カラータイマーな人たち 日本ハム・宮西の至芸 勝負はこれから 11月24日 ウルトラマンはなぜ最初から必殺のスペシウム光線を使わないのか。長年の謎だったが、日本ハム・宮西尚生の追い詰められてからの投球にハッとした。待てよ、土壇場にならなければ出ない力というものがあるのかも……。 10月1日のロッテ戦。3-2とリードした九回、宮西は抑えのマウンドに立った。簡単に2死を取ったあと、波乱の一幕となった。田村龍弘に中前打を許し、福田秀平には左前打を喫す。3番のレオネス・マーティ カラータイマーな人たち 日本ハム・宮西の至芸
4番は最強打者の勲章 今季、各チームで活躍 ネット裏から 9月13日 監督だったときの野村克也さんが、打順についてよく言っていた。「4番打者が決まれば問題ない。4番は木でいえば幹。あとはそれに枝葉をつけるだけだ」。2番に最強打者を置く新しい用兵もみられるが、ほとんどの監督は今もチームの最強打者を4番に据えている。だが、その打者がそれらしく働かないと打線は機能しない。程度の差はあるが、今季のプロ野球ではほとんどの4番打者がそれなりに活躍している。 セ・リーグでは巨人 4番は最強打者の勲章 今季、各チームで活躍
ロッテ・安田、栄養学などの講義に効果実感 TV会議アプリで 5月14日 ロッテの安田尚憲内野手が、球団のテレビ会議アプリを使った遠隔でのトレーニングの効果を実感している。4月下旬から毎日10~15人程度が参加して栄養学などの講義やトレーニング指導を受けている。安田は2日に1度参加し、13日に球団を通じて「体力面、体の状態はすごくいい。画面を通してでも一緒にトレーニングが ロッテ・安田、栄養学などの講義に効果実感 TV会議アプリで
ロッテ佐々木朗、ついにベールを脱いだ魅惑の直球 勝負はこれから 3月31日 球春はいつ来るのか。新型コロナウイルスの影響で、プロ野球ファンにはじれったい日々が続くが、待たされた分だけ、いざ解禁となったときの喜びは倍加するかもしれない。そんな希望の光の一つが、ロッテのドラフト1位新人、佐々木朗希(岩手・大船渡高)の魅惑の直球だ。 プロ野球の開幕は当初予定の3月20日から、4月10日、さらに24日が目途とされるなど、先が見通せない。「決められた日程に合わせるのみ」という選手 ロッテ佐々木朗、ついにベールを脱いだ魅惑の直球
自分一人のためではない 「中途入社」鳥谷の使命 勝負はこれから 3月17日 「浪人」の身だったプロ野球前阪神、鳥谷敬(38)の落ち着き先が、やっと決まった。キャンプ不参加のハンディを克服できるのか。次世代のスター候補が控えるロッテの内野陣で、ベテランの力がどこまで必要とされるのか。懸念もないわけではないが、鳥谷には証明したいことがあるという。新職場への「中途入社」となった名手が、自らに課した使命とは……。 新型コロナウイルスへの対応を余儀なくされるなか、鳥谷の「入団会見 自分一人のためではない 「中途入社」鳥谷の使命
阪神、くじ運の悪さが幸い ドラフト外れ1位活躍 ネット裏から 10月13日 「くじ運が悪いなあ」という阪神ファンの嘆きを、昨年のドラフト会議が終わったあと散々聞かされた。1位指名で他球団と競合した藤原恭大(大阪桐蔭高―ロッテ)、辰己涼介(立命大―楽天)の抽選で敗れた。「運の問題ではない。もっと勝負強い人間にくじを引かせろ」という理不尽な声も出た。 ■くじ引きで外れ、逃がした魚は大きく 阪神は2017年10月のドラフトでも、高校球界屈指のスラッガー、清宮幸太郎(東京・早実高 阪神、くじ運の悪さが幸い ドラフト外れ1位活躍
ヤクルト村上、フルスイング貫き10代打点王狙う 9月10日 シーズンも終盤に入ったプロ野球で今季、大ブレークを果たしたのがヤクルトの2年目、19歳の村上宗隆だ。昨季の1軍出場はわずか6試合だったが、今季はチームで唯一全試合に出て力強い打球を飛ばす。打点と本塁打の2冠すら視野に入る好調ぶりだ。 4日の広島戦。六回2死一、三塁で左打席に立つと初球のスライダーを捉えて左翼席へと運んだ。「逆らわずしっかり押し込めました」。1986年の清原(西武)を上回り、10代 ヤクルト村上、フルスイング貫き10代打点王狙う
平成の日本野球 ガラパゴス化に拍車かけた統一球 進化するマネーボール 5月19日 5月1日、令和の時代が始まった。平成の30年で野球はどう変化したか。この機会に考えてみたい。 野茂英雄が海を渡ったのは1995年(平成7年)。以来、多くの日本人大リーガーが誕生し、2006年(平成18年)には米大リーグ(MLB)による国別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も始まった。メジャーとの交流が進み、日米の距離は大きく近づいたようにみえる。 しかし、野球の質に目をこらせば、 平成の日本野球 ガラパゴス化に拍車かけた統一球
ロッテ、2年目安田ら若手光る 主役に名乗り 2月17日 ロッテの元球団幹部から、こんな話を聞いた。地元テレビ局に放映権料のアップを持ちかけると、けんもほろろに「正直、野球より、房総の漁師さんたちのカラオケ大会を流した方が、視聴率がとれるんです」と言って断られた、とのこと。 パ・リーグ全体に経営が苦しかったころ、2000年代初めの「球界再編前夜」のことだ。あれから15年ほどで情勢は一変。営業努力が実り、昨年、球団は50年目にして初の黒字化を果たした。 ロッテ、2年目安田ら若手光る 主役に名乗り
ロッテ福浦、2000万円で更改 19年はコーチ兼任・最年長野手 12月3日 ロッテの福浦和也内野手が3日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、1500万円減の年俸2千万円でサインした。現役最年長野手となる43歳となって迎える26年目へ「来季は2軍打撃コーチも兼ねる。僕が一緒にやることが若手を育てるプラスになればいい」と語った。 9月に通算2千安打を達成し ロッテ福浦、2000万円で更改 19年はコーチ兼任・最年長野手