国を超え「月移住」に知恵絞る 民間主導で国際会議 小玉 祥司 コラム(テクノロジー) 科学&新技術 編集委員 11月25日 月や火星をはじめとする宇宙に人類が進出して暮らし始めた時に、どのような課題に直面するのだろうか。そうした課題について、技術だけでなく経済性や法律、文化といった多様な視点から取り組もうという国際的な会議が、12月5日から日本で開かれる。非営利団体(NPO)が中心となって一般の個人や民間企業も参加、国家のワクを超えて人類の未来と宇宙について知恵を集める。 国際ムーンビレッジ・ワークショップ&シンポジ 国を超え「月移住」に知恵絞る 民間主導で国際会議
シャトルから青い地球を眺めてステーキ 向井千秋さん 11月2日 「ウィーンから昨日戻ったところ。あさってはJPL(ジェット推進研究所、米国)で会議だったかな」。産学連携で宇宙滞在技術の高度化を目指す、東京理科大学スペース・コロニー研究センターのトップ。東奔西走の毎日だ。コロニーはライフラインが途絶した災害時の避難先としても期待される。自給自足の食料生産は中核技術の一つだけに「人類が抱える食料問題を解決するカギにもなる」。 ■空腹ではメスは握れない 4人姉弟の長 シャトルから青い地球を眺めてステーキ 向井千秋さん
高級ブランド、宇宙の服… ホールガーメントが技発揮 コラム(ビジネス) 3月1日 横編み機で6割の世界シェアを誇り、生地の裁断も縫製もいらない「ホールガーメント」で衣料品生産の常識を覆した島精機製作所の創業者、島正博会長の「仕事人秘録」(「挑戦は原点回帰から 魔法の編み機生んだ『クモの目』」参照)。進化したホールガーメントの技術は、高級ファッションブランドから宇宙、医療といった分野まで活躍の幅を広げました。 スカートやドレスの裾をパラシュートのようにフワッと広げる、肩の部分だ 高級ブランド、宇宙の服… ホールガーメントが技発揮
金井さん初の船外活動終了 約6時間、日本人4人目 2月17日 国際宇宙ステーションで、初の船外活動に取り組んだ宇宙飛行士の金井宣茂さん(41)は、日本時間17日午前3時ごろ、計画していた全ての作業を終えた。日本人飛行士では4人目の船外活動で、米航空宇宙局(NASA)によると作業時間は5時間57分だった。 金井さんは16日午後9時ごろから、NASAの飛行 金井さん初の船外活動終了 約6時間、日本人4人目
金井さん、船外活動へ 日本人飛行士で4人目 北米 科学&新技術 1月12日 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12日、国際宇宙ステーションに滞在中の金井宣茂さん(41)が29日にも宇宙空間に出て船外活動をすることが決まったと発表した。カナダ製のロボットアームの部品交換をする見込みという。日本人宇宙 金井さん、船外活動へ 日本人飛行士で4人目
京都大、太陽系外惑星のデータベース、クリックで情報表示 科学&新技術 10月28日 京都大学の山敷庸亮教授らは、星空の画面から簡単に検索できる太陽系外惑星のデータベースソフトを開発した。条件を入力すれば画面上で求める太陽系外惑星や恒星が表示され、星をクリックすれば詳しいデータを表示される。 開発したソフトは太陽系外惑星のタイプや恒星のスペクトル型などの条件を入力すると、条件に合った恒星が星空の画面に表示される。恒星をクリックすると、惑星や恒星の詳しいデータが表示される。 惑星の 京都大、太陽系外惑星のデータベース、クリックで情報表示
太陽系外惑星の探索、アマ天文家と協力 土井さんら 9月4日 宇宙飛行士で京都大学特定教授の土井隆雄さんらは、アマチュアの天文愛好家と協力して太陽系外惑星を探す試みを始める。太陽系外惑星の探索は時間をかけてくまなく夜空を調べる必要があり、研究用の大型望遠鏡だけでは難しい。彗星(すいせい)の発見などで成果を上げているアマチュアの力で広範囲を観測して発見をめざす。 太陽系外惑星は太陽系の外にある恒星の周りをまわる惑星。1995年に初めて確認され、これまで300 太陽系外惑星の探索、アマ天文家と協力 土井さんら
米宇宙服 残り11着 40年前から着用、開発進まず 6月7日 【ワシントン=共同】国際宇宙ステーションの船外活動で飛行士の着用する宇宙服が老朽化し、近い将来足りなくなる恐れがあるとの報告書を米航空宇宙局(NASA)の監察官室がまとめたことが分かった。新型宇宙服の技術開発が滞っているのが理由。 NASAの宇宙服は、約40年前に作られた18着のうち11着が使い続けられている。7着は事故で失われたり破損したりした。残った11着も設計寿命の15年を大幅に超え、老朽 米宇宙服 残り11着 40年前から着用、開発進まず
退役シャトル「エンデバー」、ロス到着 10月末に一般公開 9月22日 【ロサンゼルス=共同】退役したスペースシャトル「エンデバー」が21日、ジャンボ機の上に載せられてロサンゼルスの国際空港に到着した。10月中旬に2日間かけてロサンゼルス中心部の「カリフォルニア科学センター」まで陸路で輸送され、同月末から一般公開される。 エンデバーは21日、サンフランシスコの金門橋(ゴールデンゲート・ 退役シャトル「エンデバー」、ロス到着 10月末に一般公開
スペースシャトル、最後の「飛行」 博物館で展示 9月22日 【ロサンゼルス支局】昨年引退した米スペースシャトル「エンデバー」が21日、ロサンゼルスに到着し、文字通りの「ラストフライト」を終えた。改造ジャンボ機の背中に載せられたエンデバーは19日、フロリダ州のケネディ宇宙センターを出発し、周回飛行をしながら大陸を横断。21日はサンフランシスコの金門橋やシリコンバレーのNASA基地上空などを旋回し、多くの市民の歓迎を受けた。 ロサンゼルス周辺でもハリウッド上 スペースシャトル、最後の「飛行」 博物館で展示