政治家の名刺、ネット上で高値売買 悪用の懸念も 10月2日 フリーマーケットアプリやオークションサイトで、著名な政治家の名刺が売買されている。1枚あたり1万円超で出品される名刺が多く、菅義偉首相の名刺では約2万円で売買が成立した例もあった。政治家との「面識」を手に入れるためのようだが、専門家は転売後の悪用を懸念する。 「政治家のパーティーで本人から直接もらいました。お譲りします」。フリマアプリでは、こんな売り文句とともに政治家の名刺がずらりと並ぶ。安価な 政治家の名刺、ネット上で高値売買 悪用の懸念も
危険な「アポ電」、詐欺・強盗のダブル被害も スコープ コラム(社会・くらし) 生活 6月21日 特殊詐欺の被害に遭った1カ月後、今度は強盗に入られた――。東京都の高齢女性がこんな災難に見舞われた。「あの家に大金がある」との情報が複数の犯罪グループで共有され、立て続けに狙われたとみられる。警察は資産情報の使い回しによる、こうした多重被害の増加を警戒している。 4月18日未明、80代女性が1人で暮らす東京都練馬区の一軒家の掃き出し窓から2人組の男が侵入した。男らは寝ていた女性の口を押さえ金品を 危険な「アポ電」、詐欺・強盗のダブル被害も
凶行から見えるものは(複眼) 関西 時論・創論・複眼 8月29日 7月中旬、人気アニメの制作で知られる京都アニメーションのスタジオ(京都市)が放火され、35人が死亡した。容疑者の動機の解明はこれからだが、こうした無差別な殺傷事件は過去にも繰り返されてきた。日本の社会に問題はないのか。専門家に聞いた。 ◇ ◇ ◇■孤立・喪失感 和らげる 精神科医 片田珠美氏 アニメーションや小説、映画などの優れた作品は、受け手が「まるで自分の感情が描かれているようだ」と錯覚するほ 凶行から見えるものは(複眼)
川崎殺傷、識者はどう見る 「拡大自殺」「高い計画性」 6月4日 川崎市多摩区の20人殺傷事件は4日で発生から1週間が過ぎた。包丁で無差別に切りつけた犯行の状況は明らかになりつつあるが、岩崎隆一容疑者(51)は自殺し、動機の解明は進んでいない。犯罪学や精神医学の専門家は事件の特徴として、あえて子供が集まる状況を狙った計画性の高さや、他人を道づれにする「拡大自殺」の可能性を指摘する。 ■児童集まる時間帯を特定か 「初めから多くの児童の殺傷を目的としたテロ行為と言え 川崎殺傷、識者はどう見る 「拡大自殺」「高い計画性」
ジャパンライフ家宅捜索、違法に契約疑い 警視庁など 4月25日更新 磁気治療器などの預託商法を展開し、約7千人から多額の資金を集めて経営破綻した「ジャパンライフ」(東京、破産手続き中)を巡り、警視庁などの合同捜査本部は25日、財務状況が悪化していることを隠して顧客と契約した疑いがあるとして、特定商取引法違反(事実の不告知)容疑で同社関係先を家宅捜索した。 ジャパンライフは2018年3月に破産手続きの開始が決定。約2400億円の負債に対し資産は4億円程度にとどまり ジャパンライフ家宅捜索、違法に契約疑い 警視庁など
不審電話の録音装置、需要が急増 「アポ電」事件で スコープ 3月24日 オレオレ詐欺などの被害防止のため、不審電話の通話内容を自動録音する装置の需要が急増している。きっかけとなったのは、東京都江東区の高齢女性が自宅に現金があるか尋ねる「アポ電」(アポイントメント電話)を受けた後に殺害された強盗事件。高齢世帯に無料で貸し出している自治体では、依頼急増により在庫が払底する状況となっている。 「入荷台数に達したため、予約受付を終了しました」。3月12日、世田谷区のホームペ 不審電話の録音装置、需要が急増 「アポ電」事件で
はったり「セコム」ステッカー摘発 本物は非売品 8月19日 警備大手「セコム」のステッカーを偽造してインターネット上で販売したとして、京都市のアルバイトの男(25)が7月末、商標法違反の疑いで警視庁に逮捕された。玄関先や窓に貼って空き巣などをけん制する目的で購入されたとみられるが、同社の担当者は「見せかけのステッカーが出回ると信用が損なわれかねない」と憤っている。 同庁原宿署によると、男の逮捕容疑は「Security by SECOM」と書かれた偽ステッ はったり「セコム」ステッカー摘発 本物は非売品
「ホットスポット巡回」で子供守れ 危険エリア重点化 5月16日 新潟市で起きた小2女児殺害事件は、登下校中の児童を犯罪から守る難しさを改めて示した。見守り活動に取り組む地域は増えているが、限られた人数で校区全域に目を光らせるのは困難だ。そうした中、注目を集めているのが「ホットスポット・パトロール」。事件が起きそうな場所を重点的に見回り、犯罪の抑止につなげる試みが広がりつつある。 「お帰りなさい。気をつけて帰るんだよ」。15日午後3時すぎ、神奈川県藤沢市の「湘 「ホットスポット巡回」で子供守れ 危険エリア重点化
子供見守る近所のIT 通学路に受信機、スマホで確認 4月3日 登下校時などの見守りにIT(情報技術)を活用する自治体が相次いでいる。子供に電波発信機(ビーコン)を携帯させ、街角に置いた受信機のそばを通った時に位置情報を記録。大人がスマートフォン(スマホ)で移動履歴を閲覧できる仕組みだ。保護者らは「子供が一人で出かける時に安心」と歓迎する一方、測定の精度が低いなどの課題もある。 「一体どこで何をしているの。学校は随分前に終わったはずなのに……」。大阪府箕面市 子供見守る近所のIT 通学路に受信機、スマホで確認
侵入盗、愛知が10年連続全国最多 戸建て住宅で7割超 2月16日 愛知県では住宅や事業所などを狙った侵入盗の認知件数が昨年、10年連続で全国最多となった。窓や玄関をこじ開ける手口が目立ち、「クルマ社会」特有の道路環境を利用して、短時間で犯行を重ねる窃盗グループが暗躍。県警は摘発に力を入れ、住民にも防犯対策を呼びかける。専門家は「被害を防ぐには、地域で目を光らせることも大切だ」と訴えている。 住宅街や事務所に盗難車で乗り付け、黒ずくめの男たちがドアや窓をバールで 侵入盗、愛知が10年連続全国最多 戸建て住宅で7割超