コロナ禍と再開発で変わる兜町 「映え」スポットも NQNスペシャル コラム 1月10日 株の街、日本橋兜町(東京・中央)を訪れる人の顔ぶれが変わりつつある。新型コロナウイルスの感染拡大や再開発の影響で、濃紺やグレーといったスーツ姿の人が減少。代わりにカジュアルな服装の通勤者や女性の姿が目にとまるようになった。コロナ禍で人の流れが減ってはいるものの、「兜町の大家」と呼ばれる平和不動産が進めるにぎわい創出の取り組みで街全体には新たな風も吹き始めた。 ホテル、ビストロ、洋菓子店……増える コロナ禍と再開発で変わる兜町 「映え」スポットも
狙われた地銀の預金 「ドコモ口座」相次ぐ不正利用 NQNスペシャル 9月9日 「身に覚えのない引き落としがある」。地方銀行の預金者の一部を中心に預金が不正に引き出される被害が相次いでいる。何者かが銀行の口座情報を不正に盗み出し、NTTドコモが提供する電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて預金を引き出したとみられる。預金者はNTTドコモの携帯電話を使っていなくても、被害に遭う可能性がある。 ドコモ口座はネット上の財布のような機能を持つ。スマートフォン決済「d払い」の残高とし 狙われた地銀の預金 「ドコモ口座」相次ぐ不正利用
兜町彩る再開発 老舗うなぎ屋がクラフトビール店に NQNスペシャル 7月31日 証券の街、日本橋兜町(東京・中央)の再開発が新たな局面を迎えている。7~8月にかけてフランス料理店など飲食店5店が順次開業する。同地域では今年2月に複合施設「K5」が誕生したが、今回の飲食店の開業で点が面へと広がる。株価が「うなぎのぼり」の験担ぎで証券関係者でにぎわった、かつての老舗うなぎ屋の建物にはビールやワイン、コーヒーを楽しめる店が入る。 8月1日に3店が開業する。入居するのは、2018年 兜町彩る再開発 老舗うなぎ屋がクラフトビール店に
売る孫氏、買う柳井氏 動く富豪の個人資産 NQNスペシャル 7月8日 株式・不動産市場で、日本を代表する2人の富豪が関わった2つの不動産売買が話題になっている。どちらも個人資産というからなおさらだ。 ソフトバンクグループ(SBG、9984)を率いる孫正義氏が個人資産として所有していた「ティファニー銀座本店ビル」(東京・中央)を不動産大手のヒューリック(3003)などに売却した。 ニュースを知った市場関係者が注目したのは売却額だ。孫氏が個人資産を投じて取得したのが約 売る孫氏、買う柳井氏 動く富豪の個人資産
人気のGAFAM、米国株投資に挑戦 相場のキホン(7) NQNスペシャル 6月30日 前日比62.5%高――。5月12日の米株式市場でバイオ医薬のノババックス(@NVAX/U)がたたき出した上昇率に、国内のある若手の市場関係者は息をのんだ。値動きの激しいバイオ関連とはいえ、制限値幅がある東京市場ではまず見かけない上昇だ。新型コロナウイルスワクチン開発の進捗期待が背景にある。新型コロナ禍で大胆な動きをみせる米国株への関心が高まり、ハイテク大手の企業群「GAFAM」などの人気が新たな 人気のGAFAM、米国株投資に挑戦 相場のキホン(7)
無機質な株の街・兜町に新風 1日、東証隣に複合施設 NQNスペシャル 2月1日 日本橋兜町(東京・中央)にある東京証券取引所の西隣に2月1日、新施設が誕生する。築約100年の石造りの建物に最先端の飲食店やホテルが入居した、新旧融合をテーマにした複合施設だ。ふんだんに配された植物や間接照明が落ち着いた空間を演出し、本棚で囲まれたバーやホテルでくつろいだ時間を過ごせる。かつて栄え現在は無機質な建物が多い株の街に、新風を吹き込み人を呼び込む拠点となるか注目される。 同施設の名称は 無機質な株の街・兜町に新風 1日、東証隣に複合施設
「増税が逆風」「キャッシュレス増加」 小売り・外食決算から NQNスペシャル 10月9日 小売業や外食チェーンを中心に2019年3~8月期の決算発表が佳境に入った。10月の消費増税の影響や、キャッシュレス決済によるポイント還元などに投資家の関心が向かっている。決算会見での経営トップの声をまとめた。 ■サイゼリヤ(7581)「逆風になっている」 堀埜一成社長 消費増税が逆風となっている。サイゼリヤは軽減税率の適用外であるほか、キャッシュレス還元についても直営で大規模企業にあたるため還元ゼ 「増税が逆風」「キャッシュレス増加」 小売り・外食決算から
9月百貨店、増税前の駆け込み需要 アナリストの見方 NQNスペシャル 10月1日 大手百貨店各社が1日に発表した9月の売上高(既存店ベース、速報値)は増税前の駆け込み消費で軒並み前年実績を大きく上回った。駆け込み消費は限定的との見方が事前にはあったが、増税前に宝飾品や高級ブランド製品などの売り上げが大きく伸びた。アナリストに各社の株価や業績への影響を聞いた。 ■「10月は反動で10~15%程度の減少見込む」 田中俊・SBI証券シニアアナリスト 百貨店の駆け込み需要は想定より大きか 9月百貨店、増税前の駆け込み需要 アナリストの見方
中東緊迫で原油急騰 東京市場の受け止めは NQNスペシャル 9月17日 16日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が急騰した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の10月物は前週末比14.7%高の1バレル62.90ドルで引けた。サウジアラビアの石油施設への攻撃を受け、中東産原油の供給が細るとの警戒感が強まったためだ。中東情勢の緊迫化や原油の急騰を東京市場はどのように受け止めているのか。株式や為替、商品、金利の市場関係者 中東緊迫で原油急騰 東京市場の受け止めは
株、一時2万2000円 市場関係者の見方 NQNスペシャル 9月13日 13日の東京株式市場で、日経平均株価が一時2万2000円の節目を超えた。取引時間中に2万2000円台となったのは5月7日以来、4カ月ぶり。9月3日から続く上昇基調は今後も維持されるのか。市場関係者に聞いた。 ■節目超えは定着せず 上昇には米利下げ継続など不可欠 中野貴比呂・アセットマネジメントOne調査グループストラテジスト 日経平均株価が急速に水準を切り上げたのは、米中貿易摩擦の懸念が和らぎ世界景 株、一時2万2000円 市場関係者の見方