藤野英人さんらとThink! ニュースが分かるミニ解説 2月27日 日経電子版「Think!」は、各界のエキスパートが注目ニュースにひとこと解説を投稿する機能です。2月19~26日のニュースでは、レオス・キャピタルワークス会長兼社長・最高投資責任者の藤野英人さんが「首相長男らによる接待問題」を読み解きました。このほか「米連邦準備理事会(FRB)の金融政策」「ワクチン接種管理システム開発」といったテーマの記事に投稿が寄せられました。(投稿の引用部分はエキスパートの 藤野英人さんらとThink! ニュースが分かるミニ解説
価格調整に頼らぬ発想に重み 市場像の再構築 経済教室 10月29日 経済学で最も有名な言葉の一つにアダム・スミスの「見えざる手」がある。消費者や企業が財やサービスの価格に反応して利己的に行動すれば、価格調整という魔法のようなメカニズムで社会の富を最大にできるといった意味だ。 価格調整に頼らぬ発想に重み 市場像の再構築
経済学界が期待するノーベル賞の力 ノーベル賞 前田 裕之 経済 編集委員 10月12日 今年のノーベル経済学賞は米スタンフォード大学のポール・ミルグロム教授とロバート・ウィルソン名誉教授に授与されることが決まった。社会科学の中で唯一、ノーベル賞が設けられ、毎年の受賞者に世界が注目するのは、経済学界にとって大きな利点だ。過去の受賞者の顔ぶれを見て「なぜあの学者は受賞できなかったのか」と指摘する声はあっても、経済学賞の存在自体を批判したり、権威を否定したりする声は学界ではあまり聞かれな 経済学界が期待するノーベル賞の力
経済学、難民問題にも処方箋 Neo economy 経済 9月19日 ■アルビン・ロス氏 ――経済学の新分野であるマッチング理論は社会でどう応用されていますか。 「身近な例だと、米国の学校選択制度や恋人を探すためのデートアプリだ。いずれもお金を介さないマーケットだ。多くの人は良い学校に入学する権利をお金で買うという考え方を好まないし、恋人にも価格はない」 「腎臓移植のドナーと患者をマッチングする『腎臓交換』という新しいマーケットもできた。不適合ドナーがいる腎不全患者 経済学、難民問題にも処方箋
医師偏在 患者側もコスト払う覚悟を(経済教室) 経済教室 コラム(経済・金融) 4月30日 日本の人口当たり医師数は他の先進国と比べて決して多くはない。最新の経済協力開発機構(OECD)のデータでは、日本は32カ国中29位と最下位に近い。 医師偏在 是正できるか(下)患者側もコスト払う覚悟を
青天井 経済学者 松井彰彦 あすへの話題 エッセー 3月28日 大学教員をやっていて、気をつけていることがある。それは安易に学生の「わかりません」という一言に引っかからないようにすることだ。 昔、勉強会でとある問題をやっていて、「ちょっとわからないんですけど」と言う学生がいた。期待をかけていた学生なだけに、え、こんなことがわからないのか、と少し驚くと同時に、じゃあ教えてやろう、という気になった。しかし、問題を解き始めると上手(うま)く解けない。実はこの問題は 青天井 経済学者 松井彰彦
円城寺次郎賞 マッチング先行知見生かせ(経済教室) 経済教室 コラム(経済・政治) 12月4日 日本社会には数多くの問題が山積している。例えば過疎地での医療の担い手不足を背景に医療崩壊が叫ばれて久しい。一方で都市部では「保育園落ちた日本死ね」というブログ書き込みで注目を集めた待機児童問題はなお解決していない。また若者世代は就活ルールの廃止に混乱し、いまだに今後の推移は不透明だ。 円城寺次郎記念賞 受賞者論文(上) マッチング 先行知見生かせ
円城寺次郎記念賞 渡辺氏ら2氏を表彰 経済 11月26日 日本経済新聞社と日本経済研究センターは26日、「第5回円城寺次郎記念賞」の表彰式を日本経済新聞社東京本社で開いた。同賞は気鋭の若手・中堅エコノミストの表彰が目的で、渡辺安虎アマゾンジャパンシニアエコノミストと、小島武仁スタンフォード大学准教授の2氏が受賞した。式では渡辺氏と、小島氏の代理人が岡田直敏日本経済新聞社社長から賞状と記念品を手渡された。 受賞した渡辺氏は「経済学はビジネスの現場でも使え 円城寺次郎記念賞 渡辺氏ら2氏を表彰