「京アニずっと応援」 原作者、色紙の売り上げ寄付 関西 10月17日 放火殺人事件で社員36人が犠牲になった京都アニメーションとの縁を大切にし、支援を続ける人たちがいる。映画化された人気漫画の作者はイラスト色紙を描き下ろし、売り上げを寄付。国内外から集まった義援金は29億円を超え、今月下旬には伝統ある映画祭で京アニの作品が特別上映される。「ずっと応援していく」。事件は18日で発生から3カ月となる。(薬袋大輝、札内僚) 「声にならない思いを今も抱いて過ごしている被害 「京アニずっと応援」 原作者、色紙の売り上げ寄付
講談社漫画賞特別賞に「島耕作」と「はじめの一歩」 文化往来 7月18日 第43回講談社漫画賞の贈呈式が7月10日、東京都内のホテルで開かれた。長年にわたり多大な功績を残した漫画を顕彰する特別賞には、弘兼憲史氏の「島耕作」シリーズと森川ジョージ氏の「はじめの一歩」の2作品が選ばれた。 「島耕作」シリーズは「団塊の世代」のエリート会社員を主人公にした弘兼氏の代表作。同氏は「『島耕作』が始まって36年、その時からアシスタント陣はほとんど変わっていない」と、ともに連載に励ん 講談社漫画賞特別賞に「島耕作」と「はじめの一歩」
アニメの力、実写の豊かさ 映画回顧2016 12月30日 アニメーションの力とは何だろうか。かまびすしいクールジャパンの掛け声に、ともするとかき消されてしまいそうな、根源的なアニメの力。そのことを考えさせられた年だった。 実写とアニメの違いの一つに、画面に入り込む偶然の要素の多寡がある。どんなに作りこんだとしても、実写には偶然の要素が大量に忍び込む。風景、雑踏、天候、光、風、音……。そんな画面外の現実が出演者に及ぼす影響、さらには撮る側と撮られる側の関 アニメの力、実写の豊かさ 映画回顧2016