生保はそれでも株を買う 金利上昇、持続に懐疑的 スクランブル コラム 株式 3月1日 米金利上昇を受けて株価が急落した前週末から一転、日経平均株価は1日に大幅に反発した。自律反発の面もあるが、米金利が上がっても株を買い続ける機関投資家の存在は見逃せない。本来なら債券で運用したいが、それでも株しかない。現状では「株から債券」のマネー急転換が生じる可能性は低いといえそうだ。 1日の東京株式市場で日経平均は前週末比697円(2.4%)高の2万9663円で引けた。前週末に1202円安と歴 生保はそれでも株を買う 金利上昇、持続に懐疑的
株高の死角は米金利上昇 生保マネー、外債シフトも スクランブル 株式 1月7日 7日の日経平均株価は急反発した。市場が注目していた米ジョージア州での上院議員選決選投票で民主党が2議席を確保し、バイデン次期政権による大型経済対策への期待が高まった。しかしこの日の株高に違和感を抱く市場関係者もいる。増発観測から米国債の利回りが節目の1%を超えて上昇。投資マネーが株から債券へ流れる可能性が浮上しているからだ。 「株高をどう解釈したらよいのかわからない」。国内の機関投資家の担当者は 株高の死角は米金利上昇 生保マネー、外債シフトも
社債 日銀買い増加に警戒 生保勢は苦境に ポジション コラム 12月25日 社債投資家の間で日銀買いへの警戒感が強まっている。日銀が18日の金融政策決定会合で2021年3月以降に社債の購入増につながる決定をしたためだ。12月は大型起債が多かったものの、旺盛な需要と日銀買いで思うように買えなかった投資家が多い。日銀買いの増加と利回りの低下が続きそうで、生命保険会社などの21年度運用計画にも影響を与えそうだ。 「年末年始には21年度の運用計画策定に向けた頭の体操をしないとい 社債 日銀買い増加に警戒 生保勢は苦境に
日本国債に「苦肉」の3兆円 主要生保10社の運用計画 金融最前線 新型コロナ 主要金融ニュース 金融機関 10月27日 国内の主要生命保険10社の2020年度下期の運用方針が27日、出そろった。海外の長期金利の低下を受け、これまで生保の運用を支えてきた外国債券の投資は1兆円規模で減る。一方、25年の新資本規制の適用を控え、日本国債への投資額は通年で3兆円規模で増える見通しだ。 日本経済新聞社が日本、第一、明治安田、住友、富国、太陽、大同、朝日、大樹、かんぽの生命保険各社から20年度上期の実績と下期の運用計画を聞き 日本国債に「苦肉」の3兆円 主要生保10社の運用計画
買い意欲高まる日本株 業績期待、「下げ好機」値踏み 7月27日 27日の東京市場で日本株は続落して始まったものの、底堅い展開となった。日本の連休中に米中両国が互いの総領事館を閉鎖するなど対立が激化する中でも、需給環境の良好さを背景に押し目買いの好機と捉える投資家が多かった。利回り確保に加え、日本企業の業績底打ちを期待する声も出始め、今後も日本株の下値は限られそうだ。 「米債の利回りは低すぎるし、日本国債はキャッシュ潰しでしか買えない。利回り確保のためにも、日 買い意欲高まる日本株 業績期待、「下げ好機」値踏み
日本株、上げ一服でも視線は「上」 生保が警戒解除 6月5日 5日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比78円(0.4%)安の2万2616円で午前の取引を終えた。前週からほぼ休みなしで急騰してきただけに、上げ一服の展開だったが、市場関係者の目線はさらに「上」を向いている。二番底を警戒していた生命保険会社も先物ヘッジ売りの解除に動いたとみられ、早くも「相場は長期上昇トレンドに回帰する」との声が聞かれ始めた。 「世界の政府と中央銀行がこれだけ政策対応しているの 日本株、上げ一服でも視線は「上」 生保が警戒解除
金利消滅 それでも稼ぐ 日経ヴェリタスセレクト 11月6日 「あえてリスクをとるしかない」。神奈川県の50代男性は最近、約2000万円のドル建て債券の購入に踏み切った。約10年前に買った円建て社債が償還を迎えたが、国内の利回りは1%を切り再投資先がない。結局、返済順位は低いが4%近い利回りを確保できる米プルデンシャルの劣後債を買った。「迷っているうちに利回りがさらに低下するかもしれない」と決断した。 10月30日、米連邦準備理事会(FRB)は今年3回目と 金利消滅 それでも稼ぐ
低格付け債に熱視線 運用難、利回り求め急浮上 4月26日 国内で初めて無担保普通社債が発行されてから34年。社債市場の歩みはほぼ平成の世と重なる。改元目前のいま、にわかに市場の関心を集めるのが格付けの低い社債だ。長引く金融緩和で運用難に直面する投資家は、多少の信用リスクを負ってでも利回りを追求する。日銀の政策対応も投資家を後押しする。 「社債の金利水準の低さにがくぜんとする」。富国生命保険の小野寺勇介財務企画部長はこうこぼす。今週の流通市場では三井不動 低格付け債に熱視線 運用難、利回り求め急浮上