日の丸引っ張る次期エース バレー・石井優希(上) 熱視線 1月12日 勝負の年が明けたスポーツ界の中でも、女子バレーボールの東京五輪シフトは際立っている。昨季は4月中旬まで行われていたVリーグが今季は1月末で終了。シーズンを大幅に短縮したのは、その後の日本代表の長期合宿などに時間をたっぷり割くためだ。 監督の中田久美のもと、2大会ぶりのメダルを目指す代表チーム。絶対的なエースだった木村沙織がリオデジャネイロ大会後に現役を退いて以来、石井優希(久光製薬)は常に後継者 日の丸引っ張る次期エース バレー・石井優希(上)
中田監督「今季の集大成」 バレー女子W杯14日開幕 9月6日 バレーボールの女子日本代表が6日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで14日開幕のワールドカップ(W杯)に向けた記者会見を開き、中田久美監督は「今季の集大成。ここで結果を出し、自分たちの力と自信に変えたい」と話し、メダル獲得を目標に掲げた。 登録選手も同日発表され、アタッカー古賀紗理那(NEC)黒後愛(東レ)石井優希(久光製薬)に加え、 中田監督「今季の集大成」 バレー女子W杯14日開幕
女子バレー、メダルへ粘り強さ磨く Tokyoオリパラ GO TOKYO 8月1日 2年前、中田久美監督が「2020年に伝説に残るチームをつくる」とぶち上げたバレーボール女子日本代表が本格的な「五輪シフト」に突入している。国際大会を通じて改めてあらわになった高さやパワー不足を克服するため、チーム一丸で磨きをかけるのは粘り強さと多彩な攻撃だ。2大会ぶりのメダル獲得へ、勝負の1年が始まる。 6月20日まで1カ月にわたって世界各地を転戦したネーションズリーグ(NL)の1次リーグ。世界 女子バレー、メダルへ粘り強さ磨く
祖父との電話で流した涙 女子バレーエース、古賀さん 1月21日 女子バレー日本代表の若きエースアタッカー、古賀紗理那さん(22)は自他共に認める「おじいちゃん子」だ。子供のころは家がすぐ近くで、よく外で一緒に遊んでもらった。バレーボール選手として東京に出てからも、毎週のように電話であれこれ話をする。負けず嫌いでめったに人に弱みを見せない古賀さんだが、祖父の前では素でいられるという。 「私が注目されていてもいなくても、すごく応援してくれているのが伝わるんです。 祖父との電話で流した涙 女子バレーエース、古賀さん
日本女子、世界バレーで手にした収穫と課題 GO TOKYO 10月23日 収穫と課題が明らかになった3週間だった。中田久美監督(53)が率いるバレーボール女子の日本代表は地元開催の世界選手権で6位という結果に終わった。2次リーグでは優勝したセルビアを下し、準優勝のイタリアやオランダ、ブラジルといった強豪とフルセットの熱戦を演じた。5月から7月にかけて世界各地で行われたネーションズリーグでは10位、直前のアジア大会では中国、韓国、タイに敗れて4位という惨敗に終わったチー 日本女子、世界バレーで手にした収穫と課題
異色の攻撃型セッター バレー・冨永こよみ 駆ける魂 11月12日 巧みに攻撃陣を操り、時にはアタッカーの経験を生かして自らスパイクをたたき込む。冨永こよみ(上尾メディックス、28)は日本では異色の攻撃型のセッターだ。2020年東京五輪でメダル奪回を目指すバレーボール女子日本代表の司令塔候補は「今までで一番バレーボールに集中している」と力を込める。 9月8日に行われたワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)のブラジル戦。冨永はバックアタックを積極的に取 異色の攻撃型セッター バレー・冨永こよみ(上)
「東京五輪は絶対メダル」 バレー・古賀紗理那 GO TOKYO 5月28日 無駄のない動きは柔らかく、それでいて力強さも感じさせる。セッターからのトスが少々乱れても、体勢を崩しながら強打をコートに打ち込んでいく。バレーボール女子日本代表の古賀紗理那(NEC、21)。2020年東京五輪でのメダル奪回を目指す全日本を担う次代のエースは「東京で絶対にメダルを取りたい。気持ちを出していく」と3年後の飛躍を誓う。 3月、久光製薬と対戦したVプレミアリーグのファイナル第2戦。古賀は 「東京五輪は絶対メダル」 バレー・古賀紗理那(上)
リオ五輪、失意の代表落ち バレー・古賀紗理那(中) GO TOKYO 5月28日 昨年6月、監督の真鍋政義(当時)が発表したリオデジャネイロ五輪の12人の代表メンバーの中に古賀紗理那の名前はなかった。リオで2大会連続のメダルを目指すチームは守備重視の陣を敷いた。監督は古賀落選について問われるとこう答えた。「彼女はディフェンス力が課題だと思う」 2015年のワールドカップ(W杯)で古賀は輝いた。木村沙織、長岡望悠(久光製薬)とともにチームの攻撃の中心となった。身長180センチは リオ五輪、失意の代表落ち バレー・古賀紗理那(中)
世代交代 待ったなし バレー・古賀紗理那(下) GO TOKYO 5月28日 競技経験のある母、博枝の影響もあって、古賀紗理那は幼い頃からバレーボールに親しんできた。母に連れられママさんバレーに通い、小学2年になると地元のクラブに入り、試合にも出るようになった。古賀はいう。「たまにスパイクも打たせてもらって。それがとても楽しかった」 クラブでの練習は週1、2回、遊びの延長という感じだった。最初は楽しかったが、すぐに物足りなくなる。近くに厳しい練習で知られた強豪のクラブがあ 世代交代 待ったなし バレー・古賀紗理那(下)