パンデミック克服 病院の統合・再編を 津田塾・伊藤氏 コラム 2月16日 新型コロナウイルス感染症の第3波の大波は日本の医療提供体制のもろさをあらわにした。感染者が欧米に比べて少ない日本でなぜ療養先が見つからないのか。津田塾大学の伊藤由希子教授(医療経済学)は「病床数が問題なのではない。医療機関の機能分担の問題だ」と指摘する。 ――日本は欧米に比べて感染者数が1けた少ないうえ、病床数は欧米の3倍近い。それなのになぜ「入院先がない」と言われるのか。現状に疑問を持つ人は多 パンデミック克服 病院の統合・再編を 津田塾・伊藤氏
国の負担? いえ、あなたの負担 霞が関エックス線 大林 尚 コラム(経済・金融) 編集委員 8月19日 小泉政権の時代から医療政策の立案に深くかかわってきた与党の古参議員が嘆いている。「新型コロナはさまざまな面で私たちの価値観を揺さぶっているが、政治家の金銭感覚までまひさせてしまった」と。 2020年度の国の歳出規模は、2度の補正予算の編成を経て160兆円に膨張した。新規国債発行は90兆円、基礎的財政収支の赤字幅は66兆円と、ともに未曽有の額だ。1人10万円の特別定額給付金のほか、コロナ危機に翻弄 国の負担? いえ、あなたの負担
病院は「健康拠点」目指せ 医療制度改革の視点 経済教室 コラム(経済・金融) 12月12日 2019年9月26日、厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ(第24回)」は医療提供体制の「再検証要請対象」424病院を含む、公立・公的医療機関1455病院の情報を公表した。 医療制度改革の視点(上) 病院は「健康拠点」目指せ