柳澤源内氏(12) 「のし」の自動製造機開発 仕事人秘録 コラム(ビジネス) 1月6日 柳澤氏のもとには様々な相談が持ち込まれた。 祝儀袋に付ける「のし」は長野県飯田市の特産品です。紅白の紙をきれいに折る作業を担う女性が賃金の良い精密・電子工業に流れてしまいました。そこで電機メーカーにのしを自動で作る機械の開発を打診しましたが高価です。困った飯田の業者が長野県庁に相談すると、職員が「松本のエンジニアリングシステムに頼んでみれば」と言ったそうです。彼らが県庁から飯田に帰る途中に立ち寄 柳澤源内氏(12) 「のし」の自動製造機開発
公共DX「臨調」で進めよ 新政権、日本再生へ課題 原田 亮介 核心 9月7日 安倍晋三首相が辞任を表明し、わずか1週間で菅義偉官房長官が次期首相のポストを射止める流れが強まっている。9月半ばに発足する新政権は何を最優先課題とすべきか。安倍政権を回顧すると、浮上するテーマがある。デジタル化を浸透させ、生産性向上の基盤を整えることだ。 2012年12月に発足した2度目の安倍政権の経済政策を振り返ろう。黒田東彦氏を日銀総裁に起用して「大胆な金融緩和」で円高を是正し、企業業績や株 公共DX「臨調」で進めよ 新政権、日本再生へ課題
東芝、「車谷改革」で再び光るか 不正会計から5年 日経産業新聞 コラム(ビジネス) ネット・IT エレクトロニクス 6月5日 東芝が5日、2020年3月期連結決算を発表する。経営危機の引き金となった不正会計発覚から5年。企業統治問題で揺れるなか、米原発子会社の巨額損失で上場廃止寸前まで追い込まれた。53年ぶりの外部出身の経営トップとなった車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)の下、構造改革を断行。走り出した車谷改革が回り、業績は改善傾向にある。東芝は再び光を取り戻せるか。 ■東証1部復帰へ、再生を訴求 「東証1部復帰申請 東芝、「車谷改革」で再び光るか 不正会計から5年
東芝、車谷会長が社長に ワントップ体制で再建加速 東芝 エレクトロニクス 1月18日 東芝は18日、車谷暢昭会長兼最高経営責任者(CEO、62)が4月に社長に就く人事を発表した。綱川智社長(64)は代表権のない会長になり、執行役から外れる。経営再建が軌道に乗り、車谷氏に権限を集中させて経営のスピードを速める。ただ、子会社で新たな不正取引が発覚するなど課題も抱えての体制変更となる。 ■外部出身社長、土光氏以来48年ぶり 東芝で外部出身の社長が就くのは1965~72年に社長を務めた土光 東芝、車谷会長が社長に ワントップ体制で再建加速
政治への情熱と執念 中曽根元首相、強い指導者像確立 政治 11月30日 「暮れてなお 命の限り 蝉(せみ)しぐれ」。日本の政界に一時代を築いた中曽根康弘元首相はこの句を好んで詠んだ。長い生涯を貫いていたのは、政治へのあくなき情熱と執念である。 首相就任以前の中曽根氏は「政界の風見鶏」「かんなくずのようにぺらぺら燃える男」などと世間の評価は芳しくなかった。首相に就任した中曽根氏はその手腕と実績で世評を一変させた。 従来の歴代首相とは異なり、自ら前面に出てリーダーシップ 政治への情熱と執念 中曽根元首相、強い指導者像確立
有識者に聞く 中曽根元首相死去 政治 11月29日 中曽根康弘元首相が29日、死去したのを受け、有識者に功績などを聞いた。 ■御厨貴・東大名誉教授「自民絶頂期、最後の首相」 中曽根政権の5年間は高度経済成長の勢いの残る時代でじっくりと政権運営ができた。「戦後政治の総決算」を掲げ、必ずしもできたとは言えないが改革しようとした。素直に手腕を評価したい。当時のレーガン米大統領と個人的な信頼関係をつくり上げ、日米関係を安定させ、米国に物言える政権をつくっ 有識者に聞く 中曽根元首相死去
中曽根康弘元首相死去 101歳 日米同盟強化に貢献 政治 11月29日更新 ■1982年、田中角栄元首相の全面支援を受けて首相に就いた ■「戦後政治の総決算」を掲げて国鉄民営化などの行財政改革を推進 ■レーガン米大統領とは「ロン・ヤス」で知られる親密な関係を築いた 中曽根康弘元首相死去 101歳 日米同盟強化に貢献
東芝、IHI株全株売却 発行済みの3.6% 東芝 エレクトロニクス 11月7日 東芝は7日、保有する全てのIHI株を売却すると発表した。発行済み株式数の3.6%にあたる554万株で、売却する株は8日午前の立会外取引を通じてIHIが自ら買い付ける。売却金額は144億円。政策保有株式(持ち合い株式)の縮減策の一環で、企業統治の透明性を高める狙いがある。 東芝、IHI株全株売却 発行済みの3.6%
「道を切り開く自立心」養った茨木高校 車谷東芝会長 9月23日 東芝の経営を再建するため、2018年に会長兼最高経営責任者(CEO)に就いたのが、三井住友銀行元副頭取の車谷暢昭氏(61)だ。長い歴史を持つ東芝にあって、外部出身の経営トップが誕生するのは、「メザシの土光さん」で知られる土光敏夫氏以来、53年ぶり。大阪府立茨木高校の卒業生である車谷氏にとって、10代のころに養った自立心がどんな困難にも挑む原点になっている。 (下)答えなき課題にこそやりがい 車谷東 「道を切り開く自立心」養った茨木高校 車谷東芝会長
現状打破と少数精鋭 「再建の神様」の荒療治 スキルアップ塾 コラム(ビジネス) 自動車・機械 8月3日 一度は成功者として脚光を浴びながら、転落してしまった天才たちがいる。本連載は、その生涯と「失敗の本質」を分析する。第3回と第4回で取り上げるのは「再建の神様」として佐世保重工業など数多くの企業を再建させ、資産額数千億円と言われていた坪内寿夫だ。 ■終の棲家は家賃5万円 「研修総合センター13號館」 男が人生最期の住まいとしていた建物には、奇妙な看板が掲げられていた。愛媛県松山市街の外れ、奥道後温泉郷 現状打破と少数精鋭 「再建の神様」の荒療治