2020年 書店員おすすめのビジネス書一覧 12月25日 読書猿『独学大全』(ダイヤモンド社) 「学びをあきらめない人へ 独学の探求者が技法を集大成」 広野彩子編著『世界最高峰の経営教室』(日経BP) 「目利き編集者が厳選 企業経営めぐる欧米最前線の思考」 日経コンピュータ・山端宏実・岡部一詩・中田敦・大和田尚孝・谷島宣之『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』(日経BP) 「みずほFGのシステム統合 苦闘の19年追う迫真のルポ」 坂井豊貴、オークショ 2020年 書店員おすすめのビジネス書一覧
書店員がおすすめ 年末年始に読みたいビジネス書9冊 12月25日 ビジネス街の書店をめぐりながら、その時々のその街の売れ筋本をウオッチしていくシリーズ。今回はいつもと趣向を変えて、定点観測している書店のビジネス書担当者に年末年始に読んでおきたいビジネス・経済書を推薦してもらった。対象にしたのは2020年刊行の本。今年の売れ筋が多く並んでいるが、少し個性的なおすすめ本もある。この年末年始はステイホームが奨励されていることもあり、まとまった休みをじっくり読書に充て 書店員がおすすめ 年末年始に読みたいビジネス書9冊
民意は選び方で変化する 多数決にも様々な方法が 大石 格 中外時評 12月2日 今年の米大統領選は大勢判明に時間がかかったため、米国のわかりにくい選挙の仕組みが日本でもかなり知られるようになった。 「選挙人が20人のペンシルベニア州の勝敗が決まらないと……」「いや、バイデン氏はアリゾナ州の11人とネバダ州の6人を取れば、ペンシルベニア州抜きでも勝てる」 ふつうのサラリーマンらしき人が駅のホームで論じ合うのに何度か出くわした。 詳しくなるにつれ、獲得した票を州の枠を取り払って 民意は選び方で変化する 多数決にも様々な方法が
民意どう束ねる 米大統領選 池内 新太郎 時論・創論・複眼 11月19日 米大統領選は民主党のバイデン前副大統領が接戦を制する一方、共和党のトランプ大統領への支持の根強さも浮き彫りにした。格差の拡大などで深まる社会の分断は米国に限ったことではない。民主主義の根底をなす「民意」の動向をどうつかみ、束ねていけばよいか、識者に聞いた。 ◇ ◇ ◇ ■共存と妥協 空気醸成を 学習院大学教授 庄司香氏 トランプ氏に大統領を続けてほしいか否かという一点に尽きる選挙だった。ぎりぎり 民意どう束ねる
経済理論をビジネスに活用 広がるメカニズムデザイン 前田 裕之 編集委員 11月8日 経済学者が理論を応用して新しい制度を設計し、ビジネスの世界などで活用する「メカニズムデザイン(制度設計)」が日本でも広がり始めています。 三省堂書店有楽町店(東京都千代田区)は9~10月、経済学をテーマとするブックフェアを開催しました。その中の10冊を対象に、マジョリティー・ジャッジメント(MJ)と呼ばれる方法を使って読者の人気投票を実施しました。投票対象の本ごとに読者に6段階の評価をしてもらい 経済理論をビジネスに活用 広がるメカニズムデザイン
規範的な問い、一層重要に 市場像の再構築 経済教室 10月30日 20年以上前に筆者が経済学を学び始めたとき、この学問をあまり現実的だと思えなかった。経済学が想定する人間行動や市場環境は、いささか単純すぎると感じていた。ところがそうでもなくなってしまった。 規範的な問い、一層重要に 市場像の再構築
ノーベル経済学賞に2氏 オークション理論発展に貢献 ノーベル賞 経済 10月12日更新 スウェーデン王立科学アカデミーは12日、2020年のノーベル経済学賞を米スタンフォード大学のポール・ミルグロム教授(72)とロバート・ウィルソン名誉教授(83)の2氏に授与すると発表した。授賞理由は「オークション(競売)理論の発展への貢献」。賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億2千万円)を分け合う。 ■単純競り上げ式以外に注目 美術品などの入札に用いられるオークションは複数の応札者が値段をつり ノーベル経済学賞に2氏 オークション理論発展に貢献
ノーベル経済学賞、あす発表 実証分析が有力か ノーベル賞 Global Economics Trends 10月11日 スウェーデン王立科学アカデミーは12日に2020年のノーベル経済学賞を発表する。日本経済新聞が国内外で活躍する経済学者にアンケートしたところ、今年はデータを用いて個人や企業の行動を読み解く実証分析からの受賞が有力のようだ。「ミクロ計量経済学」とも呼ばれる実証研究は近年、ビジネスや政策への応用が進んでいる。データ分析が経済学の中に占める比重はますます大きくなりそうだ。 ■最低賃金や教育の効果を測る ノーベル経済学賞、実証分析が有力か
「複数の通貨、使い分ける時代に」坂井豊貴氏 GO2030 4月21日 キャッシュレス取引が広がった10年後、お金の姿はどう変わっているのでしょうか。経済学のビジネスへの応用を進める坂井豊貴氏(44)に聞きました。 坂井豊貴氏(さかい・とよたか) 慶応大学教授。1975年広島県生まれ。米ロチェスター大博士。取引や意思決定の手法を研究する「メカニズムデザイン」が専門。 ――2030年の世界の姿は。 新型コロナ危機では社会管理とプライバシーの対立が表面化しました。同じこと 「複数の通貨、使い分ける時代に」坂井豊貴氏
経済学者、企業の参謀に 最新理論でビジネスに貢献 経済 ネット・IT 1月25日 ミクロ経済学者が企業と組む動きが出てきた。学者が経済学や数学の知見をもとに助言し、企業は通販サイトの運営などに生かす。海外では「ダイナミックプライシング」(変動価格)など学者の見方をビジネスに生かすケースが増えてきた。日本の学者も、企業の参謀として活躍しそうだ。 米エール大学の成田悠輔助教授は今冬、衣料通販サイト「ゾゾタウン」の研究開発チーム「ZOZO研究所青山」と共同研究を始めた。経済理論を生 経済学者、企業の参謀に 最新理論でビジネスに貢献