新規買いの若者、手じまいの高齢者 株高で進む世代交代 スクランブル 株式 2月16日 日経平均株価は16日も上値を追い、前日比383円高の3万0467円で取引を終えた。株価の上昇とともに、株式市場では個人投資家の世代交代が進む兆しが出てきた。若年層はデジタルトランスフォーメーション(DX)などのテーマ株を積極的に購入する一方、高齢層は株高で含み損が縮小してきた重厚長大銘柄の保有株を売却し、市場から撤退する動きをみせる。 16日はソフトバンクグループ(SBG)が昨年来高値をつけ、フ 新規買いの若者、手じまいの高齢者 株高で進む世代交代
米株乱高下も「潮目変わらず」、東京市場に再び高値期待 スクランブル・フラッシュ 株式 2月1日 1日の東京株式市場で日経平均株価は反発、午前終値は先週末より241円高い2万7905円だった。前週末の2営業日で1000円近く下落した反動で、買いが優勢となっている。先週は、米国の個人投資家による投機的取引をめぐる混乱が東京株式市場にも飛び火し、日本株相場の潮目が変わるとの指摘も聞かれていたが、週が明け「中長期的な方向感は変わらない」との声が再び増えている。 1月29日の米ダウ工業株30種平均は 米株乱高下も「潮目変わらず」、東京市場に再び高値期待
足踏み続く日経平均 個人の売り、株高にブレーキ スクランブル・フラッシュ 株式 1月18日 先週半ばまで上昇基調が続いていた日経平均株価が、2万9000円を前に足踏みしている。18日は米国がキング牧師誕生日の祝日で、日本株市場の売買代金シェアの大半を占める海外投資家の取引が限られるなか、朝方から利益確定売りが優勢だった。年明け以降の大幅上昇に対する高値警戒感が強い個人投資家が売り続けていることが、節目超えにブレーキをかけているようだ。 18日の日経平均は続落している。SBI証券の取り扱 足踏み続く日経平均 個人の売り、株高にブレーキ
個人、IPOラッシュに賭けるも高い難易度 スクランブル・フラッシュ 株式 12月15日 15日の東京株式市場でIPO(新規株式公開)ラッシュが皮切りとなった。東証マザーズ市場に上場したスタメンは後場に公募・売り出し価格(公開価格)比2.3倍をつけた一方、東証2部に上場したビーイングホールディングスは、初値をつけた前場に高値をつけ、その後下落基調に転じた。今年は例年以上にIPOラッシュに賭けている個人投資家が多かっただけに、選択する銘柄によって吉凶がどう出るか、難易度の高さが浮き彫り 個人、IPOラッシュに賭けるも高い難易度
リンク債大量償還、買い場探る個人マネー スクランブル 株式 12月10日 日経平均株価が2万7000円を前に足踏みしている。急ピッチに進んだ11月の株価上昇を経て市場には高値警戒感も漂う。こうしたなかで注目されるのは、個人投資家が多く保有する日経平均株価連動債(日経リンク債)の償還資金の行方。株高で条件を満たした資金が近く数千億円規模で前倒し償還される見通し。個人マネーは買い場を探している。 10日の東京株式市場で日経平均は小幅安に終わった。この日はソフトバンクグルー リンク債大量償還、買い場探る個人マネー
痛む個人、IPO銘柄で挽回狙う アララ株に買い殺到 11月19日 日経平均株価の上昇が止まるなか、視線を新規株式公開(IPO)銘柄に向ける個人投資家が増えている。新興株の下落などで損失を抱えた投資家が実は多い。年末に向けて有望なIPO銘柄もみられ、挽回を狙う資金が集まりそうだ。 19日の東証マザーズ市場では、新規上場したキャッシュレスサービスを手がけるアララに買い注文が殺到した。気配値の上限は公募・売り出し価格(公開価格、1400円)の2.3倍の3220円。こ 痛む個人、IPO銘柄で挽回狙う アララ株に買い殺到
トランプ政権下の米国株 自動車・石油下げ目立つ 11月9日 米トランプ政権が4年間で終止符を打つことになりそうだ。大型法人減税、大規模な金融緩和、中国に対する貿易規制など、大胆な政策を打ち出してきたトランプ政権下で主要企業の株価はどう反応したのか。前回の大統領選挙があった2016年11月8日以降の日米企業の株価騰落率を調べた。 「再びアメリカを偉大に」をスローガンに掲げたトランプ政権だったが、ゼネラル・エレクトリック(GE)が71%安、フォード・モーター トランプ政権下の米国株 自動車・石油下げ目立つ
株、ANAとHOYAに映る大文字「K」相場 10月28日 28日午前の東京株式市場で、前日に2020年4~9月期決算を発表したANAホールディングスとHOYAの株価が明暗を分けた。EUV(極端紫外線)技術への期待でHOYAが上場来高値を更新する一方、大がかりな構造改革を打ち出したANAHDは朝高後、売りに押された。ウィズコロナで選別される二極化相場の「K」字が大きくなってきた。 米大統領選まで1週間を切り、投資家が持ち高を一方向に傾けづらいなか、欧米で 株、ANAとHOYAに映る大文字「K」相場
癒えぬ「東証ショック」 日本株覆う様子見モード 東証システム障害 10月2日 東京証券取引所の終日売買停止から明けた2日、東京株式市場で日経平均株価は前日(9月30日終値を10月1日終値と認定)と比べ34円(0.15%)高の2万3219円で午前の取引を終えた。取引の再開を待っていた投資家が売買し、売買代金は通常をやや上回る規模に膨らんだ。もっとも、異例のトラブルに対する市場参加者の目線は厳しく、投資家は様子見ムードを拭いきれないでいる。 「下がるかなと思ったのですが。みん 癒えぬ「東証ショック」 日本株覆う様子見モード
富士通・NEC… 旧電電ファミリー株に「菅トレード」 9月18日 世論調査で菅内閣の高支持率が明らかになった18日、東京株式市場では「菅トレード」が広がった。2021年秋までに新設されると報じられたデジタル庁をめぐり、NTTデータ、富士通、NECといった旧「電電ファミリー」がそろって買われた。一方、携帯料金の値下げ圧力がかかるNTTドコモが年初来安値を更新。外国人投資家の一角は菅内閣が長期政権になる可能性を意識しているようだ。 日本経済新聞社とテレビ東京の緊急 富士通・NEC… 旧電電ファミリー株に「菅トレード」