オンライン診療の効用は 大林 尚 編集委員 時論・創論・複眼 12月24日 パソコンなどの画面越しに診察を受けるオンライン診療が時限措置として全面解禁されて8ヵ月あまりがたった。新型コロナ感染症対策としての特例的な規制改革として始まったが、この間に特有のメリットや足らざる点が浮かび上がってきた。望ましい診療のかたちを関係者に聞いた。 ◇ ◇ ◇ 予防効果高め重症化防ぐ インテグリティ・ヘルスケア社長 園田愛氏 特例としてのオンライン診療には大きなインパクトがあった。 オンライン診療の効用は
侮れぬ「ご対面!」の効用 デジタル化は不可逆だが… 大林 尚 核心 12月7日 関西テレビ系「パンチDEデート」は、断トツ人気の昭和のお見合い番組だった。 最高視聴率44.9%(関西地区、ビデオリサーチ)。ある世代以上の人は司会の西川きよしさんと桂三枝(六代文枝)さんの掛け合いが口をついて出てくるに違いない。ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある--。 クライマックスは「せーのー、ごたーいめーん!」。 2人の掛け声とともに、若い男女を隔てたカーテンがあく場面だ。想像を 侮れぬ「ご対面!」の効用 デジタル化は不可逆だが…
オンライン診療急拡大、1万5000施設に LINEも参入 日経産業新聞 新型コロナ コラム(ビジネス) ヘルスケア 6月10日 病院へ足を運ばなくてもスマートフォンで医師の診察を受けられる「オンライン診療」が急速に広がってきた。これまでは規制が厳しかったため消極的な医師が多かったが、新型コロナウイルスの感染拡大が状況を一変させた。規制緩和もあり、導入する医療機関が急増。LINEなど大手も参入し、医療機器やサービスとの連携も始まった。一方で「医療の質が低下しないか」と懸念する声もある。 ■「リラックスして受診できる」 「オン オンライン診療急拡大、1万5000施設に LINEも参入
異色の東大卒「目指すは医療ITのインテル」アントレドクター 第1部(下) コラム(ビジネス) スタートアップ ヘルスケア 6月22日 「インテルのような存在を目指す」。オンライン診療システムを手掛けるインテグリティ・ヘルスケア(東京・中央)の武藤真祐会長(47)は淡々と語った。米インテルの半導体があらゆるパソコンに入っているように、どのメーカーの電子カルテにも自社の医療IT(情報技術)の仕組みが採用されることを狙う。 インテグリティの主力事業はオンライン診療システム「ヤードック」だ。患者はスマートフォン(スマホ)のアプリから担 異色の東大卒「目指すは医療ITのインテル」
ヘルステックの女性起業増やせ 米国発団体が日本支部 スタートアップ ヘルスケア 3月9日 健康とIT(情報技術)を組み合わせた「ヘルステック」分野における女性の起業を後押しする組織が日本で発足した。団体名は「ヘルステック・ウーマン・ジャパン」。米国や英国で2万人以上の会員を持つグローバルなNPOと連携、日本支部はアジア初の拠点となる。ヘルステックの起業が盛んな米国の最新動向を日本に伝えるほか、スタートアップと大企業の交流も促していく考えだ。 「ヘルステック・ウーマン」は2014年に米 ヘルステックの女性起業増やせ 米国発団体が日本支部