鴎外ゆかりの宿、閉館へ コロナ影響も「旧居守る」 新型コロナ 4月6日 小説家、森鴎外ゆかりの旅館「水月ホテル鴎外荘」(東京・台東)が5月、約80年の歴史に幕を下ろす。新型コロナウイルスの感染拡大で、宿泊や会食のキャンセルが相次いだことが原因という。敷地内にある鴎外の旧居は保存か移築を検討。おかみの中村みさ子さん(62)は「さみしい気持ちもあるが、旧居を守るのが私たちの使命。旅館に体力があるうちに、いい決断を下せた」と胸を張る。 中村さんによると、新型コロナの影響で 鴎外ゆかりの宿、閉館へ コロナ影響も「旧居守る」