入院小児、9割で面会制限 親と分離で負担大きく 新型コロナ 6月9日更新 新型コロナウイルスの感染予防で、入院中の小児患者と家族の面会が難しくなっている。日本経済新聞が全国84の小児医療の主要病院に調査したところ、9割超が面会の制限や中止をしていた。難病などと闘う小児にとって、親らとの分離は精神的な影響が大きい。付き添いの交代が禁止され、特定の保護者に負担が集中する課題もある。感染対策との間で医療現場は対応に苦慮している。 調査は5月中下旬に、小児がん拠点病院やこども 入院小児、9割で面会制限 親と分離で負担大きく
子の入院の付き添い、NPOが実態調査 家族支援不足 12月22日 幼い子どもが入院した際、付き添いなどで家族に過度な負担がかかっているとして、NPO法人「キープ・ママ・スマイリング」(東京)が23日から患者家族を対象とした実態調査を始める。家族が精神的、経済的に追い詰められるケースもあり、光原ゆき理事長は「看病する家族の現状を明らかにし、支援の充実につなげたい」と話す。 子の入院の付き添い、NPOが実態調査 家族支援不足
子ども入院の親に食事を NPO、佐賀大病院で提供 九州・沖縄 11月13日 子どもの入院に付き添う家族らを支援するNPO法人「キープ・ママ・スマイリング」(東京)が11月から、家族に栄養バランスが取れた缶詰を無償で提供する取り組みを佐賀大学医学部付属病院(佐賀市)で始めた。サポートの少ない付き添い家族の負担を軽減する狙いがある。同法人は佐賀大病院を出発点に活動を全国に広げる考えだ。 「いつもコンビニ店の総菜やレトルト食品ばかりで野菜が不足しがちだったので、本当に助かりま 子ども入院の親に食事を NPO、佐賀大病院で提供
みんなで応援できる世界に(向き合う) コラム(社会・くらし) 3月24日 病児ママへの食事サポートを始めて3年。提供した人数は延べ2千人を超える。しかし、私たちの支援は十分とは言い難い。一人でも多く食事を届けることはできないだろうか。 「小ロットでもレトルトにしてくれる会社があるよ」と聞いてひらめいた。ミールプログラムでタッグを組む米澤文雄シェフ(THE BURN料理長)のメニューをレトルト化して小児病棟に配ろう。ある病院に「温かいお弁当を病棟に届けたい」と相談したけ みんなで応援できる世界に(向き合う)
病児ママに料理で寄り添う(向き合う) コラム(社会・くらし) 3月17日 病児ママの支援団体を立ち上げたものの、どのようなサポートに取り組むべきなのか模索する中、知人に紹介されたのが「ドナルド・マクドナルド・ハウス」だった。 米国に本拠地を置くマクドナルド財団が運営する滞在施設で、子供の入院に付き添う家族が低料金でホテル代わりに利用できる。2019年2月現在、全国に12カ所設置されている。 さっそく見学に出かけ「ミールプログラム」と呼ばれる夕食づくりのボランティアが行 病児ママに料理で寄り添う(向き合う)
過酷な病児ママ、笑顔にしたい(向き合う) コラム(社会・くらし) 3月10日 11カ月の次女を突然失い、1カ月泣き続ける中で、次女に付き添う時間が空いたことにも気づいた。そうだ。次女のために使うはずだった時間で何かを生み出そう。天国で次女に会えたとき、「お母さん、よくやったね」と言ってもらえるように。 私は2人の娘たちに付き添った6つの大病院での日々を思い起こした。付き添いが許される小児病棟では、母親が忙しい看護師を助け、子供の面倒をよくみる。私も温めたミルクを娘の鼻から 過酷な病児ママ、笑顔にしたい(向き合う)
娘に付き添い入院、11カ月の命(向き合う) コラム(社会・くらし) 2月24日 あと1カ月で1歳だったのに。数分前まで笑顔を見せていた娘の心臓が突然止まった。「絶望」という言葉の意味を知ったのはこの瞬間だ。同時にこの体験が今の活動の始まりだった。 入社したリクルートは若手にも身の丈以上の仕事を与える環境があり、やりがいのある仕事に没頭した。長女を妊娠したときはすぐに復職するつもりだったが、出産当日に異常が見つかり、娘は新生児集中治療室(NICU)に搬送された。仕事と育児を両 娘に付き添い入院、11カ月の命(向き合う)