「表現の不自由展」、再開目指すも論争は必至 文化往来 9月27日 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止していた「表現の不自由展・その後」が再開に向けて動き始めた。再開すれば国際的にも珍しいという。ただ、再開の条件とされた展示方法の改善などに作家らの反発は強い。 「混乱と被害をもたらした最大の原因は、無理があり、混乱が生じることを予見しながら展示を強行した芸術監督の行為にある」。愛知県が設置した「あいちトリエンナーレのあり方検証委員会」が25日、まと 「表現の不自由展」、再開目指すも論争は必至
凶行から見えるものは(複眼) 関西 時論・創論・複眼 8月29日 7月中旬、人気アニメの制作で知られる京都アニメーションのスタジオ(京都市)が放火され、35人が死亡した。容疑者の動機の解明はこれからだが、こうした無差別な殺傷事件は過去にも繰り返されてきた。日本の社会に問題はないのか。専門家に聞いた。 ◇ ◇ ◇■孤立・喪失感 和らげる 精神科医 片田珠美氏 アニメーションや小説、映画などの優れた作品は、受け手が「まるで自分の感情が描かれているようだ」と錯覚するほ 凶行から見えるものは(複眼)
「展示、続けられるべき」 ペンクラブが批判声明 8月3日 愛知県で開催中の「あいちトリエンナーレ2019」で元従軍慰安婦を象徴した「平和の少女像」などの展示中止が決まったことに関連し、日本ペンクラブ(吉岡忍会長)は3日、少女像を含む「表現の不自由展・ 「展示、続けられるべき」 ペンクラブが批判声明
「追及避ける解散」 作家の吉岡忍さん 9月28日 作家の吉岡忍さんの話 今回の解散は森友学園や加計学園といった問題の追及を避けるようなタイミングで、唐突だ。もはや「政治権力の私物化」だし、そんな手法がまかり通ることに危機感を感じる。 スキャンダルを機に政治が動き、政局重視で野党再編が進み、教 「追及避ける解散」 作家の吉岡忍さん
ディランさんのメッセージ受け止めた 代読スピーチに感慨の声 12月12日 ノーベル賞授賞式後の晩さん会で代読されたボブ・ディランさんのスピーチについて、日本のベトナム反戦運動を主導した「ベトナムに平和を!市民連合」の元メンバーで作家の吉岡忍さん(68)は「刻々と変化する世界の中で、必死に生きる一人称の人間、『私』を歌うという一貫した姿勢が伝わる内容だった」と受け止めた。 特に印象に残ったのは「5万人の聴衆を前にしてパフォーマンスするより、50人の方が難しい」と述べた部 ディランさんのメッセージ受け止めた 代読スピーチに感慨の声
「ディランさん、一人称で語る姿勢一貫」 12月11日 ノーベル文学賞を受賞した米シンガーソングライター、ボブ・ディランさんの代読されたスピーチについて、日本のベトナム反戦運動を主導した「ベトナムに平和を!市民連合」(ベ平連)の元メンバーで作家の吉岡忍さん(68)は「刻々と変化する世界の中で、必死に生きる一人称の人間、『私』を歌うという一貫した姿勢が伝わる内容だった」と受け止めた。 スピーチで特に印象に残ったのは「5万人の聴衆を前にしてパフォーマンス 「ディランさん、一人称で語る姿勢一貫」
人間洞察「文学そのもの」 ボブ・ディラン氏 10月14日 ノーベル文学賞に選ばれたシンガー・ソングライターのボブ・ディランさん(75)。心を揺さぶる歌詞と曲は日本の若者を捉え、ミュージシャンたちにも大きな影響を与えてきた。受賞決定の知らせに国内でも祝福の声が広がった。 ディランさんは1960年代、ベトナム反戦のメッセージを込めた「風に吹かれて」などの楽曲で地位を固めた。 当時、日本のベトナム反戦運動を主導した「ベトナムに平和を!市民連合(ベ平連)」のメ 人間洞察「文学そのもの」 ボブ・ディラン氏