自民、静観の財政規律派 コロナ・衆院選が重荷に 菅内閣発足 新型コロナ 税・予算 政治 12月24日 政府の2021年度予算案は一般会計総額が過去最大の106兆円となった。新型コロナウイルスや次期衆院選などに配慮し、自民党内の財政規律派は静観を続ける。財政再建が党内の主導権争いに絡んだかつての光景は見られない。 政府・与党はコロナ対応で足元の景気対策に手厚い予算が必要との認識は共有する。ここに来て中長期的な財政再建目標にも揺らぎが出てきた。 8日の自民党の政調審議会と総務会で象徴的な場面があった 自民、静観の財政規律派 コロナ・衆院選が重荷に
自民、公明の斉藤氏支援へ 衆院広島3区 政治 広島 12月16日 自民党は16日、次期衆院選の広島3区について、公明党が擁立した斉藤鉄夫副代表を支援する調整に入った。自民党広島県連が県議擁立を目指したが、党本部は自公両党の選挙協力に影響しかねないと判断した。 広島3区は2019年の参院選を巡る公職選挙法違反の罪で公判中の河井克行被告の選挙区だ。河井氏は自民党を離党した。 公明党は11月に党幹事長など要職を歴任した比例中国選出の斉藤氏を公認候補として立てる方針を 自民、公明の斉藤氏支援へ 衆院広島3区
衆院広島3区、支部長に石橋氏選任要請 自民県連 政治 12月9日 自民党広島県連の宮沢洋一会長は9日、党本部で二階俊博幹事長、山口泰明選挙対策委員長とそれぞれ会談した。衆院広島3区の支部長に石橋林太郎県議を選任するよう要請した。宮沢氏によると、山口氏は会談で次 衆院広島3区、支部長に石橋氏選任要請 自民県連
河井元法相後任を公募 自民広島3区、公明も検討 広島 中国 政治 11月12日 自民党広島県連は12日、広島市内で選挙対策委員会を開き、公選法違反の罪で公判中の河井克行元法相=自民を離党=の地元、衆院広島3区で、次期候補者となる支部長を公募で選ぶことを決めた。選対委後の常任役員会は全会一致で承認した。公明党でも独自候補擁立を検討する動きがある。 自民県連会長の宮沢洋一参院議員は役員会後「1カ月以内には候補選定作業を終える」と話した。近日中に県連のホームページに募集要項を掲載 河井元法相後任を公募 自民広島3区、公明も検討
消費喚起・DX促進へ減税 自民税調が始動 税・予算 新型コロナ 経済 政治 10月21日 自民党税制調査会(甘利明会長)は20日、2021年度税制改正に向けた議論を始めた。新型コロナウイルスの影響で落ち込む消費を喚起するため住宅や自動車で税負担の軽減策を検討する。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の促進に向けて減税先行で優遇策を探る。 菅政権発足後初の幹部会合を開いた。終了後、甘利氏は記者団に「自動車や住宅という日本経済を支える大きな柱について厳しい経済環境だ。状況の変化 消費喚起・DX促進へ減税 自民税調が始動
経産相、トランプ米政権誕生で重み増す 菅内閣発足 政治 9月16日 経済産業相は2001年の省庁再編前は通商産業相という名称だった。蔵相、外相とともに首相候補が就く重要閣僚の位置づけとされた。戦後の安倍晋三氏までの首相33人のうち11人が通産相の経験者だ。米国との難しい貿易交渉を担当する一方、高度経済成長の追い風を受けて首相に上り詰める例も多かった。 01年以降、経産相経験者は首相になっていない。国主導の産業政策で経済成長を目指す風潮が薄れ、日米間の貿易摩擦も落 経産相、トランプ米政権誕生で重み増す
岸田文雄さんってどんな人? 菅内閣発足 9月14日 池田勇人元首相が創設した派閥、宏池会(岸田派)を2012年から率いる。今回が自民党総裁選への初挑戦となる。 安倍晋三首相とは当選同期にあたる。12年の第2次安倍政権発足以降、4年7カ月にわたって外相を務めた。オバマ前米大統領の広島訪問の実現や、従軍慰安婦問題の完全解決をうたった日韓合意に尽力した。酒豪の強みを生かし粘り強く外交交渉に臨んだ。 17年に党政調会長に転じ、17年衆院選と19年参院選の 岸田文雄さんってどんな人?
ポスト安倍競う3候補 人となりは? 菅内閣発足 政治 9月8日更新 安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を選ぶ総裁選は菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長の3氏が争う構図となった。政権の継承を訴え、党内で幅広い支持を集める菅氏に岸田、石破両氏が挑む。 ■石破茂元幹事長(63)「安保通 地方人気に強み」 自治相や鳥取県知事を務めた父・二朗氏の死をきっかけに1986年衆院選に出馬し、当時全国最年少となる29歳で初当選した。二朗氏と親交があり、石破氏に出馬を促し ポスト安倍競う3候補 人となりは?
河井氏陣営に1億5千万円、自民に異論続出 政治 1月30日 自民党内で30日、2019年7月の参院選で党本部が河井案里参院議員の陣営に計1億5千万円を振り込んだことを巡り、執行部の説明責任を求める声が相次いだ。 竹下亘氏は同日、河井氏と同じ広島選挙区に党公認で出馬して落選した溝手顕正氏の陣営への入金が1500万円だったことに関して「正直言ってびっくりした。2~3倍のケースはあったが10倍は初めて見た。(執行部に)説明してほしい気持ちはよくわかる」と述べた 河井氏陣営に1億5千万円、自民に異論続出
参院に「独立財政機関」構想 令和デモクラシーの胎動 政治アカデメイア 税・予算 清水 真人 編集委員 コラム(政治) 政治 12月17日 政府と別に、経済・財政・社会保障の長期推計を担う「独立財政機関」を参院に新設する。経済同友会がこんな構想を打ち出した。財政健全化論議を立て直す狙いだけではない。衆院選での政権選択で信任を得た首相主導の政策決定が加速する現状に、国会はどう対峙するのか。憲法上は内閣や予算に距離を置く参院の独自性とは何か。平成期に大きく変容した統治権力をもう一度組み直す「令和デモクラシー」論議の胎動が始まった。 ■「将 参院に「独立財政機関」構想 令和デモクラシーの胎動