アウディ初の電気自動車e-tron らしさをギュッと濃縮 1月7日 いよいよ日本上陸を果たしたアウディ初の電気自動車(EV)、アウディ e-tron スポーツバック。モーターで走るEVは、エンジン車と比べて個性がなくなると心配する声もあるが、小沢コージ氏は「ときにEVこそブランドの個性が際立つ」という。アウディ初のEVは果たしてどう「アウディらしい」のか、小沢コージ氏が試乗して確かめた。 ■ピュアEVは高級車から普及する 「人気はかなり高いです。2019年は世界で2万 アウディ初の電気自動車e-tron らしさをギュッと濃縮
まるでデザイナーズハウス 不思議なSUVマツダMX-30 11月18日 マツダが2020年10月に発売した「MX-30」は「不思議だらけのモデル」という小沢コージ氏。デザインのテイストはこれまでと一線を画し、走りの方向性も従来とは正反対の「穏やかタイプ」。一体マツダはこのMX-30で何を狙っているのだろうか。小沢コージ氏がその意図に迫る。 ■従来とは違う新路線 最近増え続けているコンパクトな多目的スポーツ車(SUV)。久々に不思議だらけのモデルに乗ることになった。名前はマ まるでデザイナーズハウス 不思議なSUVマツダMX-30
ホンダe 半端ない作り込みは「売れないEV」の挑戦状 11月2日 ホンダ初の量産電気自動車(EV)「ホンダe」。コンパクトでスタイリッシュなデザインに、先進テクノロジーをこれでもかと詰め込んだ、未来を先取りするかのような意欲作だ。ところが国内販売予定はわずか年間1000台(第1期は販売予定台数に達し、10月30日現在、注文を一時停止中)。なぜホンダはこのクルマをつくったのか。小沢コージ氏がリポートする。 ホンダe 半端ない作り込みは「売れないEV」の挑戦状
「日本人向けハリアー」は、世界に通用するか 10月5日 2020年6月にデビューしたトヨタ自動車の4代目「ハリアー」は、「日本人」を意識して作られた国内向けモデル。日本人好みの控えめで上質な内外装に仕立てられ、走りも上々。販売も好調な滑り出しを見せているハリアーだが、「本当の勝負はこれから」と小沢コージ氏は指摘する。 ■いまや貴重な「日本人向け」SUV 知らない人からすると残念に思うかもしれないが、今、日本人に向けた日本車は少なくなっている。ほとんどが世界 「日本人向けハリアー」は、世界に通用するか
スーパーカーでゴルフ 男の夢かなえるマクラーレンGT 8月24日 多くのスポーツカーブランドがブランドイメージを生かして利便性の高い多目的スポーツ車(SUV)に手を出す中、まるで安楽な乗りものは拒否するかのように、硬派なスポーツカーばかりを作り続けるマクラーレン。そんな彼らのラインアップの中で、最も日常の使い勝手や実用性を考慮した「GT」に小沢コージ氏が試乗。果たして日本の道でも実用的なのか確かめた。 ■硬派なマクラーレンの新たな提案 唐突だが小沢コージ、生まれて初 スーパーカーでゴルフ 男の夢かなえるマクラーレンGT
アコードの挑戦 ヒットが難しい「大型セダン」の狙い 7月27日 セダン離れが進む中、ホンダは400万円を超えるラージセダン、10代目アコードを国内投入した。月販目標は300台。大ヒットするとは考えにくい大型セダンを、あえて導入する意図とは何か。小沢コージ氏が直撃した。 ■月販目標300台のアコードを残したワケ 先日、ホンダを代表するラージセダンである10代目アコードの試乗会が行われたのだが、ほぼ同じタイミングで少々意外なニュースが飛び込んできた。シビックセダン、グ アコードの挑戦 ヒットが難しい「大型セダン」の狙い
新型BMW、小さな「4ドアクーペ」は成功するか 6月15日 ひそかに、プレミアムブランドのコンパクト4ドアが増えてきている。その中でも特に走りとスタイリングに力を入れた、ひと味違う「4ドアクーペ」が、新型BMW2シリーズ グラン クーペだ。日本人向きともいえる小さな欲張りスタイリッシュカーを、小沢コージ氏が斬る。 ■裏にはコンパクトクラスのFF化戦略 プレミアムブランドのコンパクト4ドアが盛り上がってきた。どれも判を押したように全長4.5m前後と日本でも扱いや 新型BMW、小さな「4ドアクーペ」は成功するか
燃費の良さだけじゃない 新型ヤリスが売れる理由 6月1日 コロナ騒ぎの中、意外なクルマが売れている。新型コンパクトカーのトヨタ・ヤリスだ。日本自動車販売協会連合会によると、2020年4月の販売台数は1万台を超え、約9000台のフィットを抑えて堂々の首位(軽自動車は除く)。ヤリスはかつてヴィッツの名で売られていたが、今回から世界共通の名前に変更。同時にヨーロッパ車的な凝縮スタイルやスポーティーな走り味を得た。ハイブリッド仕様は驚異的な燃費を誇るとはいえ、広 燃費の良さだけじゃない 新型ヤリスが売れる理由
「ゆるキャラっぽさ」捨てたハスラーの快進撃は続くか 5月18日 国内累計48万台と想定外のヒットを飛ばした軽SUVのハスラーが、2020年1月にモデルチェンジした。人気モデルの後継車は、どのくらい新しさを盛り込むのか、さじ加減が難しい。果たして新型ハスラーは、先代同様の人気を維持し続けられるのか。新型に潜む意外なリスクを、小沢コージ氏が指摘する。 「ゆるキャラっぽさ」捨てたハスラーの快進撃は続くか
新型フィット 「アナログ風味」で人に優しい使い心地 4月6日 ホンダの大黒柱コンパクト、フィットが4代目にフルモデルチェンジした。新型は、電動風味を強調した2モーターハイブリッドのライバル、日産ノートe-POWERとはウラハラの、優しい味付けだ。なぜホンダは、童話『北風と太陽』でいうところの太陽を選んだのか? 商品開発責任者の田中健樹氏を小沢コージ氏が直撃した。 ■好調e-POWERに優しいおかゆ風味で立ち向かう 小沢 新型フィットハイブリッドに改めて公道で試乗 新型フィット 「アナログ風味」で人に優しい使い心地