ジャック・マーを追い込んだ男 (FT) 中国・台湾 金融機関 FT 2月9日 中国の金融機関を監督する中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)が馬雲(ジャック・マー)氏率いるアリババ集団傘下の金融会社アント・グループに対する締め付けを強化するなかで、同委員会を率いる郭樹清主席が実権を強めている。アントは2020年11月に370億ドル(約3兆9000億円)規模の新規株式公開(IPO)を予定していたが、政府の介入で延期された。 政府関係者や顧問らによると、郭氏の影響力が増す一方 [FT]ジャック・マー氏を追い込んだ男
中国の対米輸入、目標6割止まり 「第1段階」合意1年 トランプ政権 米中衝突 バイデン次期政権 Think! 北米 中国・台湾 1月15日更新 【ワシントン=鳳山太成、北京=川手伊織】米中が貿易交渉を巡る「第1段階の合意」に署名して15日で1年が経過する。中国が米国製品を大量購入する約束は目標の6割弱にとどまる。バイデン次期米政権は合意後も続く制裁関税が米経済の重荷になっていると批判しており、見直しに動く可能性がある。 米中貿易戦争を「一時休戦」に導いた第1段階合意はトランプ大統領と中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が2020年1月15日 中国の対米輸入、目標6割止まり 「第1段階」合意1年
コロナ禍1年、習近平経済方針から消された警鐘の言 米中衝突 新型コロナ 貿易摩擦 習政権ウオッチ 中沢 克二 中国・台湾 編集委員 コラム 12月23日 中国共産党の重要会議の発表では、難解な文言そのものより、書いていない中身のほうが極めて大きな意味を持つ。特に以前は触れていたのに今回、消された文言に注目すべきだ。 先に開かれた2021年の経済運営を巡る中央経済工作会議に当てはめるなら、それは「経済の下押し圧力が増している」という表現の消滅である。19年12月中旬の同じ会議で国家主席の習近平(シー・ジンピン)はこんな厳しい表現で訴えかけていたのに コロナ禍1年、習近平経済方針から消された警鐘の言
安倍首相が食べた北京ダック 北京ダイアリー(2020年8月) 北京ダイアリー 中国・台湾 11月27日 ■安倍首相が食べた北京ダック(8月31日) 安倍晋三首相の写真は、まだその店に飾ってあった。北京ダックの専門店として知られる大董●鴨店(●は火へんに考)だ。 2014年11月、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に出席するために訪中した安倍氏は、北京の中心部にあるこの店で昭恵夫人らとともに夕食を取った。店員がこっそり撮影したのだろうか。少しピントが外れたその写真は中国のSNS(交流サイト)上 安倍首相が食べた北京ダック 北京ダイアリー(2020年8月)
中国、社債不履行が多発 警戒強める金融当局 中国・台湾 11月22日 【上海=張勇祥】中国で企業が発行する債券(社債)の債務不履行が多発している。元本や利息を払えなかった社債の金額は計1570億元(2兆5千億円)となり、過去最高を上回るペースで推移する。当局は社債市場の動揺が金融システム全体に波及しないか警戒し、企業の返済逃れなどの監督強化に乗りだす。 中国の社債の債務不履行は2019年に計1670億元と過去最高を記録し、20年はそれを上回る勢い。新型コロナウイル 中国、社債不履行が多発 警戒強める金融当局
東山魁夷作「馬雲」が予告した習近平政治とアント激突 習政権 習政権ウオッチ 中沢 克二 キャッシュレス コラム(国際) 編集委員 11月18日 昭和を代表する日本画の巨匠、東山魁夷も草葉の陰で驚いているだろう。まさか自らの傑作が、風雲児であるアリババ集団の創始者、馬雲(ジャック・マー、56)の危うい運命の予告に使われるとは。しかも、それは中国国営通信、新華社が対話アプリなどの公式発信でトップに置いたコラムなのだから。 突然、馬雲が当局から事情聴取を受けたのは11月2日。直後に新華社の文章がアップされた。中国にしてはあまりに早い。まるで用 東山魁夷作「馬雲」が予告した習近平政治とアント激突
上海株大引け 小反発、消費関連に買い 米大統領選控え方向感乏しい 11月2日 【NQN香港=林千夏】2日の中国・上海株式相場は小幅に反発した。上海総合指数の終値は前週末比0.5871ポイント(0.01%)高の3225.1196だった。消費関連など材料が出た銘柄への物色が支えとなった。一方、米大統領選挙を控えて様子見ムードが強く、相場は方向感に乏しかった。 上海市場に新規上場した大手投資銀行の中国国際金融(CICC)が一時、公開価格を4割上回った。上海汽車や長城汽車などの自動 上海株大引け 小反発、消費関連に買い 米大統領選控え方向感乏しい
上海株前引け 小幅続落、保険やIT関連に売り アジア300は反発 11月2日 【NQN香港=林千夏】2日午前の中国・上海株式相場は小幅に続落した。上海総合指数の午前の終値は前週末比1.6258ポイント(0.05%)安の3222.9067だった。アジア時間4日に米大統領選挙の投開票を控え、様子見ムードから持ち高調整の売りが出た。一方、中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が新規株式公開(IPO)審査期間の短縮につながる「登録制」を全市場に導入する方針を示したのを受け、投資資金の流入 上海株前引け 小幅続落、保険やIT関連に売り アジア300は反発
上海株寄り付き 小反発、押し目買い アジア300は反発 11月2日 【NQN香港=林千夏】2日の中国・上海株式相場は小幅に反発して始まった。上海総合指数の始値は前週末比4.1825ポイント(0.12%)高の3228.7150だった。前週末に1カ月ぶりの安値に沈んだため、押し目買いが先行した。中国の劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が前週末の会議で、新規株式公開(IPO)の審査期間の短縮につながる「登録制」を全市場に導入する方針を示し、投資家心理を支えた。ただ、アジア時間4 上海株寄り付き 小反発、押し目買い アジア300は反発
上海株大引け 反発、新興ハイテクに買い IT振興方針が支え 10月20日 【NQN香港=安部健太郎】20日の中国・上海株式相場は反発した。上海総合指数の終値は前日に比べ15.4358ポイント(0.46%)高の3328.1029だった。新興ハイテク株などに値ごろ感からの買いが入り、投資家心理の支えとなった。劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が19日に、次世代通信規格「5G」や仮想現実(VR)などIT(情報技術)分野の振興方針を強調したことが好感された。 上海のハイテク新興企業向け 上海株大引け 反発、新興ハイテクに買い IT振興方針が支え