東京製鉄の21年3月期、税引き益30億円に下方修正 原料スクラップ値上がり 企業業績・財務 1月22日 東京製鉄は22日、2021年3月期の単独税引き利益が前期比78%減の30億円になりそうだと発表した。従来予想から18億円引き下げ、7期ぶりの低水準になる。原料の鉄スクラップ価格が大幅に上がり、利益を圧迫する。年間配当予想は前期比1円増の16円を据え置いた。 新型コロナウイルスの影響が和らいだ新興国でインフラ投資が増えて海外スクラップ価格が上昇。これが国内にも波及する。製品値上げや修繕費の圧縮を進 東京製鉄の21年3月期、税引き益30億円に下方修正 原料スクラップ値上がり
東京製鉄の21年3月期、税引き益65%減に下方修正 企業決算 10月23日 東京製鉄は23日、2021年3月期の単独税引き利益が前期比65%減の48億円になりそうだと発表した。従来予想から7億円下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて鋼材の価格が低迷。一方で原料である鉄スクラップの価格が海外市況に連動して上がり、利幅が縮む。 営業利益は69%減の53億円と9億円引き下げた。電気代などの生産コストは下がるが、原料高の影響を補えない。売上 東京製鉄の21年3月期、税引き益65%減に下方修正
東京製鉄の4~6月期、税引き利益18%減 鋼材単価下がり 企業決算 7月22日 東京製鉄が22日発表した2020年4~6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比18%減の31億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で鋼材市況が悪化。連動して鋼材の販売単価を引き下げ、利幅が縮まった。販売数量が減ったのも響いた。 売上高は29%減の363億円。出荷数量は13%減った。新型コロナで国内の建設工事が停滞したり、製造業の生産が低迷したりした。輸出はアジア向けを中 東京製鉄の4~6月期、税引き利益18%減 鋼材単価下がり
東京製鉄、20年3月期税引き益4%増 一転増益、原料価格低下で 1月21日 東京製鉄は21日、2020年3月期の単独税引き利益が前期比4%増の160億円になりそうだと発表した。16%減の130億円としていた従来計画から一転、増益となる。原料となる鉄スクラップの価格が下がって採算が改善する。米中貿易戦争による需要伸び悩みや修繕コスト増加などの影響を吸収する。 利益の上方修正を踏まえて、期末配当予想は8円と1円引き上げた。年間配当は前期より2円多い15円とする。 売上高は1 東京製鉄、20年3月期税引き益4%増 一転増益、原料価格低下で
昭電工の18年12月期、営業益2.3倍 黒鉛電極が好調 2月5日 昭和電工の2018年12月期の連結営業利益は前の期比2.3倍の1800億円強になったもようだ。会社計画(1700億円)を上回り、2期連続で過去最高となる。大きく貢献したのは黒鉛電極。電気炉で鉄くずを溶かす際に使われ、昭和電工は世界トップシェアを握る。旺盛な需要を背景に値上げが進み、利幅が拡大した。半導体向けの高純度ガスの販売も伸びた。 売上高は28%増の1兆円程度となったようだ。電炉メーカー向け 昭電工の18年12月期、営業益2.3倍 黒鉛電極が好調
貿易戦争で「鉄鋼特需」 7月20日 東京製鉄は20日、2018年4~6月期の単独決算を発表し、米国を含む海外への輸出が8万4000トンと前年同期に比べて25%増加したと明らかにした。米トランプ政権が仕掛けた貿易戦争の影響で、米国内で鉄鋼の「特需」がわき起こっているという。 「個別の仕向け先は開示していないが、米国からの引き合いも強い」と東京製鉄の奈良暢明取締役は会見で述べた。同社は東南アジアを中心に、米国にもスポット契約で鉄鋼を輸 貿易戦争で「鉄鋼特需」
東京製鉄の4~6月期、単独税引き益11%減 コスト上昇響く 7月20日 東京製鉄(5423)が20日発表した2018年4~6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比11%減の38億円だった。原材料価格などが上昇して収益を圧迫した。 売上高は鋼材の販売価格上昇が寄与して19%増え、476億円だった。一方で営業利益は17%減の38億円。原料の鉄スクラップ価格や、黒鉛電極などの資材価格、物 東京製鉄の4~6月期、単独税引き益11%減 コスト上昇響く
東京製鉄、18年3月期税引き益1%増 4月20日 東京製鉄が20日発表した2018年3月期の単独決算は税引き利益が前の期比1%増の113億円だった。販売数量が増えたものの、営業利益は微減の104億円。電炉で使う電極や耐火れんがなど資材価格が急騰。原料となる鉄スクラップ価格や、人手不足を受けた運送費も上昇した。 売上高は35%増の1641億円だった。鋼材の出荷数量は建設や機械向けに伸び、15%増の238万トン。鋼材の販売単価は1トンあたり18%上 東京製鉄、18年3月期税引き益1%増
東京製鉄、「暴れん坊」復活へ牛歩の前進 環境エネ・素材 1月24日 東京製鉄の業績が改善しつつある。23日に発表した2017年4~12月期の最終利益は前年同期比20%増の100億円だったと発表した。20年の東京五輪関連の需要を取り込み、最大の懸案だった09年に稼働した田原工場(愛知県田原市)は曲折を経て収益貢献するようになってきた。「暴れん坊」の異名を持つ同社の復活に向け牛歩の前進が続く。 「原料の鉄スクラップの上昇スピードが速いが、需要が旺盛で値上げも浸透して 東京製鉄、「暴れん坊」復活へ牛歩の前進
東京製鉄の4~12月期、税引き利益20%増 鋼材好調 1月23日 東京製鉄が23日発表した2017年4~12月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比20%増の100億円だった。H形鋼や薄板などの鋼材が建設や機械産業向けに伸び、鋼材の出荷数量は17%増の180万トンだった。販売価格も上昇し、原料の鉄スクラップ価格の上昇を吸収した。 売上高は37%増の1212億円だった。鋼材の1トンあたり販売単価は18%上昇して6万6400円だった。奈良暢明取締役は記者会見で「国 東京製鉄の4~12月期、税引き利益20%増 鋼材好調