18日の菅首相の動静 政治 2月18日 ▽8時20分 東京・赤坂の衆院議員宿舎発。23分 官邸。 ▽10時23分 竹下亘衆院議員。34分 林文子横浜市長。50分 厚労省の迫井医政局長、正林健康局長。 ▽11時2分 黒田東彦日銀総裁。35分 神奈川県市長会の本村賢太郎会長、小林常良相談役ら。 ▽12時55分 東京・東が丘の国立病院機構東京医療センター。57分 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種会場視察。田村厚労相ら同行。 ▽13時5分 18日の菅首相の動静
政治・外交・コロナの2021年展望 有識者に聞く 新型コロナ 政治 1月12日更新 2021年は新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言で幕を開けた。国内は東京五輪開催や衆院解散・総選挙を控え、海外ではバイデン次期米政権の発足による国際情勢の変化が予想される。コロナという不確定要素で見通しがつきにくい年の展望を3人の識者に聞いた。 「対中での強靱さ必要に」 佐々江賢一郎・日本国際問題研究所理事長 ――21年の国際情勢をどう見ますか。 「どの国も引き続きコロナの影響を受け、世界の 政治・外交・コロナの2021年展望 有識者に聞く
米高官、日米豪印の連携「将来拡大も」 富士山会合 中国・台湾 東南アジア 北米 10月24日 日米の政府関係者や有識者らが国際問題を話し合う「富士山会合」(日本経済研究センター、日本国際問題研究所共催)が24日、都内で開催された。マーク・ナッパー米国務次官補代理は、中国の存在を念頭に、日米とオーストラリア、インドの4カ国が外交・安全保障で進める協力関係が「将来は(他国にも)拡大する可能性もある」と語った。 富士山会合は今回が7回目。米中対立やインド太平洋戦略における日米同盟の役割などにつ 米高官、日米豪印の連携「将来拡大も」 富士山会合
陸奥宗光 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎 エッセー 6月24日 コロナ感染後の世界を考える上で、「陸奥宗光」(岡崎久彦著)を読み返してみる。 そこでは晩年外務大臣となった陸奥が冷徹な思考に基づいて開国時代の日本外交を如何(いか)に成功裡(り)に指導していくかが描かれる。当時の世界は遍く弱肉強食の帝国主義時代である。そこで得られる外交上の教訓の多くは今日なお妥当する。 まず「天の時、地の利、人の和」が揃(そろ)わないと国家的外交大事業は難しい。また内政の安定と 陸奥宗光 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎
始球式 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎 エッセー 6月17日 日本プロ野球リーグの開幕がコロナ感染で遅れたが、やっとスタートである。 日本の野球始球式では、通常タレントや女優の方々がファーストボールを投げることが多いようであるが、米国では伝説的なOB選手や大統領などの政治家、その他、試合の性格にもよるが、一般の人々を含め実に種々のジャンルの人々が思い思いの恰好(かっこう)、スタイルで投球する。外国の大使の中にも試みる人がいて、私もその一人だった。 いくつか 始球式 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎
セザンヌの塗り残し 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎 エッセー 6月10日 私は子供の頃絵が好きだった。中学校の美術の先生に初めて倉敷の大原美術館に連れて行ってもらったが、最も印象に残ったのがセザンヌの絵の塗り残しだった。最初は制作の途中でやめた絵かと思ったが、残された空間に意味があると言われてびっくりした。なぜかと考えたがわからず、先生も説明しなかった。しかしそこに描かれている異国の田舎の風景にただ魅了された。 その後大人になって世界の多くの美術館で繰り返しセザンヌの セザンヌの塗り残し 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎
晩年 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎 エッセー 6月3日 私は乱読であるが、人の自伝や生涯を描いた本は好みである。若い頃は偉人伝を読んで真似(まね)できないかと発奮するが、そのうちそう簡単でないこともわかる。仕事柄世界の政治・外交家の物語も読むが、全く異なる人生を歩んだらどうだろうと思って画家や俳優の物語も読んだりする。そしてその晩年の生き方により多くの関心が向く。 幕末に英国の外交官として活躍したアーネスト・サトウは晩年英国の田舎で専ら野山を歩き、植 晩年 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎
勉強嫌い 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎 エッセー 5月27日 私はどちらかと言うと勉強嫌いである。コツコツする勉強は不得意ですぐに飽きてしまう。長い間の外交実務家としての訓練もそれを大きく変えるに至らなかった。 中間管理職(課長)の頃に、英国の国際戦略問題研究所(IISS)で1年弱研究員をしたが、日米貿易経済交渉の担当を終えた直後だったので、やや疲れていた。最初にとりあえず研究論文の骨格だけを提出した後、しばらく骨休めをしたいと思い、家族を連れて英国内を旅 勉強嫌い 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎
コロナの会話 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎 エッセー 5月20日 コロナ感染が世界を襲い、人々は巣ごもりを余儀なくされる。我が家も同様で、夕食時の会話は以下の如(ごと)くである。 妻「あ~あ、もう毎日食事の用意をするのに疲れてきたわね。パパも手伝って」 私「う~ん、でもおかげで外食しないからヘルシーで家計的にも助かってるんじゃない」(警戒的) 息子「でもレストランはお客が激減して困っているんじゃない。休業で収入がなくなり、生活に不安な人が多いと思うよ」 義母「 コロナの会話 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎
阿佐谷の理髪店 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎 エッセー 5月13日 米ワシントンDCで仕事をしていた頃、髪は薄くなっても身だしなみは必要ということで散髪はメトロポリタンクラブで行っていた。そこでは髪を切るだけで日本のようなきめ細かいサービスはなかった。かわりに散髪をしながら靴を磨いてもらうサービスがあり、専らその人と世間話をする。時折彼がする米国社会批評は辛辣で興味深いものがあった。 帰国後の日本では、阿佐谷商店街にある大正時代から親子3代続く理髪店に通うように 阿佐谷の理髪店 日本国際問題研究所理事長 佐々江賢一郎