19歳で家業継いだアイリス会長 「一生、下請けは嫌だ」 東日本大震災10年 学び×アイリスオーヤマ会長 3月9日更新 私は8人きょうだいの長男として大阪で生まれました。同居していた祖父は教養人で、一緒に寝るとき論語を読み聞かせてくれました。「人生は一度きりだ。何のために生まれてきたか考えなさい」と言われたことを覚えています。私は自分で言うのもなんですが正義感が強い人間だと思っており、この頃に素地ができた気がします。 中学生で仕事を学ぶ 実家では父が「大山ブロー工業所」の名称でプラスチック加工業を営んでいました。 19歳で家業継いだアイリス会長 「一生、下請けは嫌だ」
危機に試される覚悟 震災10年、アイリス大山会長の歩み 東日本大震災10年 学び×アイリスオーヤマ会長 3月8日更新 3月11日で東日本大震災の発生から10年となります。アイリスオーヤマ(仙台市)も宮城県の工場などが被災し、グループ企業には自宅で犠牲になった社員もいます。私は大阪府布施市(現在の東大阪市)で営んでいたプラスチック下請け加工の家業を19歳で継いでアイリスオーヤマに改称し、従業員5人の町工場をグループ売上高が約7000億円の企業にしました。その過程では石油危機やリーマン・ショックなどにも直面し、倒産 危機に試される覚悟 震災10年、アイリス大山会長の歩み
大震災10年 アイリスオーヤマ会長「我々は強くなれた」 日経産業新聞 新型コロナ 東日本大震災10年 ヘルスケア 東北 エレクトロニクス サービス・食品 自動車・機械 宮城 3月5日 11日で東日本大震災の発生から10年となる。日経産業新聞は震災を経験した各地の企業を取材し、この10年間でどのような変化を遂げ、事業の継続やサプライチェーン維持などの面で進化を果たすことができたか聞いた。連載企画「震災10年 進化の軌跡」第1回は、地震と津波に遭遇した当事者である東北企業の経営者の「生の声」を届ける。 震災がなければ今のアイリスはない 「東日本大震災を経験しなければ、当社が家電メ 大震災10年 アイリスオーヤマ会長「我々は強くなれた」
仙台、問われる街づくり 音楽ホール建設や庁舎建て替え 新型コロナ 宮城 1月29日 仙台市で大規模プロジェクトが複数進んでいる。数百億円が必要な市役所本庁舎の建て替えや音楽ホール建設に加え、仙台城の大手門の復元案も浮上。市の財政はコロナ禍による税収減などで厳しくなっており、民間も加わった街づくりの方針づくりの重要性が増す。 「未来に向けた投資はしていかなくてはならない」。28日の2021年度予算案の発表会見で、音楽ホール計画の凍結の可能性を問われた郡和子市長は強く否定した。 仙台、問われる街づくり 音楽ホール建設や庁舎建て替え
アイリス、福島・南相馬に工場 次の成長の布石に 東日本大震災10年 福島 東北 宮城 1月20日 アイリスオーヤマ(仙台市)グループのアイリスプロダクト(同)が、拠点となる南相馬工場(福島県南相馬市)の建設を始めた。20日、現地で地鎮祭を行った。雇用など被災地の復興とともに、今後の事業展開を見据えて同グループの次の成長への布石を打つ。 太平洋沿岸にほど近い南相馬市復興工業団地の一角。20日、アイリスプロダクトの代表も務めるアイリスグループの大山健太郎会長、アイリスオーヤマの大山晃弘社長らが出 アイリス、福島・南相馬に工場 次の成長の布石に
最高益のアイリスオーヤマ大山会長、危機は好機の理由 日経産業新聞 新型コロナ 東日本大震災10年 ヘルスケア エレクトロニクス 1月12日 新型コロナウイルスの感染拡大に対応する緊急事態宣言が出た。2020年に続いて多くの企業が危機に立ち向かうことになる。大変な状況だが、こんなときこそ「ピンチはチャンス」が持論であるアイリスオーヤマ(仙台市)の大山健太郎会長の言葉から、今後へのヒントを探ってみたい。アイリスグループの2020年12月期決算は売上高と経常利益が過去最高を記録し、コロナ禍でも強さを発揮している。 「被災した企業が交付金や 最高益のアイリスオーヤマ大山会長、危機は好機の理由
アイリス ユーザーインの思想で成功したネット通販 スキルアップ塾 コラム(ビジネス) 小売り・外食 12月26日 新型コロナの感染防止のためのロックダウンなどにより、世界の人々が自宅での生活を余儀なくされました。その結果、当然ながらインターネットでモノを買う習慣が一気に浸透しました。 アイリスオーヤマでは日本だけでなく、米国、欧州、中国、韓国でもネット通販を展開していますが、2020年のネット販売の売り上げは各国とも、前年の2倍を超える勢いで推移しています。 ■急加速するネットシフト では、コロナ感染が終息す アイリス ユーザーインの思想で成功したネット通販
「お値段以上になれる」 島忠買収、ニトリの勝算 ルポ迫真 Think! 小売り・外食 12月20日 「正々堂々と提案するしかない」。ニトリホールディングス会長の似鳥昭雄は9月末、「後出しじゃんけん」の形で島忠買収に乗り出す決意をひそかに固めた。 その半年前の5月。島忠社長の岡野恭明をホームセンター業界2位のDCMホールディングス社長、石黒靖規が訪れていた。よく食事を共にしていた岡野と石黒は、業界トップを目指すことで意気投合。DCMの島忠買収へ交渉を進めていた。 ニトリは過去、島忠に秋波を送って 「お値段以上になれる」 島忠買収、ニトリの勝算
アイリスオーヤマ 高速PDCAで赤字製品を潰す仕組み スキルアップ塾 コラム(ビジネス) 小売り・外食 12月19日 アイリスのように、年間1000以上の新製品を出しながら、高い利益率を出し続けるには、「正確な損益管理」と「確実な計画実行」の仕組みが必要です。アイリスでは中長期の目標は立てませんが、それは確からしい予測が不可能だからです。対して、予測できる近距離のことは徹底的に細かく管理します。 ■アイリスは予算がない会社 アイリスでは、各部門の現場を仕切る幹部社員がボトムアップで年度事業計画を策定します。営業な アイリスオーヤマ 高速PDCAで赤字製品を潰す仕組み
アイリスオーヤマ、国産マスク参入が生んだ思わぬ効果 日経ビジネス 新型コロナ コラム 宮城 12月15日 新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要を取り込み、アイリスオーヤマ(仙台市)が快進撃を続けている。今年8月には、2020年12月期のグループ売上高予想を大幅に上方修正。当初は前期比20%増の6000億円としていたが、同40%増の7000億円にした。 増収を支えるのは、本格参入したテレビや家庭向けの調理家電など、アイリスにとって高価格帯の家電商品だ。そして、国内で生産を開始したマスクを軸とする家庭用品 アイリスオーヤマ、国産マスク参入が生んだ思わぬ効果