月7日の衆院本会議での各党代 仕切り直しの憲法改正 カギ握る「中山ルール」
衆院憲法審顔ぶれ 自民、調整力で論議推進 政治 10月4日 4日召集の臨時国会で憲法改正を巡る論議の場となる衆院憲法審査会の人事が固まった。自民党は6人の閣僚経験者を会長・幹事にそろえ、経験に基づく調整力を生かし野党を改憲議論に引き込む考えだ。野党は立憲民主党と国民民主党から幹事を出すほか、共同会派を組む両党など4党派のバランスに配慮して委員を配置する。 憲法審会長や幹事は4日の憲法審で正式に決まる。これに先立ち、各党はそれぞれ推薦する人事を内定した。 衆院憲法審顔ぶれ 自民、調整力で論議推進
馬淵、階両氏が共同会派入り 大串氏は立民入り 政治 9月24日更新 無所属の馬淵澄夫、階猛両衆院議員は24日、立憲民主党や国民民主党などの共同会派に合流する考えを明らかにした。記者会見した馬淵氏は「野党一丸となって政権に対峙したい」と語った。階氏は「行政監視機能を高める点で力になりたい」と述べた。両氏は会派には加わるものの、引き続き無所属で活動する。 一方、無所属で立民会派の大串博志衆院議員は立民に入党届を出した。同党 馬淵、階両氏が共同会派入り 大串氏は立民入り
女性議員はまだ「異物」か 風見鶏 木村 恭子 木村 恭子 コラム(政治) 政治 9月22日 「日本の国会では女性議員はマイノリティーどころか異物に近い」 政治家を目指す女性らを前に自民党の野田聖子元総務相はこう嘆いた。女性の政治家を育てる一般社団法人「パリテ・アカデミー」と笹川平和財団が9月上旬に開いた「女性政治リーダー・トレーニング合宿」のレセプションの場での発言だったが、招待されていたマレーシアの女性大臣、カマルディン住宅・地方自治相は通訳の「strange object」に苦笑し 女性議員はまだ「異物」か