被災地議員が語る震災10年 東日本大震災10年 政治 2月19日 東日本大震災から間もなく10年を迎える。復興はなお道半ばで、13日には余震とみられる最大震度6強の地震が襲った。震災の被害が大きかった東北地方選出の国会議員に復興への取り組みを聞いた。 風評打ち消し、各国大使に直談判 自民・菅家一郎氏(衆院福島4区) 「もう故郷には帰れない」。涙を流す被災者を何人も見てきた。東日本大震災が起きた2011年、福島県会津若松市長だった自民党の菅家一郎氏は東京電力福島 被災地議員が語る震災10年
衆院選前の通常国会、支持率上がりにくく 予算委論戦へ 菅内閣 新型コロナ 政治 1月25日 国会は25日、衆院予算委員会で与野党による論戦が始まる。10月までの衆院選を控える菅義偉首相にとって新型コロナウイルス対応などの答弁が政権の評価を左右する。過去の衆院選の年の世論調査を分析すると、通常国会の前後で支持率が下がるケースが多く、政権には険しい道となる。 25日から開かれる予算委は一問一答形式で、丁々発止のやり取りになる。2020年度第3次補正予算案と21年度予算案について3月末まで首 衆院選前の通常国会、支持率上がりにくく 予算委論戦へ
変わる政治の正月風景、議員は地元入り自粛 菅内閣発足 新型コロナ 政治 1月3日 新型コロナウイルスの感染が続くなかで迎えた2021年の正月は政治の風景も変わった。衆院議員の任期満了が10月に迫り、衆院解散・総選挙に向けた政治活動も新常態(ニューノーマル)への適応が求められる。 「大みそかは東京の自宅で家族と静かに過ごしています」。自民党の世耕弘成参院幹事長は昨年12月31日、地元・和歌山に戻らないとツイッターに投稿した。SNS(交流サイト)では東京からの地元入りを自粛する議 変わる政治の正月風景、議員は地元入り自粛
自民1強、遠い二大政党制 緊張欠く政治 政治 1月1日 2021年は小選挙区制を取り入れた衆院選の実施から25年を迎える。常に政権交代を意識し政治に緊張を与える――。二大政党制の掲げる理想に近づいたのか。その功罪を探る。 20年12月15日の自民党役員連絡会。出席者に報道各社の世論調査資料が配られた。菅義偉内閣の支持率の大幅下落を示したものだ。 資料に一文が添えられていた。結果の数字を「うのみにできない」。幹部は「野党支持率が上がったわけでもない。選 自民1強、遠い二大政党制 緊張欠く政治
黒川元検事長は「起訴相当」 検察審査会が議決 12月24日更新 東京高検の黒川弘務元検事長(63)が新聞記者らと賭けマージャンをした問題で、東京第6検察審査会は24日までに、賭博容疑で刑事告発された黒川氏を不起訴(起訴猶予)とした東京地検の処分について「起訴相当」と議決した。議決は黒川氏について「長年賭博行為を続け、規範意識が減弱している」と指摘した。議決は8日付。 地検が今後、再捜査する。黒川氏は賭博行為をしたことは認めており、刑事責任を問うことの妥当性が 黒川元検事長は「起訴相当」 検察審査会が議決
ベートーヴェン生誕250年 歓喜求めた「楽聖」の軌跡 The STYLE 12月22日更新 ドイツの偉大な作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827年)。苦難を乗り越えて生み出した交響曲第9番「第九」は、世界に類のない歳末の風物詩として日本に広く深く根ざしてきた。生誕250周年の今、「楽聖」の軌跡を見つめ直してみよう。新型コロナウイルス禍という逆境を乗り越えて、「歓喜の歌」が格別な響きをもたらすいつの日かを求めて。 ■平和と協調の象徴 第九が生む連帯感 フランス革命 ベートーヴェン生誕250年 歓喜求めた「楽聖」の軌跡
存続の危機に立つ社民党 政治 12月18日 前身の社会党時代を含め75年の歴史を持つ社民党が存続の危機に立つ。11月の臨時党大会で事実上の分裂が決まり、いずれ国政政党の要件を失いかねない状況に陥った。自民党と「55年体制」の一翼を担った老舗政党の衰退は四半世紀前に始まった。 11月14日、都内で開いた党大会は大荒れの展開となった。議題は立憲民主党が呼びかけた合流案。福島瑞穂党首は冒頭から「解散、合流の道は選択しない」と党存続を主張した。土 存続の危機に立つ社民党
自民資金、立民の2倍超 平均5659万円 19年収支報告書 政治 12月4日更新 国会議員の資金管理団体と政党支部が2019年に集めた政治資金について、議員1人当たりの実収入の平均額を政党別に見ると、自民党が5659万円でトップとなったことが4日、共同通信による政治資金収支報告書の集計で分かった。野党第1党、立憲民主党(2607万円)の約2.2倍で、議員別では上位20人中19人を自民が占めた。収入1位は立民の小沢一郎衆院議員で4億4227万円。うち3億4千万円は貸付金の債権放 自民資金、立民の2倍超 平均5659万円 19年収支報告書
ねじれぬ国会、参院の岐路 薄れる与野党調整の役割 政治 11月6日 衆参両院の多数派が異なる「ねじれ国会」が2013年に解消されて7年がたつ。参院の法案審議で与野党が調整する役割が薄れ、衆院との違いが分かりにくくなった。かつて「ドン」と呼ばれた衆目が一致する実力者も今は見当たらない。転換期を迎える参院の歴史と行方を展望する。 9月、埼玉県の病院で村上正邦氏が88歳で亡くなった。1990年代後半に自民党の参院幹事長や議員会長を務め「法皇」の異名を持った。自民党が過 ねじれぬ国会、参院の岐路 薄れる与野党調整の役割
弁当、新たなるよそおい 小さな素晴らしき世界 The STYLE 10月16日 1つの箱に詰め込まれたバラエティー豊かな料理や彩り。繊細な美意識が凝縮された小さな、素晴らしき世界が新たな姿を見せ始めている。どこかぬくもりを感じさせながらも、日常に「ハレの日」の特別な雰囲気も醸し出している。海外ではクールでヘルシーな「BENTO」として存在感を高めてきている弁当の、今と昔を見つめ直してみよう。 ■「誰かのため」に思いを込め 新型コロナウイルス感染が広がったことによる新たな日常が 弁当、新たなるよそおい 小さな素晴らしき世界