オリックス太田、打撃投手の父と遂げた鮮烈デビュー インサイド/アウトサイド 7月28日 好球とみれば迷わずバットを振る。プロの打者なら当然の心掛けである一方、コーナーぎりぎりの球を待ち構えているがゆえに、まさかの絶好球に手が出ないこともある。様々な投手と対戦を重ね、配球の読みが深くなればなるほどこの手のジレンマに陥りがちだが、プロ野球オリックスの19歳、太田椋(りょう)は好球をためらいなく打ち返す無垢(むく)さで頭角を現している。 16日のソフトバンク戦。「9番・三塁」で先発した太 オリックス太田、打撃投手の父と遂げた鮮烈デビュー