バイデン政権誕生は米シェール革命の終わりか 米大統領選 松尾 博文 環境エネ・素材 北米 Nikkei Views 編集委員 11月13日 米大統領選挙で環境・エネルギー政策のグリーン化を掲げるバイデン前副大統領の当選が確実になった。米国は石油・天然ガスの最大の生産・消費国だが、バイデン政権の誕生で関連産業に向かい風は強まるだろう。米国を起点に世界のエネルギー秩序を一変させたシェール革命もこれで終わるのだろうか。 バイデン氏は選挙で2035年までに発電部門の温暖化ガス排出を、50年までにすべての排出を実質ゼロにする公約を掲げた。その バイデン政権誕生は米シェール革命の終わりか
JERA、川越火力で米フリーポートLNGを初受け入れ 環境エネ・素材 中部 1月23日 中部電力グループのJERA(東京・中央)が運営する川越火力発電所(三重県川越町)に23日、米テキサス州フリーポートで加工した液化天然ガス(LNG)を載せた運搬船が入港した。JERAが出資する米LNGプロジェクトからのガスの受け入れは今回が初めて。調達先の多様化でリスクの分散につなげる。 運搬船は同日午前、川越火力の桟橋前に到着し、発電所内にLNGを供給した。今回運んだLNG JERA、川越火力で米フリーポートLNGを初受け入れ
天然ガス、欧州舞台に米ロが火花 FTサミット 中東・アフリカ 3月28日 【ローザンヌ(スイス)=飛田雅則】米国の天然ガスが欧州などのガス市場で波乱を引き起こす可能性がある。スイスのローザンヌで開かれたFTコモディティ・グローバル・サミットの最終日の27日、登壇した米シェニエール・エナジーのエリック・ベンサウデ氏は「欧州市場で米国とロシアのシェアの戦いになる」との見方を示した。 米国では液化天然ガス(LNG)プラントが相次ぎ完成し、トランプ政権はガスの輸出拡大を狙う。 天然ガス、欧州舞台に米ロが火花 FTサミット
LNG市場広げるFSRU 受け入れ基地を船に コラム(ビジネス) 12月18日 液化天然ガス(LNG)の導入国が広がっている。日本や中国、韓国などの既存の大消費国に加えて、東南アジアや中東、南米などの新興国でも輸入が始まった。市場の拡大を後押ししているのが、FSRU(浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備)と呼ばれる新技術だ。 商船三井は近く、トルコ南部のドルチョール港で、世界最大の能力を持つFSRU「MOL FSRUチャレンジャー」の操業を始める。LNGの貯蔵能力は26万3000 LNG市場広げるFSRU 受け入れ基地を船に
「シェール革命2.0」崩れる境界 日本企業、米に出城 環境エネ・素材 北米 10月28日 米国を起点とするシェール革命の波が日本に及んできた。日本企業が米国でシェールガスを原料に使う液化天然ガス(LNG)の生産に乗り出し、2018年初頭にも第1便が日本に到着する。米国産LNGは世界のエネルギー供給を変え、これを好機ととらえる日本企業も出ている。激変するLNGビジネスの最前線を報告する。 米テキサス州フリーポート。同州の中心都市ヒューストンからおよそ100キロメートル離れたこの地では、 シェール革命2.0 崩れる境界
シェール輸入と福島廃炉を結ぶ東電・中部電連合 ニュースこう読む コラム(ビジネス) 1月16日 冬の日本海にしては波も穏やかな朝だった。米ルイジアナ州から液化天然ガス(LNG)を運んできた輸送船が6日、中部電力上越火力発電所(新潟県上越市)に到着した。 シェールガスでつくったこのLNGは、アラスカを除き、日本が輸入する初めての米国産である。「LNG市場に風穴を開ける一歩だ」。東京電力ホールディングス(HD)と中部電力の火力発電・燃料事業統合会社であるJERAの佐藤裕紀執行役員は語った。 調 シェール輸入が試す東電・中部電連合の実力
LNG調達新時代 東電・中部電連合が米シェール初輸入 1月6日 電力会社の燃料調達の新時代が幕を開けた。米国産シェールガス由来の液化天然ガス(LNG)が6日、初めて日本に輸入された。買ったのは東京電力ホールディングス・中部電力の連合。原油安で価格面の利点は薄れたが、調達先が広がれば価格交渉力は高まる。これをバネに電力大手はより多様な取引を試み、収益改善効果を引き出す。 午前10時50分、中部電の上越火力発電所(新潟県上越市)にLNG船「オーク・スピリット号」 LNG調達新時代 東電・中部電連合が米シェール初輸入
特産品でジェラート ロストアンドファウンド、東京に専門店 11月8日 地域ブランディングなどのロストアンドファウンド(新潟市)は地方の特産物を使ったジェラート専門店を東京都品川区に開いた。北海道産かぼちゃや岩手県葛巻町の牛乳などを使用した約10品目のジェラートを扱う。農産物の魅力を発信し、農業振興にもつなげる。 「ハスキー」は店舗面積約23平方メートル。北海 特産品でジェラート ロストアンドファウンド、東京に専門店
ロストアンドファウンド 東京に新潟産素材のジェラート専門店 8月20日 地域ブランディングなどを手掛けるロストアンドファウンド(新潟市)は9月末、新潟県産の食材を中心に使ったジェラート専門店を東京都内に出店する。県内の協力農家から仕入れた果物や野菜などを使った約10品目のジェラートを販売する。将来は都内で店舗を増やす計画だ。県産農産物の魅力を発信し、農業振興にもつなげる。 東京都品川区に開業するのはジェラート専門店「ハスキー」。店舗面積は23平方メートルで、県産のブ ロストアンドファウンド 東京に新潟産素材のジェラート専門店
三幸製菓 佐藤社長の退任を正式発表 後任は山下取締役が昇格 7月22日 米菓大手の三幸製菓(新潟市)は21日、佐藤裕紀社長(47)が6月30日付で退任したと正式に発表した。後任の社長には関西地域の営業を担当していた山下仁取締役(58)が7月1日付で就任した。三幸製菓は退任理由を明らかにしていない。同社関係者によると、父親である同社の富一郎会長との経営方針を巡る意見の食い違いが背景にあったという。 山下取締役は主に営業畑を歩んできた。同社で創業家 三幸製菓 佐藤社長の退任を正式発表 後任は山下取締役が昇格