西武・中村「レギュラー目指す」 プロ20年目に意欲 1月22日 西武の中村剛也内野手が22日、埼玉県所沢市の球団施設で練習を公開し、プロ20年目へ「けがせず一年間戦う。やっぱり試合に出ないと面白くないし、給料は下がるし、何もいいことがない。レギュラーを目指して頑張る」と意欲を燃やした。 昨季は右手首の打撲で戦列を離れ、79試合の出場で打率2割1分3厘、9本塁打、31打点にとどまった。復活を期し、マシン打撃などに取り組み「 西武・中村「レギュラー目指す」 プロ20年目に意欲
38歳内川と43歳福留、闘志秘め背水のシーズンへ 球場が呼んでいる(田尾安志) プロ野球 1月12日 チームの中心選手に球団が複数年契約を持ちかけるケースが多い。フリーエージェント(FA)権の行使で去られるのは編成上、大きなマイナス。チーム力を維持したい必死の思いが、好条件を提示してのつなぎ留めに表れる。対照的なのが、チームの中心から外れつつあるベテラン。主力時代では考えられない「冷遇」ぶりに戸惑う選手は少なくない。 2020年にその悲哀を特に味わったのが、長年、ソフトバンクの中心打者として活躍 38歳内川と43歳福留、闘志秘め背水のシーズンへ
西武、栗山巧が3年契約 中村剛也は大幅減 12月14日 西武の栗山巧外野手が13日、埼玉県所沢市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、来季から3年契約を結んだ。来季年俸は2千万円増の1億7千万円。40歳になる2023年までの契約に「思い切って野球に集中して臨んでいける。非常にありがたいバックアップをしていただいた」と感謝した。 今季は4番を任されるなど勝負強い打撃を続け、自己最多に並ぶ12本塁打を放った。20年目の来季は通算2 西武、栗山巧が3年契約 中村剛也は大幅減
「人気のセ」があだ? 埋めがたい「実力のパ」との差 球場が呼んでいる(田尾安志) コラム プロ野球 12月13日 「人気のセ、実力のパ」と言われるようになって久しい。当初は、連日の巨人戦のテレビ中継であまねく知名度が上がったセ・リーグ球団とは対照的に、放送が少なく日の当たらないパ・リーグ球団への哀れみからつけられたキャッチフレーズだったように思う。それが、2020年の日本シリーズでソフトバンクが2年連続で無傷の4連勝を果たし、パ・リーグ勢が8年連続でシリーズの覇者に。今や、哀れみの視線を送られるのはセ・リー 「人気のセ」があだ? 埋めがたい「実力のパ」との差
初球を仕留める20歳、ロッテ・藤原に見るプロの"資格" 勝負はこれから 10月27日 これなら、コロナ禍による主力の大量離脱がなくても、頭角を現していたかもしれない……。今月1軍に引き上げられたロッテの2年目、藤原恭大(20)が躍動している。高校卒業2年目での開花の気配から、プロで成功する人に共通の資質がいくつかみえてくる。 鮮やかな先頭打者弾だった。10月14日、楽天戦の一回。今季絶好調の涌井秀章の初球をとらえた打球はホームラン打者ならではの打球、という放物線を描いて右翼席に。 初球を仕留める20歳、ロッテ・藤原に見るプロの"資格"
4番は最強打者の勲章 今季、各チームで活躍 ネット裏から 9月13日 監督だったときの野村克也さんが、打順についてよく言っていた。「4番打者が決まれば問題ない。4番は木でいえば幹。あとはそれに枝葉をつけるだけだ」。2番に最強打者を置く新しい用兵もみられるが、ほとんどの監督は今もチームの最強打者を4番に据えている。だが、その打者がそれらしく働かないと打線は機能しない。程度の差はあるが、今季のプロ野球ではほとんどの4番打者がそれなりに活躍している。 セ・リーグでは巨人 4番は最強打者の勲章 今季、各チームで活躍
西武3連覇の道険し 自慢の強打湿り、打順定まらず インサイド/アウトサイド 8月25日 プロ野球でパ・リーグ3連覇を狙う西武が苦しんでいる。8月13日の楽天戦で2015年以来となる7連敗を喫すると、翌日の試合では13-8という派手な打撃戦の末、先発全員打点のおまけもつけて打ち勝った。この試合から1分けを挟んで5連勝、息を吹き返したかにみえた。 ところが、最後の変則6連戦となったオリックス戦は3連勝の後に3連敗。監督が途中交代した最下位チームとの対戦で勢いをつけることはできなかった。 西武3連覇の道険し 自慢の強打湿り、打順定まらず
巨人の岡本「美しいアーチ届ける」 開幕へ臨戦態勢 6月17日 新型コロナウイルスの影響で延期されていたプロ野球が19日にいよいよ無観客で開幕する。巨人の主砲、岡本和真には、球団生え抜きでは松井秀喜氏以来となる3年連続30本塁打の期待がかかる。打撃部門で自身キャリア最高の成績を目標に据える今季、試合数は例年の143から120へと減るが「目指すところが見え、やりやすい」。待望のシーズンへ静かに闘志を燃やしている。 全体練習が自粛となり、先の見通せなかった個人調 巨人の岡本「美しいアーチ届ける」 開幕へ臨戦態勢
西武・中村「本塁打も打点も」 ベテランが開幕へ意欲 5月26日 西武の中村剛也内野手が26日、オンライン取材に応じ、120試合に削減されて開幕するシーズンへ「本塁打はいっぱい打ちたいし、打点はいっぱい稼ぎたい。試合数どうこうより、すごく打ちたい」と意欲を語った。 自主練習期間はマシン相手の打撃練習しかできず、打撃投手相手の練習は18日に 西武・中村「本塁打も打点も」 ベテランが開幕へ意欲
代表格はイチローに長嶋 「勝負強さ」の正体は 進化するマネーボール 5月19日 「勝負強い打者」と聞いて思い浮かべるのは誰だろうか。2009年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝で十回2死から飛び出したイチローの勝ち越し打は日本中を熱狂させた。オールドファンなら天覧試合でサヨナラ弾を放った長嶋茂雄が脳裏に焼き付いているかもしれない。値千金の一打を生む「勝負強さ」について考えてみたい。 「勝負強い」とはどのような資質だろうか。すぐに思い浮かぶのは「ここぞのチャン 代表格はイチローに長嶋 「勝負強さ」の正体は