その保険、シニアに必要ですか?(大江英樹) 日経ヴェリタス 社会保険 人生100年こわくない 備える 1月8日 定年退職したシニアの中にも、生命保険や医療保険に多額の保険料を払っている人が多いようだ。公益財団法人生命保険文化センターが3年ごとに実施している「生命保険に関する全国実態調査」の平成30年度版によれば、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯ごとの年間払込保険料は60~64歳では43.9万円、65~69歳でも33.8万円となっている。月額にすれば2万8千円~3万7千円ぐらいの金額になる。シニア世代が その保険、シニアに必要ですか?(大江英樹)
退職金を賢く受け取るために(大江英樹) 人生100年こわくない 備える 12月4日 退職金は、定年が近づいてきた人にとって大きな関心事のひとつだろう。一般には退職金は「退職一時金」を意味すると思われているようだが、実は一口に「退職金」といっても、企業によってかなり多くのパターンがある。 ■仕組みは企業ごとに違う 企業によっては退職給付を一時払いか年金払いかのどちらか選べるようになっている。いわゆる功労報酬的な意味合いで一時金として支払われるだけで、年金払いの仕組みがないところも 退職金を賢く受け取るために(大江英樹)
「会社員は苦行」 シニア世代、好きな仕事自ら起こす 老後資金 家計 橋本 隆祐 日経ヴェリタス 明日へのヒント 編集委員 備える 11月10日 一身にして二生を経る──。実測による日本地図を作った伊能忠敬が測量の旅に出たのは50歳を過ぎてからだった。現代の日本においても、10代の時から起業をめざした日本電産の創業者・永守重信氏のような人がいる一方で、定年後に事業を起こし新たな人生を踏み出す人がいる。「シニア起業」は人生100年時代を生き抜く新たな選択肢になるか。 ■定年退職後に起業 「サラリーマン(会社員)は苦行。自由がなく、自己決定権が 「会社員は苦行」 シニア世代、好きな仕事自ら起こす
「支出の三分法」はシニアの必修科目(大江英樹) 老後資金 人生100年こわくない 日経ヴェリタス 備える 10月30日 読者の皆さんは「財産の三分法」という言葉を耳にしたことがあるだろう。自分が持っている資産が偏らないよう、分散して保有しておくべきだという考え方である。一般的に言われるのは「現金・預金」「有価証券」「不動産」に分けてバランス良く持つべし、ということだ。 ただ、確かに一部の富裕層にとっては正しい考え方かもしれないが、多くのサラリーマンにはあまり現実的ではない。サラリーマンが持っている保有資産の大半は 「支出の三分法」はシニアの必修科目(大江英樹)
知らないと損する コロナ時代に役立つ経済の基本知識 10月10日 時代の変化が激しくなるにつれて、世の中の経済活動は複雑さを増してきた。コロナ禍で混乱が続く今の時期こそ、充実した生活を送るためには経済の知識が強い味方になる。今回紹介する『知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生』は、人気の経済コラムニストによる新社会人や就活学生向けの教養書だ。人生で大きな損をせずに済ませるために、本書を通じて「経済から考える」という習慣を身に付けてほしい ◇ ◇ ◇ 知らないと損する コロナ時代に役立つ経済の基本知識
「投資の落とし穴」回避に欠かせないメンタルの備え 株式投資 教えて高井さん 高井 宏章 編集委員 学ぶ 10月10日 「感情の赴くままにやっていると、投資ではだいたいもうからない」。 経済コラムニストの大江英樹さんは5日の「マネーのまなび」(まねび)のYouTubeチャンネルのトークライブの冒頭で、ずばりこう指摘した。投資にメンタルの備えが欠かせないことを的確に表した言葉だ。 この見立ては、証券会社勤務やセミナー講師で何万人という個人投資家と接してきた大江氏の経験と、行動経済学のプロスペクト理論の成果の一つ、「 「投資の落とし穴」回避に欠かせないメンタルの備え
「投資の新潮流ESG」動画で解説 教えて高井さん コラム(マネーのまなび) 10月3日 急速に広がるESG投資。環境・社会・企業統治を重視した投資手法は、どんな時代背景から生まれたのか。勢いを増しているのはなぜか。 マネーの新潮流の基礎の基礎から、企業経営やマーケットに与えるインパクトまで、勘所をベテラン記者の「高井さん」が解説します。 5日20時から「日経 マネーのまなび」のYouTubeチャンネルでライブイベント第2弾を開きます。資産形成の論客・大江英樹さんをゲストに招き、「高 「投資の新潮流ESG」動画で解説
積立投資を複利で語るなかれ 価格変動の落とし穴 老後資金 人生100年こわくない 日経ヴェリタス 備える 9月25日 金融機関の人やファイナンシャルプランナー(FP)はよく、積立投資を勧める。積立投資それ自体は悪いことではないし、特に、まだ収入がそれほど多くない若い人が将来に向けた資産づくりをする方法として、一定の効果があることは事実だ。ただし、「積立投資さえやってればいい」とか「積立投資が最も資産を増やす方法だ」と決めつけてしまうことに、筆者は違和感を覚えている。 積立投資を勧められるときはおそらく、以下のよ 積立投資を複利で語るなかれ(大江英樹)
定年後は起業家に 支援制度を活用、老後のお金補う 老後資金 家計 備える 9月19日 体が健康であれば少しでも長く働きたい。そう考える人は多いだろう。老後のお金への心配が高まるなかではなおさらだ。働き方はいろいろあるが、これまでの経験やスキルを生かし自ら事業を起こすのも一つの選択肢だ。融資や助成など「シニアの起業」を促す支援制度も整いつつある。 ■広がるシニア起業の裾野 「制度は毎年変わる。よく確認して自分にあったものを活用しましょう」。10日、都内で開いた銀座セカンドライフ(東京 定年後は起業家に 支援制度を活用、老後のお金補う
「シニアこそ株式投資」のススメ (大江英樹) 株式投資 老後資金 ライフプラン 人生100年こわくない 日経ヴェリタス 備える 8月21日 別に勧めるわけではないが、筆者はシニアが株式投資をするのは悪くないと思っている。むしろ投資信託よりも株式投資のほうが良いのではないかと思っているくらいだ。以前に本欄で「シニアの投資の目的はもうけることではなく『購買力』を維持することだ」と書いたことがあった。これはまったくその通りなのだが、それに加えて重要だと思っていることがある。 それは「知的好奇心の維持」だ。 なぜそれが大切なのか。現役を退く 「シニアこそ株式投資」のススメ(大江英樹)