しっくい塗料、新型コロナに効果 関西ペイントが確認 大阪 関西 環境エネ・素材 10月5日 関西ペイントは5日、しっくい塗料に新型コロナウイルスを大幅に不活化する効果があることを確認したと発表した。長崎大学との共同実験では、塗膜に接触したウイルスが5分で99%以上減った。しっくいに使う消石灰などアルカリ性の物質で不活化するという。建築用途では7~10年効果が持続する しっくい塗料、新型コロナに効果 関西ペイントが確認
コロナ「人為説」否定多く ウイルス全容解明には時間 安藤 淳 新型コロナ ヨーロッパ 北米 医療・健康 科学&新技術 編集委員 4月25日更新 新型コロナウイルスは何者かがエイズワクチンを開発する過程でつくり出した。エイズウイルス(HIV)の発見でノーベル生理学・医学賞を受賞したフランスのリュック・モンタニエ博士らがこんな主張を展開している。支持する研究者は皆無に近いが、ウイルスの正体はなお謎が多い。 モンタニエ氏が根拠とするのは数学者ジャンクロード・ペレズ博士の論文だ。自身も助言者として記載されている。厳しい審査や評価を受けずに投稿で コロナ「人為説」否定多く ウイルス全容解明には時間
船内、異例の密閉空間 専門家「通常よりうつりやすい」 新型コロナ 科学&新技術 2月21日 特殊な閉鎖空間に多くの人が集まるとウイルスによる感染が広がりやすくなることが明らかになってきた。新型コロナウイルスによる肺炎が船内で発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、「通常よりもうつりやすくなっていた」とする専門家の分析が相次いでいる。異例の密閉空間におけるウイルスの集団感染防止策の難しさが浮き彫りになった。 クルーズ船の環境は特殊だ。密閉され外からの出入りがなく、メンバーが乗 船内、異例の密閉空間 専門家「通常よりうつりやすい」
新型肺炎感染力、想定以上の「再生産数」 分析相次ぐ 科学&新技術 2月20日 中国で流行が続く新型コロナウイルスによる肺炎について、ウイルスの感染力は1人の感染者からうつる人数の目安となる「基本再生産数」が当初推定より大きいとする分析結果が世界の研究機関から相次いでいる。いずれも3程度としており、世界保健機関(WHO)が見積もる1.4~2.5を上回る。国内では中国との関連がはっきりしない感染者が増えており、専門家らは国内感染の広がりを防ぐ態勢作りを呼びかけている。 香港中 新型肺炎感染力、想定以上の「再生産数」 分析相次ぐ
新型肺炎、治療法の開発急ぐ 死者100人超す 新型コロナ 科学&新技術 1月28日 中国・武漢を中心に流行する新型肺炎の感染拡大が続いている。28日までに中国での感染者数は4000人超、死者数は100人を超えた。感染源やウイルスの特徴を巡ってはいくつか報告も出ているが、明確になるまでは至っていない。効果があるとみて既存薬を投与する動きがでてきたが、治療法の開発は途上で、解明に向けた国際協調も求められる。 中国メディアによると、感染者数は先週末に1000人を超えた後、ここ数日で急 新型肺炎、治療法の開発急ぐ 既存薬で対応も
新型肺炎、情報開示に疑念 北京や広東省でも感染拡大 新型コロナ 中国・台湾 生活 医療・健康 1月20日 中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がってきた。武漢市の198人に加えて、患者は北京市や広東省に拡大し、中国全体で計218人に達した。海外では日本やタイのほか、韓国でも発症者が確認された。専門家の間にウイルスが感染しやすい性質に変わったとの見方は少ないが、感染者の拡大を受けて中国政府の情報開示への疑念が高まりつつある。 武漢市当局によると、18~19日に発症が確認さ 新型肺炎、情報開示に疑念 北京や広東省でも感染拡大
新型コロナウイルス、どう備える? 手洗いなど徹底を 新型コロナ 1月16日 新型コロナウイルスによる肺炎患者が国内で初めて確認された。厚生労働省は「感染が拡大するリスクは低い」と冷静な対応を求めている。注意点などをまとめた。 Q 新型肺炎の原因や症状は何か。 A コロナウイルスは6種類が知られ、一般的な風邪の原因にもなる。発熱やせきなどの症状が多く、通常は重症化しない。新型肺炎の感染力や致死率などはまだよく分かっていない。同ウイルスの1種による重症急性呼吸器症候群(SA 新型コロナウイルス、どう備える? 手洗いなど徹底を
新型肺炎、日本も水際の警戒強化 春節の大移動控え 新型コロナ 1月14日 中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を警戒し、日本政府は検疫・医療の体制を強化している。武漢での新規感染は止まっているが、13日にはタイで武漢からの旅行者の発症が公表された。25日の春節(旧正月)に合わせた休暇で中国からの旅行者が増えることから、世界保健機関(WHO)は各国に引き続き監視を求めている。 武漢市の衛生健康委員会によると、原因不明の肺炎を患者が最初に発症したのは2 新型肺炎、日本も水際の警戒強化 春節の大移動控え
エボラなどウイルス輸入・研究、危険感染症流行させぬ ヘルスケア 科学&新技術 10月31日 国立感染症研究所は9月下旬、エボラ出血熱などの危険な感染症の原因ウイルス5種類を輸入し、同研究所の村山庁舎(東京都武蔵村山市)に運び込んだ。2020年に東京五輪・パラリンピックを控え、こうした病気で患者が発生した際の検査や治療の体制を整えるためだ。国際的に人の往来は増えて感染症の流行リスクは高まっており、危険なウイルスを使って実験できる特殊な専用実験施設の整備が各国で進む。 持ち込まれるのは、エ エボラなどウイルス輸入・研究、危険感染症流行させぬ
新興感染症 防御に挑む 長崎大、国内初の本格拠点 ヘルスケア 九州・沖縄 科学&新技術 1月26日 エボラ出血熱など危険性の高い「新興感染症」の流行を防ぐため、日本でもワクチンや治療薬の研究が本格的に始まる。長崎大学は26日、国内初となる研究施設の起工式を開いた。2022年度にも稼働する。リスクの高い病原体を扱え、海外に後れをとっていた感染症対策が進む。国内に侵入する感染症の防御力向上につながる。 建設するのは「バイオセーフティーレベル(BSL)―4」と呼ぶ施設。ここ数十年に登場した新興感染症 新興感染症 防御に挑む 長崎大、国内初の本格拠点