中国・重慶市の公安局長を摘発、習氏の権力基盤固めか 習政権 中国・台湾 6月14日 【北京=多部田俊輔】中国共産党中央規律検査委員会と国家監察委員会は14日、重慶市の鄧恢林・副市長兼公安局長を重大な規律違反と法律違反の疑いで調査していると発表した。習近平(シー・ジンピン)国家主席は公安部門で自らと距離がある人物を一掃することで、権力基盤を固める狙いがあるとみられる。 鄧氏は1965年生まれ。湖北省でキャリアを積んだ。一時は習氏の後継候補と目された前重慶市トップ、孫政才・前同市党 中国・重慶市の公安局長を摘発、習氏の権力基盤固めか
中国警察で「反習近平」勢力粛正 病毒戦から流毒戦へ 習政権 習政権ウオッチ 米中衝突 中沢 克二 新型コロナ コラム(国際) 中国・台湾 編集委員 4月22日更新 中国国家主席の習近平(シー・ジンピン)は今、新型コロナウイルスという病毒との戦いと経済立て直し、そして米大統領のトランプを代表とする中国の情報隠蔽と初動対応の遅れを責める外交圧力への反撃で手がいっぱいに見える。しかし、外部から見える風景と、当事者の意識はかなり違うようだ。 それを証明する重大な事件があった。中国の警察組織を束ねる公安省の次官、孫力軍(51)が、いきなり失脚したのである。共産党中央 中国警察で「反習近平」勢力粛正 病毒戦から流毒戦へ
[社説]国際機関の「中国化」に注意を コラム(国際) 社説 3月29日 世界知的所有権機関(WIPO)の次期事務局長に、シンガポール特許庁長官のダレン・タン氏が決まった。中国大陸出身の王彬穎(おう・ひんえい)WIPO事務次長も有力候補だったが、米国の強力な外交攻勢もあり多数の加盟国の支持をタン氏が獲得した。 WIPOは国連の専門機関のひとつで、国際的な知的財産権保護の促進が使命である。周知のように中国の知財侵害に対する不満は米国はじめ多くの先進国で強い。「事務局長選 [社説]国際機関の「中国化」に注意を
ICPO前総裁に懲役13年6月 中国地裁 中国・台湾 1月21日 【北京=羽田野主】中国天津市の第1中級人民法院(地裁)は21日、収賄罪に問われた国際刑事警察機構(ICPO)の孟宏偉・前総裁に懲役13年6月と罰金200万元(約3200万円)の実刑判決を言い渡した。孟氏は上訴しないという。中国国営の新華社が伝えた。 検察側は孟氏が2005~17年に務めた公安次官や海警局長などの職権を利用し、企業経営や昇進などの便宜を図り、計1446万元(約2億3000万円)余り ICPO前総裁に懲役13年6月 中国地裁
ICPO前総裁の妻亡命、仏が申請認める AP報道 ヨーロッパ 5月14日 【パリ=共同】AP通信は13日、中国で収賄罪で起訴された国際刑事警察機構(ICPO、本部フランス・リヨン)の孟宏偉前総裁の妻による亡命申請を、フランス当局が先週認めたと報じた。 APによると、フランス当局は妻に「難民」の地位を付与した。妻は「フランスが保護してくれなければ私はだいぶ前に殺されていただろう。私と子どもたちにとり第二の人生とな ICPO前総裁の妻亡命、仏が申請認める AP報道
前ICPO総裁の党籍剥奪 中国共産党、重大な規律違反で 中国・台湾 3月27日 【北京=高橋哲史】中国共産党中央規律検査委員会と国家監察委員会は27日までに、国際刑事警察機構(ICPO)の前総裁で、中国公安省次官だった孟宏偉氏について「重大な規律違反があった」として党籍剥奪の処分を決めた。公職か 前ICPO総裁の党籍剥奪 中国共産党、重大な規律違反で
習氏「反腐敗」緩めず 中国規律委の全体会合 中国・台湾 1月13日 【北京=永井央紀】中国共産党で汚職摘発を担う中央規律検査委員会の第19期第3回全体会議が13日、3日間の日程を終えて閉幕した。習近平(シー・ジンピン)指導部は採択したコミュニケで「効果のある抑制措置を増やし、反腐敗運動の圧倒的な勝利を揺るぎなく発展させる」と強調。米中対立が激化するなか汚職摘発を緩めない姿勢を示し、党内の引き締めを図ったもようだ。 規律委全体会合は毎年初めに開かれており、2019 習氏「反腐敗」緩めず 中国規律委の全体会合
ICPO新総裁に韓国出身の金鍾陽氏選出 朝鮮半島 ヨーロッパ 11月21日 【パリ=白石透冴】国際刑事警察機構(ICPO)は21日、ドバイの年次総会で韓国出身の金鍾陽(キム・ジョンヤン)総裁代行を新総裁に選んだ。中国で突然拘束され、10月に辞任した中国人の前総裁、孟宏偉氏の後任となる。 選定過程ではロシア内務省出身で副総裁のアレクサンドル・プロコプチュク氏を推 ICPO新総裁に韓国出身の金鍾陽氏選出