燐光群、国の形と個人の生き様問う 関西タイムライン 兵庫 大阪 関西 11月20日 坂手洋二が主宰する劇団、燐光群が新作「拝啓天皇陛下様 前略総理大臣殿」を27~29日にアイホール(兵庫県伊丹市)で上演する。昭和初期の兵士と現代を生きる官僚。時代を隔て宮仕えする2人の姿を通じ、戦前から現在まで続くこの国の形と庶民の生き様を描く「重喜劇」だ。 岡山県出身の作家、棟田博の小説「拝啓天皇陛下様」をベースに、坂手が作・演出を担当。棟田の小説は戦前の日本を舞台に兵隊に取ら 燐光群、国の形と個人の生き様問う
演劇再始動 感染症対策、主催者に重い負担 7月15日 新型コロナウイルスの影響で休止していた日本の演劇公演が再開し始めた。主催者は観客数を減らすなどの対策をとりながら、新たな興行や表現を探っている。実態をリポートする。 「ほっとしました。当たり前のことができるうれしさに、通し稽古では涙が出た」。こまつ座の井上麻矢社長は感慨を語る。 父である作家、井上ひさしの人気作「人間合格」の東京公演が6日に始まり、約4カ月ぶりに公演を再開させた。ほとんど毎月のよ 手探りの中、変わる興行 感染症対策が重い負担に