「体制構築支援を」 宮城の自治体、ワクチン接種で要望 新型コロナ 東北 宮城 1月29日 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、宮城県市長会と町村会は県に自治体向けの相談窓口の充実などを要望した。具体的な接種スケジュールなど不透明な部分が多く、自治体間で供給体制に差が出ないようにすることも求めた。 ワクチン接種にかかる経費を全額国費負担とすることや情報共有の徹底、自治体や医療機関との役割分担の明確化など5項目を盛り込んだ要望書を、佐野好昭 「体制構築支援を」 宮城の自治体、ワクチン接種で要望
復興商店街にコロナ落書き 宮城・南三陸、県警捜査 宮城 東北 9月1日 東日本大震災で被災した商店が集まる宮城県南三陸町の「南三陸さんさん商店街」で1日までに、新型コロナウイルスを連想させる落書きが見つかった。8月28日午前9時ごろ、店の従業員が発見。南三陸署が建造物損壊容疑で捜査している。 運営する「南三陸まちづくり未来」によると、落書きがあったのは店舗が入居する建物の外 復興商店街にコロナ落書き 宮城・南三陸、県警捜査
宮城県市町村長会議、3カ月遅れで開催 新型コロナ 宮城 東北 8月3日 宮城県内の市町村長が県政について意見交換する「宮城県市町村長会議」が3日、開催された。毎年5月に開催しているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ウェブ上での代替開催にとどまっていた。3カ月遅れで首長が一堂に会した。 約1時間半の会議中、議題は新型コロナに集中した。県市長会長を務める大崎市の伊藤康志市長は「第2波に備え医療機器の安定供給 宮城県市町村長会議、3カ月遅れで開催
震災復興祈念公園、宮城・南三陸で一部開園 震災9年 東北 12月17日 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町で整備が進む「震災復興祈念公園」が17日、一部開園し、震災の記憶を伝える祈念碑などが公開された。南三陸町の死者・行方不明者は831人にのぼり、うち43人が旧防災対策庁舎で犠牲となった。全面開園は2020年秋を予定している。 開園したのは全体約6万3千平方メートル中、海抜20メートルの「祈りの丘」や犠牲者の名簿を収めたモニュメントなどがある約1万2千平 震災復興祈念公園、宮城・南三陸で一部開園
犠牲831人慰霊の場整備 石碑に名簿安置、南三陸 12月17日 東日本大震災で町民ら831人が犠牲になった宮城県南三陸町で、震災復興祈念公園の主要施設が完成し17日、死者や行方不明者の名簿を安置する石碑の除幕式が開かれた。震災から8年9カ月を経て、町は石碑を設置する「祈りの丘」や、町職員ら43人が犠牲になった旧防災対策庁舎に臨み復興を祈念する場を整備した。 公園は、災害危険区域となり住宅が建てられない旧町中心部に整備され広さ約6.3ヘクタール。入場できるのは 犠牲831人慰霊の場整備 石碑に名簿安置、南三陸
復興祈念公園で桜植樹 宮城・南三陸、開園前に 11月28日 宮城県南三陸町が東日本大震災の津波で被災した旧市街地に整備している震災復興祈念公園で28日、桜の植樹式が開催された。公園は12月17日に一部開園する予定。 被災地支援の一環として2012年から同町で桜の植樹を続ける一般社団法人「LOOM NIPPON(ルームニッポン)」(東京・港)が寄贈した。塩害に強いオオシマザクラなど計74本で、うち42本がこの日までに公園内の道路 復興祈念公園で桜植樹 宮城・南三陸、開園前に
24日の安倍首相の動静 政治 11月24日 ▽7時26分 東京・富ケ谷の私邸発。48分 JR東京駅。 ▽9時58分 はやぶさ103号でJRくりこま高原駅。田中復興相ら同行。 ▽10時51分 宮城県南三陸町の志津川仮設魚市場。佐藤仁町長ら出迎え。「復興グルメF-1大会」を視察し、あいさつ。鶏の唐揚げなどを試食。秋葉補佐官、小野寺五典衆院議員ら同行。 ▽11時53分 気仙沼市の「東日本大震災遺構・伝承館」。菅原茂市長ら出迎え。視察。市立階上中学校の生 24日の安倍首相の動静
平成の天皇と皇后 災害の記憶、消すことなく 「令和」新時代 平成の天皇と皇后 2月1日 天災について多くの至言を残した物理学者の寺田寅彦は、日本の国土は深き慈愛でわれわれを保育する慈母であると同時に、しばしば「刑罰のムチ」を振るう厳父だと言った。 三陸沖は世界屈指の良漁場で、豊かな海の幸を与えてくれる母なる海だった。しかし、眼下には厳父のムチで見る影もなくなった惨状が広がっていた。 「ショックだった。海岸沿いは根こそぎ住宅が消えている情景が延々と続いていた」と、元侍従長の川島裕さん 平成の天皇と皇后 災害の記憶、消すことなく
「平時から危機意識を」(震災あの日から未来へ) 北海道・東北 3月14日 東日本大震災の被災地の首長は発生直後から現在まで様々な決断を迫られてきた。これまでの経験で得た教訓や、将来の首長への助言を聞いた。 「インフラを整備する際は、常に災害を意識しないといけない。東日本大震災では仙台東部道路などの道路が命をつないでくれた。この経験を広めていく必要がある」 宮城県の村井嘉浩知事は、大災害への対応は平時のインフラ整備から始まると説く。太平洋に近い地帯の主要道路は津波をせき 「平時から危機意識を」(震災あの日から未来へ)
被災地で相次ぎ施設復活、各地で首長選 17年東北回顧 北海道・東北 12月29日 東北各地で多くの企業や自治体が28日に仕事納めの行事を終え、年末年始の休みに入った。2017年は東日本大震災で大きな被害を受けた沿岸部でようやく商業施設が本格的に再建され、にぎわいの復活に向けて動き出す年となった。衆院選に加えて県知事選や市長選も複数あり、選挙が集中した年でもあった。東北の1年を振り返る。 3月3日の「さんさんの日」に宮城県南三陸町で、仮設商店街から出発した南三陸さんさん商店街が 被災地で相次ぎ施設復活、各地で首長選 17年東北回顧